田中俊行のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
オカルトコレクター・田中俊行氏の怪談集。2024年作品。二見書房から出版された田中氏単独著書怪談集は前年の『あべこべ』に続いて2作目。
前作は、田中氏が語る怪談の代表的なものを中心に収録していましたが、今作では全ての怪談に「紙」が登場する怪談集となっています。
単に曰く付きの紙、というだけではないので、各怪談の、どこで「紙」が出てくるのか、と、楽しみになります。
中には、画布紙ではないのでは?というものもありましたが、それも含めると、まあ、全てに「紙」は登場しました。
呪物コレクターの田中氏らしさが良く出た怪談集になっていたと思います。
前作でもあった、ラストの一文で余韻を残す、という手法 -
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Posted by ブクログ
一気読み。
本の作りもとてもよかった。活字の感じとか。
田中俊行さん前からずっと気になってて格好いいひとだなーと思ってたけど文体も好きだ。間に挟まってる絵も良い。好み。
気になったり良かったり怖かったりしたはなし。
『あべこべ』『予感』『橋津の海岸』『芋虫』『まぼろしのうどん』『マナーさん』『犬の話』『深夜に戸を叩く』『それに会うと』
『あべこべ』はやっぱり怖い。手の甲を打ち合わせるって普通に出来へんし。
『まぼろしのうどん』は過去の世界に行ってたってこと。めっちゃ興味深い!
『犬の話』はかわいすぎる。おっちゃんが柴犬のはなしを聞くとことか想像しててもかわいい。
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Posted by ブクログ
国道1号線自体が怖いのかと思って、YouTubeとかで調べたりしてこの本を読んだのですが、この近くで起こった事件や怪奇でした。
仏教用語の六道の分岐とされる辻が京都の珍皇寺辺りだそうで、このお寺はあの世の入り口とされる井戸も残っているそうです!
そのすぐ近くに国道1号線が走っていてあの世の入り口に繋がっているとか。。。
怖いと思いながらもなぜか深夜に怪談を読みたくなるときがあるんです。怖いもの見たさというか刺激が欲しいのでしょうか。
話の内容は、ほんとにゾッとするものもいくつかありました。
仕事で疲弊して家に帰りたくないサラリーマンが日比谷公園大噴水の前で見たものに連れて行かれそうになっ -
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