関ヶ原の戦の最中、突如として異世界へと送り込まれた島津豊久。エルフやドラゴンなどもいるファンタジックな異世界に、豊久だけでなく「ドリフターズ(漂流者)」と呼ばれる歴史上の偉人たちが集う。そして始まる異世界での国奪り。
途方に暮れたくなるほど荒唐無稽な設定に「ぬおっ」と思いながら、戦闘描写の迫力やテンポの良い展開にグイグイ引き込まれる。そしてなんと言っても、ベタ塗りを活かした画風がスタイリッシュで堪らない。
登場人物たちは各国の偉人なだけあって、キャラ立ち具合もハンパない。私のイチオシは早々に登場する織田信長from本能寺。頭のキレが鋭く、残酷で、そしてお茶目で割と世話好き?なキャラクターが、いい親父すぎる!
テンコ盛りで、スタイリッシュで、とにかくマンガ性ビンビンの作品です。
2016年には、アニメ化も決定。ますます熱い展開が期待されそう。(書店員・牛肉)
感情タグBEST3
Posted by ブクログ 2019年07月31日
お豊の演説がホンマ好き。
アニメだと中村悠一の声が説得力ありすぎで「この人と一緒に戦いたい」と思わせるまさにカリスマって感じ。
汚い事をお豊にやらせないようにする信が好きですね。
信はお豊を大事にし過ぎているな…身内に甘いね…そこが良い。
オルミーヌに助けられてしっかりお礼をいうお豊はやっぱり育...続きを読むちが良いと思う訳で。流石数百年続く島津家の坊ちゃんだわ。可愛い。
与一の戦いっぷりも格好良くて何度も見直してしまいます。弓で接近戦、実際には弓の利点とは…って思っちゃうけど絵的に格好いい。
Posted by ブクログ 2019年07月12日
いよいよドリフターズとエンズ(廃棄物たち)の対決が始まる二巻である。
ドリフターズを後援する十月機関のオルミーヌとの邂逅、エルフたちへの檄、そして始まる世界史に名を残す煽動者が作り上げたオルテ帝国への反乱。
そして巻末を彩るのが、黒王からの刺客であるジャンヌ・ダルクとジルドレとの対戦である。
...続きを読む 実にテンポよく物語は進み、合間に帝国サイドでのサン・ジェルミ伯の視点による「帝国詰んでね?」的な世界情勢にも触れられている。
楽しく読ませていただいた。主役三人の、特に豊久の言葉の強さは際だっているだろう。
今回は星五つで評価したい。
刊行ペースの遅さだけが気になるところだが(二巻ですでに前巻から一年三ヶ月の間が空いている)、内容の濃さ自体は素晴らしいの一言だ。
Posted by ブクログ 2018年12月09日
今回はすっかり戦記もののおもむき
バトルものでなくこちら路線なのか
そこかしこの表現が『ヘルシング』のセルフパロディのようにみえてしまうが
そこはまあそういうものなのだろう
Posted by ブクログ 2013年10月29日
カバー下表紙に吹いたw
表紙:闇金ウシフターズ・・・第六天魔王の「鬱ブログ」と称したつぶやき。
裏表紙:漂流物候補・・・サンテグジュペリさん、秀頼with淀殿、重巡インディアナポリス、エルビス。絵もコメントも楽しすぎるわ!
これがあるとコミックス購入したくなるんですよね~
中身ではエルフたちをうま...続きを読むく煽っていく豊久にゾクゾクされっ放しでした。
滾る。
Posted by ブクログ 2013年06月09日
2巻になって、かなり面白くなってきた。エルフ達と国獲りを始めた豊久達。戦いの構図みたいなのが少しずつわかってきたので、これからどうやって戦をしていくのか楽しみ。
Posted by ブクログ 2012年07月09日
二巻に入りさらにエンジンがかかってきた印象。もう多くは言わない、もう少し発刊ペースを上げてくれたらそれでいい。いやヒラコーにとっては充分過ぎるほど「多く」になるんだろうけどさ。
Posted by ブクログ 2012年04月20日
やばい!!おもしろい!!!
