山内昌之のレビュー一覧

  • 復興の精神
    もともと雑誌化状況にあった新書界の、311後の加速たるや…。本書は発行2011年6月。
    しかし絶対に全てが緩んでくるはずの半年過ぎにこそ、読んで兜の緒を締めようと、満を持しての(?)トライです。
    筆者9人がそれぞれに挙げた声であれば、その言葉をこそ復興の精神として留めたい!と胸に響いた一節もあれば、...続きを読む
  • リーダーシップ―胆力と大局観―
     山内先生の本は、イスラム関係で読んだことがあり、好感をもっていたので、職場の平積みから購入。

     予想に反して、かなり感情的に山内先生は、鳩山総理、菅総理のリーダーシップの資質について批判している。

     自分は、そういう総理を選んだのは、国民の選択であること、自分も役人の一人として政権を立場に...続きを読む
  • 復興の精神
    この度の震災は、「日本人」を強く意識せざるを得ない機会だと感じた。善くも悪くも日本人の一人として背負っていくべきことがある。そう感じた。
    橋本治の箇所が個人的には印象に残る。
  • 歴史学の名著30
    とっても幅広い。
    物識り博士のおすすめ本、短くて興味が湧く良文。
    『ヴェトナム亡国史』『ガリア戦記』『中世の秋』『東洋文化史』『監獄の誕生』あたり良さそう。
  • 嫉妬の世界史
    世界史にもいろいろある。お茶の世界史、コーヒーの世界史、まっとうな世界史。

    その中で、なんとも興味を引く世界史ではないかと思い、手にとってしまった。



    男女の嫉妬の歴史かと思いきや、男同士の嫉妬の歴史である。

    西郷隆盛が言う。「殿におかれては、恐縮ながら田舎者でございますので」

    それを言わ...続きを読む
  • 歴史学の名著30
    歴史に対する見方、さらには我々の持つ価値観は、知らぬ間に、これまで受けてきた教育や環境によって規定されていたように思う。それらルーツを探るべく、歴史上の著作にあたることは有益であることを実感した一冊。
  • 復興の精神
    【読書】結婚等のバタバタで落ち着いて本を読めなかったので、久々の読書。読んだのは震災からの復興について各界の著名人のメッセージ。くしくも自分の結婚式は震災からのちょうど3ヶ月。心からこの国の復興を願うとともに、自分も自分のできることを全力で頑張りたい。
  • 嫉妬の世界史
    「他人に中傷され非難されたときにいたずらに沈黙を守るようでは人間としての尊厳に欠ける。軽侮されることは請け合い。弁明の中で毅然として自分の正当性を主張する勇気と自信も必要」
  • 嫉妬の世界史
    嫉妬、怖いですね。
    ですがこれが行動の原動力となる場合も。
    嫉妬がなければより能力を発揮できたかもしれない人、嫉妬がなければ生き残れなかったかもしれない人、いろんな人がいます。

    人間関係の中で、外して考えられないなと、つくづく思いました。
  • 文藝春秋2023年9月号

    秋篠宮家の娘たちの擁護記事

    どんな内容かと思って購入しましたが、A宮一家の娘たちがいかに大変で悲壮感たっぷりで辛い目に遭っているかという話がつらつら書かれていただけでした。残念です。皇族の方々が並々ならぬ重圧の中で役目を果たしてくださっているのは最もですが、この一家の人々と他の皇族の方々を並べて語ることは許せません。やたらと、...続きを読む