大崎善生のレビュー一覧

  • 聖の青春

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    随所で涙が止まらない
    この作品を手に取ることができて、多少の知識を持ちながら読めたことで、将棋を趣味にして本当に良かったと思った。

    森一門会が井上一門会と日にちが近くてなかなか行けないけど、森先生にお会いしてみたい!
    来年は検討しようかな…

    井上慶太先生のエピソードもでできて、慶太先生のお人柄の素晴らしさをあらためて感じた。

    そしてこの頃は今より棋士が自由な感じ!
    今の若手の方がストイックそう笑

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    2026年09月25日
  • 聖の青春

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    村山聖棋士の人生を書いた小説であることは知っていて、前から読みたいと思っていたがなんとなく積読。数ヶ月かけてようやく読み終わった。
    絶対に面白い小説だと思っていたから、ゆっくりと読みたかったのかも。

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    2026年08月04日
  • 聖の青春

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    29才で亡くなった棋士、村山聖の生涯を描いた作品。重い腎臓病を抱える村山の、執念にも近い将棋へのひたむきさに胸を打たれました。
    将棋界には師匠と弟子がいて、現代においては形だけの師匠がほとんどの中これだけの師弟愛で結ばれた師匠と弟子は今後も出てこないのではないかと思われます。

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    2026年07月28日
  • 聖の青春

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    好きな本、多分読むの3,4度目。実家の本棚にあったのを引っ張り出して再度読む。

    小さい頃に発病し病気と闘いながら棋士としてプロを目指す聖。小さい頃病棟でしたいくつもの別れから生命の大切さを想い、それゆえに今を一生懸命行きるエネルギーが心打つ。
    とともに、この時代は良かったよなぁとも感じる。今でも若い人でこの様に熱く生きているだろうか?何かクールな気がする。

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    2026年07月24日
  • 聖の青春

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    短くとも太く生きた漢の一生を描いています。
    病に侵されながらも、名人を目指して戦い続けた漢。
    羽生名人と同世代で鎬を削った仲間であると同時に、今の将棋界を担う重鎮たちにも将棋への向かい方に影響を与えてるのだなと、胸が熱くなりました。
    今は藤井名人という怪物が八冠を狙っていますが、本当に目が離せないです。

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    2026年06月08日
  • いつかの夏 名古屋闇サイト殺人事件

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    私たち一人一人に人生があって、その人を愛してくれる存在がいる。それが理不尽に終わらせられることが起きている。名古屋闇サイト殺人事件、これほどまで残虐な行為をした加害者三人を到底許すことはできない。
    利恵さんはきっと天国で、お母さんを誇らしく思っているだろう。彼女は決して、悪に怯まなかった。
    その勇気を私も見習いたい。

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    2026年02月17日
  • 聖の青春

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    棋士•村山聖さんの生涯は子供の頃、読んだマンガで知っていた。
    生きる。とはなにか
    人生。とはなにか
    考えさせられた。
    たらればだけど、彼が名人になって夢を叶える所を見てみたかった。

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    2026年02月08日
  • 将棋の子

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    こんなに高い壁を越えて来たのがプロの将棋指しなのかと改めてすごい世界だと思った。プロのゴールテープを切った人のみならず、才能がありつつも辿り着けなかった人たちにも並外れた努力、ドラマがあるのだと初めて想像した。そんなことを将棋とは無縁の私にも伝えられる大崎さんの存在も将棋界の宝だと思う。
    そして、成田さんに伝えたい。お母さん、ぜーったいすっごく幸せだったよ!断言できる!

