あらすじ
関ヶ原戦中に異世界に迷い込んだ島津豊久は織田信長や那須与一と共に漂流者としてエルフやドワーフを仲間に加え、国盗りしていたが、人類廃滅に向けて着々と進軍する黒王軍に追い詰められ、豊久は信長を廃城に退かせてドワーフ軍と共にしんがりに。多勢に無勢、瀕死の豊久は土方と対峙。もみ合う二人の前にはもう一人の大暴れ男・菅野直が現われて!?歴史上の英雄たちが繰り広げるヒロイックバトル激動の7巻!
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関ヶ原の戦の最中、突如として異世界へと送り込まれた島津豊久。エルフやドラゴンなどもいるファンタジックな異世界に、豊久だけでなく「ドリフターズ(漂流者)」と呼ばれる歴史上の偉人たちが集う。そして始まる異世界での国奪り。
途方に暮れたくなるほど荒唐無稽な設定に「ぬおっ」と思いながら、戦闘描写の迫力やテンポの良い展開にグイグイ引き込まれる。そしてなんと言っても、ベタ塗りを活かした画風がスタイリッシュで堪らない。
登場人物たちは各国の偉人なだけあって、キャラ立ち具合もハンパない。私のイチオシは早々に登場する織田信長from本能寺。頭のキレが鋭く、残酷で、そしてお茶目で割と世話好き?なキャラクターが、いい親父すぎる!
テンコ盛りで、スタイリッシュで、とにかくマンガ性ビンビンの作品です。
2016年には、アニメ化も決定。ますます熱い展開が期待されそう。(書店員・牛肉)
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
菅野直さん、冒頭から大暴走で迷言珍言暴言しかない。
バルバロイ(島津豊久)VSバルバロイ(菅野直)の見苦しいヤンキーバトルてんこ盛りで大爆笑していた。
Posted by ブクログ
実に約4年8ヶ月ぶりの新刊。
与一と義経のやり取りの爽快さにやられ、スキピオの演説には鳥肌が立って、義経とハンニバルの茶番劇には、外で読んでいたのに笑わせられた。事務屋ミルズの地味な見せ場も中々に格好良い。
ドラマ性でもユーモアとしても、台詞回しと演出が相変わらず極まっていて、文句のつけどころのない読後感だった。残念なのは、次巻を読めるのがいつになるのか分からないことのみ。発刊される日が早く来ますように。
Posted by ブクログ
本編は空のヤンキーと地のヤンキーが元気で楽しいです
木いちごおじいちゃんと三十路少年王の2人旅も楽しいです
信もはやく元気になってほしい
おまけ漫画…ローディスト…うっ頭が
Posted by ブクログ
ケレン味、キャラ立ち、絵の魅力、文句をつけるところが見当たらない不世出の作家であり作品。
漫画は一度読むとあまり再読しないのだが、ドリフターズだけは何度も手に取ってしまう。
あ、文句をつけるところがひとつだけ。発刊間隔だけです。毎月新刊が読みたい。
Posted by ブクログ
5年ぶりの新刊を読み終わった最初の感想が「次の巻、はよ読みてぇ」なの、本当にすごくない?引き込まれまくる。
史実でも新撰組と飛行機乗り大好きなのでもうおなかいっぱい、幸せ。菅野が新撰組のことを語って総司が黒猫にゃーして、最高よ。
土方の離反と、義経の離反がイヤにあっさりだったけど、義経とおじいちゃんのペアが微笑ましすぎてイイ。
黒王軍の食糧事情とか、読みながら「ああ、確かに!」って思うところがたくさんあって戦略知略って面白いすごいーってなります。
Posted by ブクログ
5年ぶりの新刊!
6巻のヤバい展開から、何か一気に流れが変わったぞ。
あの人たちが黒王軍から離脱したり、
漂流者たちも合流したりで、戦略も変わってくる感じ。
ガアノ知ってるとは平野先生、さすがです。
また、廃城の眼鏡クンたちも兵站や後方支援等、
良い仕事しているのが描かれて、良かった。
城については詳しくないから、廃城って何処の城なのかが
分からないし、気になるところ。大坂城?
って、次はまた5年後・・・なのかな?それが心配なんですけど。
Posted by ブクログ
連載前の予告イラストに
例の童貞人間と思しき人物の居たことから
彼もまた漂流物のひとりなんだろうと思っている
凡庸な人間にも転生のチャンスはあるんだ
しかし!
そんな人が廃城の留守を任されて
荒ぶる淫獣エルフの食い物にされてしまったとき
いったい何がおこるのだろう
Posted by ブクログ
木いちごじいちゃんと義経の珍道中とか最高すぎる…!
