平野耕太のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ5年ぶりの新刊で内容忘れてるかと思ってたけど、菅野直登場までの5ページで前巻の引きをスッ……と思い出し瞬時に話が繋がったのは作品の力か。好きな作品だからか。
相変わらずテンポ良く面白かったし菅野直すきすぎる。
以下ネタバレ
土方が矛を納め、義経が寝返った件は頭では納得しつつも、なんかこうもやもやする。最初から決まっていた事やろうけど、「展開上の都合」というものがはっきり見えすぎるというか。
いや、土方と新撰組の皆さん方はまあええんや。菅野直という(土方にとっては)ポッと出のようわからん男に新撰組アゲられて心がぴょんぴょんしてしまったきみらちょっと単純すぎる気もするけど……死んだ後の世代からの評価聞いたらやっぱ大なり小なりこうなるかなあ
問題は義経の方で、これはちょっと「はぁ!?」てなった。読んでて流れが「え?今これどうなってんの?」て思うくらいギクシャクした。
もちろんこのルートを義経は待ち伏せする時点で頭に置いていたことは仄めかされてるけど。
まあ、しかしこの奇妙な行動こそが与一の言うたったひとりだけ知っている人物(=義経)ということなのだろう。まあ、この台詞を吐く時の与一の嬉しそうな表情……過去6巻で一度も見たことないし、与一のこんな顔見る未来があるとは思わんかったわ(^ω^)
その後の飛竜艦内での軍議?におけるスキピオの関ヶ原評……旧陸軍がドイツから招いた軍人が布陣図をパッと見で西軍勝利宣言の話は眉唾よなあ。スキピオはこの話の構造のおかしさを修正した評価をくだしたけど、最近の研究では開戦から終始東軍による大虐殺で一瞬で決着ついたみたいな感じなんやっけ?それは織り込まれてはなかったな。