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    2026年02月07日
  • 聖の青春

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    オーディブル
    すごい人がいたのを今知った。
    本当にすごい人生。
    命をかけて、なんて、簡単に言えない言葉だと思った

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    2026年02月07日
  • 聖の青春

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    村山聖という稀な天使のようなピュアな魂 めちゃくちゃ良かった。精神的に強くて負けず嫌いで根性があって強い夢があって。人柄は可愛らしくて強情で憎めない稀有なキャラ。とにかく村山聖の魂レベルがたぶん高くて、人は平等であるとか、病気から教わったとか、良くも悪くも人を評価しないとか。考え方が1つも2つも上の見解をしていてすごい。

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    2026年03月14日
  • 将棋の子

    ネタバレ

    勝敗の歴史

    著者の代表作といえば『聖の青春』であるが、個人的には此方と双璧をなす作品だと思っている。『聖…』では勝ちに全賭けの者と、今作の負けに転ぶ者、どちらも描き切っているのが素晴らしい。本当に甲乙付け難いのだが、折角なので敗者(?)の方にレビューさせて貰いました。

    #じれったい #エモい #共感する

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    2025年12月19日
  • 孤独か、それに等しいもの

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    2020年2月2日日経朝刊 文化欄に大崎さんが書いていて、中学生の受験問題に取り上げらる件から息子さんとの会話がある。作者本人にここで何を示唆しているのかという問いに、本人に聞いてみたいよと、回答にバツがついて…国語の授業が楽しみになるといいだが。著者の生き様に感化され、作品に浸る

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    2025年10月29日
  • パイロットフィッシュ

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    読書の秋ってことで積読してきた本を読んでいて、その中の一冊がパイロットフィッシュでした。
    何でずっと読まずにいたんだろうと思うくらいとてもいい本でした。章ごとによって話の展開が異なるので少し頭を整理しながら読む必要はありましたが、内容も非現実的なお話ではないので、感情を重ねながら読むことができます。私の性格的に、感情移入をしがちなのですが、この本は特にそうでたくさんの登場人物に感情移入をしてしまいました。次は?次は?とどんどん内容が気になります。一つの章もそんなに長くないのでサクッと読めますが、読んだ後の余韻はしっかり重いです。
    記憶を消してもう一度読みたいと思えるような本です。

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    2025年10月22日
  • リヴァプールのパレット

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    癌闘病の中で書かれた作品

    幼い妹との思い出
    いつも2歳違いの兄の後をついて
    同じことをやりたがった元気な子
    不治の病で入院し
    兄と同じ中学校に行きたいと
    泣いた妹の為に医師である父親に
    抵抗しついに通えるようになる
    その間兄は毎日車椅子の妹に付き合う

    再入院した時も毎日見舞いに行く
    何だか切ない
    姉からプレゼントされたビートルズ
    妹にも聞かせて
    彼女もファンになり
    習いたての英語で訳詞を試みる

    作家となり
    イギリスの取材旅行を終え思い立って
    リバプールへ向かう
    セントピーターズ教会で思いがけない
    エリナ・リグビーの墓を見つける

    札幌で育った著者の感性が育まれた
    風景が絡んで
    過去を思い出して心がざわつく
    そんな作品

    生きているといろんな過ちを侵すけれど そうやって生きていくんだよね
    そしていつかは逝くんだ

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    2025年09月29日
  • 聖の青春

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    すごい小説?伝記??だった。
    生きた軌跡が、奇跡が
    猛烈な筆圧で記されている。
    力強すぎて、苦しい程だった。
    それは村山聖の凄み以外の何物でもない。
    彼が執念強く生きたこと、
    そのこと自体に感謝せざるを得ない。

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    2025年09月03日
  • パイロットフィッシュ

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    美しい水槽で輝きを放ち、群れを成して泳ぐパイロットフィッシュ。心地良いビートルズナンバー…どこか切なく、透明感ある筆致に心を引かれる。吉川英治文学新人賞受賞作品。

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    2025年08月23日
  • 将棋の子

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    名著。
    プロローグの中座真の最後の三段リーグの話で、本書の魅力に一気に引き込まれた。
    心を深く動かされるのは、著者の、夢破れたものに対する眼差しの優しさのせいなのだろう。