主人公島津豊久は、関ヶ原の合戦最中に重症を負い、突如エルフやオークのいる異世界に辿り着いてしまう。その世界には、豊久同様に流れ付いた織田信長や那須与一らがいた。彼らは「漂流者(ドリフターズ)」と呼ばれ、何故この世界にやってきたかもわからないまま、人間族のオルテ帝国の支配...続きを読むを受けるエルフの村を蜂起させ国奪りを始める。
一方、北では漂流者同様にこの世界に辿り着きながら人類を絶滅させようとする「廃棄物」と呼ばれる軍勢が行動を起こしていた。
…みたいな。
だって、もう豊久と織田信長と那須与一が一緒に居たりして、ラスボスっぽい人が完全に十字架背負う感じだったり、ワクワクが止まらないです。
どうなっちゃうんだろ。
続き絶対買うと思います。楽しみです。メインの3人がみんな素敵。
Posted by ブクログ 2012年04月13日
この人の作品は面白いなぁ。
「ヘルシング」も好きだったけど、あっちは内容がまぁ若干アレだったので人にオススメしづらかったが、こちらは一変多くの人にお勧めしやすい内容。
やはりね、生きるものは心意気を持つべきです。
恥という概念を心根に持たなければいけません。
そんななんか良い感じに熱くなれる作...続きを読む品。
面白い!
Posted by ブクログ 2012年03月15日
ヘルシング以来の平野氏作品。
相変わらずこの人の登場人物の世界観は心地良い。
容易な勧善懲悪では推し量れないモノが渦巻いていて、廃棄物と称される側を統べる人物の正体にいろんな意味でハラハラする。
予想が当たっていればの話なのだが。
Posted by ブクログ 2012年02月28日
うおー!むねあつ
やっぱり面白い。残酷だし登場人物が善人と言い切れない漫画だけども、ものすごいパワー。
1巻読んでからだいぶ間が空いたので、廃棄物側に土方さんいること忘れてた…。
3巻はいつ出るかなー。
最近読んでる漫画に当たりが多くて嬉しい
Posted by ブクログ 2012年02月24日
とりあえず国奪りしちゃう信長様ステキ。
そしてがんばって言葉を覚えた与一さんと、ものすごく悪そうな義経さんもステキ。
豊久は……うん、なんか狼みたいに思えてきました。
そして女の子はそこまでじゃないのに、美少年キャラの色気がただならないのは一体どういうことか。
Posted by ブクログ 2012年01月31日
待ちに待った2巻。
期待以上の素晴らしさでした。全てが。
何ですか、この、いちいちツボを直撃する感覚。
メインのストーリーも、だれる事なく、さくさくと進み、かと言って飛ばすという訳でもなく、丁度良いテンポです。
豊久、信長、与一の関係とかバランスも絶妙だし。
ここぞという場面での盛り上げ...続きを読む方も、うまいの一言。
オルテの創始者は、いつか登場するだろうとは思っていましたが、あの人でしたか…。
漂流者(ドリフターズ)側の登場人物も皆好きなのですが、廃棄物側の登場人物たちも魅力的過ぎます。
そして、あちこちにこっそりと(?)散りばめられた、数々のネタ。
あー、もう。平野先生、ヲタクなんだから。と、ニヤリとしてしまいます。
歴史好きにもサブカル好きにも、そしてファンタジー好きにも…と言うか、あらゆる人に読んでみて欲しいです。
Posted by ブクログ 2019年12月08日
マイヨジョーヌみたいな名前の奴は驚いてたけど、廃棄物の軍勢相手に、3名で挑めと言われたら国取りになるわな。そりゃ。
巻末で触れられてますが、ジルドレ、エグいなWikipedia見ただけでドン引きですわ。
Posted by ブクログ 2018年06月17日
乱世を生きたものならではのやり方で敵を倒していく豊久、信長、与一の勢いが1巻と変わらずすごい。偉人たちがファンタジー世界で暴れ回る姿はなかなか痛快。オマケページのノリが合わないのが唯一の欠点か。
Posted by ブクログ 2017年10月19日
十月機関のオルミーヌが仲間?に入り、
エルフ達も行動を共にし、
ドワーフ解放して、快進撃のノブさん(笑)一行。
それを阻む“廃棄物”の方々の姿も・・・ジャンヌさん!