豊久と菅野の2大バカコンビとかスキピオの見せ場とか廃城の後方担当チームとか好きなシーンが目白押し!これでまた数年は楽しめます(笑)
Posted by ブクログ
いやもうサイコー。6巻がいつ出たかどーでもいいくらいサイコー。しかし、物語自体はようやく序盤が終わりかけって感じなので、本当に終わってくれるのか超心配。
(他の有名所のセンセがあちこち身体や精神壊し始めてるからなあ...無理してほしくないけど、それで未刊のままってのもツラい)
Posted by ブクログ
そうだ、菅野大尉が現れたところからだった(忘れるがな
バカ meets バカ
計算尺と地図と台帳で戦う者達がここにも居た
九郎判官義経とハンニバルのタッグ!
スキピオ・アフリカヌスがかくせいしていた
黒王軍の、「逆連絡線」への攻撃
Posted by ブクログ
80冊目『ドリフターズ⑦』(平野耕太 著、2023年8月、少年画報社)
約5年ぶりとなる新刊。このまま未完で終わるのではないかと思っていたが、まだ続いていたようで嬉しい限り。体調に気をつけながら、なんとか完結まで持っていって欲しい。
さて、土方と菅野、2人の「新撰(選)組」の出会いをきっかけに物語はこれまでとは違う展開を見せ始める。意外なキャラ同士の掛け合いが楽しい。
〈行け〉
久しぶりの新刊ですね!
長期休載で間隔が空いたために異世界ブームもあって、連載初期の新鮮味はだいぶ薄れてしまいました。
でも作品の持つ濃い雰囲気は健在で、ドリフターズ好きにはたまらないでしょう。
表紙の義経がこっちに寝返る展開は早すぎかな、とは思うけれど、次巻で廃城をどうやって防衛していくのか楽しみです。
あと黒王関連のネタは、今後突き詰めていくと宗教的に表現大丈夫かなあ?と一抹の不安が。
Posted by ブクログ
久しぶりの新刊。久しぶり過ぎて前巻で何処まで話が進んでいたのかまったく思い出せなかった。
島津豊久と菅野直の二人が絡むと騒がしいことこの上ない。
Posted by ブクログ
5年ぶりの新刊で内容忘れてるかと思ってたけど、菅野直登場までの5ページで前巻の引きをスッ……と思い出し瞬時に話が繋がったのは作品の力か。好きな作品だからか。
相変わらずテンポ良く面白かったし菅野直すきすぎる。
以下ネタバレ
土方が矛を納め、義経が寝返った件は頭では納得しつつも、なんかこうもやもやする。最初から決まっていた事やろうけど、「展開上の都合」というものがはっきり見えすぎるというか。
いや、土方と新撰組の皆さん方はまあええんや。菅野直という(土方にとっては)ポッと出のようわからん男に新撰組アゲられて心がぴょんぴょんしてしまったきみらちょっと単純すぎる気もするけど……死んだ後の世代からの評価聞いたらやっぱ大なり小なりこうなるかなあ
問題は義経の方で、これはちょっと「はぁ!?」てなった。読んでて流れが「え?今これどうなってんの?」て思うくらいギクシャクした。
もちろんこのルートを義経は待ち伏せする時点で頭に置いていたことは仄めかされてるけど。
まあ、しかしこの奇妙な行動こそが与一の言うたったひとりだけ知っている人物(=義経)ということなのだろう。まあ、この台詞を吐く時の与一の嬉しそうな表情……過去6巻で一度も見たことないし、与一のこんな顔見る未来があるとは思わんかったわ(^ω^)
その後の飛竜艦内での軍議?におけるスキピオの関ヶ原評……旧陸軍がドイツから招いた軍人が布陣図をパッと見で西軍勝利宣言の話は眉唾よなあ。スキピオはこの話の構造のおかしさを修正した評価をくだしたけど、最近の研究では開戦から終始東軍による大虐殺で一瞬で決着ついたみたいな感じなんやっけ?それは織り込まれてはなかったな。
Posted by ブクログ
☆途中(94話まで)
〜序章〜
・島津豊久は突如異世界へ
・与一と信長と出会う
・漂流者たちを束ねるオクトのボスは安倍晴明
・廃棄物(エンズ)を倒すため協力
・エルフと協力
・オルテ軍を圧倒
・ドワーフ解放
・オルテを裏切ったサンジェルミ伯
〜vs国王軍編〜
・黒王軍に明智光秀が加わる
・オルテ軍をほぼ掌握
・仲間も裏切りなす術なし
・黒王は未知の力で無限に食物を量産することができた
・豊久が殿で敗走
・土片に救われる
・信長と与一も源義経に襲われる
・義経を説得し寝がえさせることに成功
・信長と与一は籠城作戦のため廃城へ戻る
〜反撃編〜
・義経と謎の爺さんは流民を束ね国王軍に反旗を翻す作戦
・豊久もドリフターズに助けられ反撃に出る
・前線の黒王軍と後方の黒王軍の分離を図る
・いよいよ黒王軍ご廃城へと攻める
[総評]
思ったよりぜんぜんおもしろか。
偉人を登場てスーパーロボット大戦みたいや
うーむ
五年のブランクがあったのは仕方ないとしても・・・。
何が起こっているのかわからない。作中の豊久までそう言っている。
義経は出てくるが、今後が楽しみな展開とは思えず。