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    2025年07月12日
  • 聖の青春

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    プロローグ

    盤上には、初手とは思えぬ重苦しい空気が漂っていた
    相手の顔を一瞥し、ゆっくりと右手を駒へと伸ばす
    その一手に、数十通りの読みが詰まっている
    指先が駒に触れた瞬間、部屋の空気が微かに揺れた気がした

    本章
    『聖の青春』生命賛美の★5
    皆様は、ご存知だろうか?
    あの天才、羽生善治の裏にもう1人の天才がいたことを、、、

    プロデビュー当時、東の天才、羽生善治に対し
    西の怪童、稀代の棋士、村山聖という漢がいた!

    彼は、5歳の時、腎ネフローゼを発症し、29歳という短い生涯を全うするまでその病と晩年に発症した癌そして、将棋と闘った

    病を抱えながら、14歳で故郷広島を離れ、師匠森信雄がいる大阪へ行き、師匠との共同生活が始まる
    病により、ろくに学校に行けなかった聖は、パンツの洗濯から髪の毛のシャンプーも師匠にやってもらっていた
    純真無垢、天真爛漫とは聖のための言葉のようで、
    先輩棋士に対してもタメ口で話し、それでも皆から可愛がられ、愛された人物だった

    入退院を繰り返しながら、病室から対局に向かうこともしょっちゅうという状況の中、奨励会突破からA級八段に駆け上がるまで、ただただ真っ直ぐ、自身の死期をまるで悟っているかのようにひた走った!

    29歳の生涯と認知していながら、読中は死なないでくれと何度も願ったし、終盤は涙で多くの印字が滲んだ

    将棋という盤上に命を賭して大輪を咲かせた
    怪童村山聖という漢に最大の賛辞を捧げたい

    因みに、天才羽生善治との対戦成績は6勝8敗
    内、一戦は入院していたため不戦敗
    よって、ほぼ互角である

    もし、彼が生きていたら
    そう、あの人とも、、、


    エピローグ

    張り詰めた一室で向かい合っているのは、
    村山聖と藤井聡太

    将棋を愛するものなら誰もが望む夢の対戦だ
    しかし、それは叶わぬ夢の対決
    独創的な指し手の聖は、藤井聡太相手にどんな一手を繰り出したのだろう

    きっと嬉々として鬼手を放ったに違いない



                         完

    あとがき

    “何のために生きる。
    今の俺は昨日の俺に勝てるのか。
    勝つも地獄、負けるも地獄。99の悲しみも1つの喜びで忘れられる。人間の本質はそうなのか?
    人間は悲しみ苦しむために生まれたのだろうか。
    人間は必ず死ぬ。必ず。
    何もかも一夜の夢”

    彼が20歳前後に書いたメモ書きだ
    そして、21歳の時に、こうも記している

    “僕は死んでも、もう一度人間に生まれたい。”

    彼の人生という年輪は、誰よりも密度が濃かったのか、、、

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    2025年06月23日
  • リヴァプールのパレット

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    好きな作家さんだった。
    まさか、亡くなっていたなんて・・・
    たまたま手に取った本が、最後の作品だったなんて・・・

    心にしみるような文体の流れが、好きだった。
    言葉の使い方が丁寧で、表現がとても豊かだった。

    とても、切ない・・・
    以前の作品をまた読みたくなった。

    ビートルズの歌が脳内に反響しながら、
    北海道の雄大な景色を浮かべつつ、
    ストーリーにのめり込み、涙が止まらなかった。

    あちらの世界でも、書き続けてほしい。
    ご冥福を祈ります。

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    2025年05月28日
  • リヴァプールのパレット

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    3つの短篇小説と藤井聡太氏への『声なき祝辞』を収録。淑やかで透明感のある文章が胸を打つ。『リヴァプールのパレット』に落涙。著者の作品をもっと読みたかった。優しい作品をありがとうございました。合掌。

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    2025年05月23日