他に、義経とか~サン・ジェルミ伯とか~
(たぶんサン・ジェルマンだね)いろいろ登場!
や~面白いです♪
ノブさんの戦術、エゲつないけど...続きを読むスゴイなぁ!
Posted by ブクログ 2014年08月20日
1巻から随分間を開けてしまったので、思い出すのに一苦労。
島津豊久と織田信長と那須与一と言うメンツがエルフ族を開放するとかそんな感じの所。
そして、ジャンヌダルク&ジルドレとの戦いとか。
何と言うか、ヒラコーかなり殺りにきてますなあ。
この先どんな御人が出てくるやら。
Posted by ブクログ 2013年07月01日
だれかが、裏でストーリーを書いてる?
なんか、きのうも、そんな話をしていた気が……流行か?
紫とか言われているということは、式部?
そして、ジョブスは、いつでてくるの?
Posted by ブクログ 2013年06月22日
最初はあまり面白くなかったけど、仲間増えて敵を潰すという展開がシンプルながら楽しくなってきた。エルフを救った後、エルフと共に戦う。その時に、日本の戦国時代の思い出話?とかが混じってくるのも面白い。
Posted by ブクログ 2013年05月14日
エルフ村を扇動し、オルテ軍をせん滅する漂流物。オルテ帝国の国父はナチスのヒトラーっぽい(故人)。
他国にも漂流物はいるらしい。
やがて豊久らの元に黒王の手先ジャンヌ・ダルクとジルドレがやってくる。
Posted by ブクログ 2013年03月30日
血湧き肉踊る、歴史シュミレーションSF(?)
お約束のハイファンタジーの世界の中で、歴史上の人物がどのように動いていくのか、非常にわくわくさせられる。
Posted by ブクログ 2012年05月15日
1巻はん~って感じだったけど2巻で全体と流れがわかり始めたとたんがぜん面白くなってきた(^^) 今後の展開も楽しみだけどどんな歴史上の人物が出てくるかも楽しみ☆
Posted by ブクログ 2012年02月17日
前巻に引き続き面白い。
信長の策略にわくわく。
オルミーヌの「これが怖いのよ この時代のニッポンのブシは同じ笑みで感謝と死が同居してるから!!」という言い回しがいいなぁと思った。
それぞれの思惑がどうぶつかるのか、胸が熱くなりますね。
熱くなるといえば個人的にはジャンヌさんに頑張って欲しい、貧乳はス...続きを読むテータス。
Posted by ブクログ 2012年01月26日
今更だけど、2011年に読んで面白かったマンガその1。
面白くて、とにかく引き込まれます。
歴史上のスゴイ人物を集めて異世界で戦争させてみよう、みたいなストーリーなのですが、とにかく登場する偉人たちのキャラが濃い!
メインは島津豊久、織田信長、那須与一の3人で、他にも時代国籍問わずなかなかスゴイ人...続きを読む選です。
この3人は人並み外れて腕が立ち、豊久なんかばっさばっさと敵をぶった切っていくのですが、その様は倫理観とか超越していて思わずかっこいい!と思ってしまうほど。
各々正統派というより、ダークヒーローっぽいところが魅力的。
物語はまだまだ序盤っぽい感じですが、1年に1巻ペースなのが非常にもどかしいです・・・!
Posted by ブクログ 2012年01月28日
六天魔王さまが豊久に父性本能くすぐられまくり、オタ名言をもじった発言しまくり。豊久ってばおじさまキラー。ウンコ大活躍。那須与一が11人兄弟だとは知らなかった。
Posted by ブクログ 2013年03月20日
1・2巻とまとめてレビュー。
歴史上の登場人物が日本国外問わずばんばん出てきます。
主人公側よりも敵側の登場人物にシンパシーを感じてしまうのは、やはり高校時代に世界史を選択していたせいだろうか。
ジャンヌ・ダルクの扱いがひどすぎると思います。笑えるけども。