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Posted by ブクログ 2021年03月20日
燃え尽き症候群の人、人生失敗した、って思ってる人、読んでください。
どうしてもうまくいってる(ように見える)人が目について、自分はそうなれなかったからもうダメだ死んだ方がマシだって思ってました。成功が期待されてたのに成功できなかった人、劇的なドラマティックな展開にならなかった人たちの話なのに、いや...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年09月11日
「成田英二」という人をはじめとする羽生善治と同世代の人間が、夢に敗れながらも奨励会で切磋琢磨した思い出を糧に残りの人生を生きていく物語。
羽生善治といった「本当にすごい人」ばかりが有名になるが、その裏で多くの人が、実力や運に恵まれず挫折する現実を突きつけられる。
ノンフィクションならではのままならな...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年08月11日
私、将棋はルールを知ってる程度でほとんどの人に負けるレベルだと思います。
「聖の青春」の著者、大崎善生さんの2作目。講談社ノンフィクション賞受賞作です。
将棋の世界では三段と四段では天国と地獄ほどの違いがあるようで、三段は奨励会というプロへの登竜門、四段からはプロとなります。
奨励会には26歳...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年07月23日
奨励会の仕組みについては多少知っていたが、20を過ぎて挫折していった若者たちのことについて、深く思いを馳せたことはなかった。
筆者の最後の主張・問題提起については共感できるものではなかったが(時代の流れ?)、退会していった者達のその後の人生と、その後彼らがどう将棋に向き合っているのかは、とても胸を打...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年01月28日
ネットでノンフィクション本の名作としておすすめされていたから買ったけど、本当に名作だった。涙が止まらなかった。
通常の「勝ち組」の方に焦点を当てるのではなく、表舞台に立つことなく、奨励会を去って行った「負け組」について掘り下げているところが良かった。プロになることがいかに難しく、また将棋のみに打ち込...続きを読む
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