山内昌之のレビュー一覧

  • 嫉妬の世界史

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    古今東西の歴史を踏まえて、嫉妬とそれによる恐ろしさを説いた一冊。

    通説をベースにしているんで、真偽のほどは?

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    2017年05月21日
  • 新・地政学 「第三次世界大戦」を読み解く

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    現代のアラブ情勢などを見据えて、今後の地政学を考えた対談集。

    歴史的な背景を踏まえた両者の対談なので、非常に面白かった。

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    2017年05月21日
  • リーダーシップ―胆力と大局観―

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    為政者としてのリーダーシップについて、歴史上の偉人のトピックと東日本大震災を契機とした日本の民主党政権を比較しながら説明している。その時代によってケースは異なると思うが、筆者がいうように必要な素質は同じであることが分かる

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    2017年05月07日
  • 民族問題入門

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    イスラム史と国際関係史が専門の著者が、今もっともアクチュアルな問題である民族問題について分かりやすく解説している入門書です。

    ホミ・バーバに代表されるような現代思想系の論者たちによって展開される難解な考察には立ち入らず、問題の複雑さそのものをていねいに腑分けして解説していく議論運びに好感を持ちました。

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    2016年04月28日
  • リーダーシップ―胆力と大局観―

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    文字通りリーダーとは何かを解いた一冊。

    歴史の色んな実例を引用して書いてるので、著者の豊富な知識は理解できる反面、全体としてまとまりがなく散漫な印層が。

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    2014年12月07日
  • 復興の精神

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    震災について、様々な方が綴ったものを一冊にまとめた本。

    人生は答え。
    問いではない。


    今、変わらないで、
    いつ変わるのだろうか。

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    2014年02月17日
  • 復興の精神

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    瀬戸内寂聴さんの無常ーどん底は続かないの中で、私たちはどんな不幸の中でも決して絶望してはならない。暗闇の空に希望の星を見出す力を人間は与えたれてこれまで生きてきた。被災者の皆様の御苦労と悲痛な体験を思うたび、いたたまれない。一年数ヶ月経ち、復興への思いやる気持ち、支援が薄くなっている状況に思われます。思いをこれからも被災地にもち続ける事が大切な一人一人の人生に繋がることだと思います。養老孟司さんの精神の復興需要の中では、生きていれば、さまざまな悪いことが起こる。悪いことがあると人は無理やりに色々なことを学べる。いいことというのは、その時点がピークで、そこから学ぶということはないと言っている。

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    2012年08月22日
  • 復興の精神

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    東日本大震災を受けて、課題と展望を養老孟司氏、茂木健一郎氏、橋本治氏など各界の著名人が各々の切り口で語っている。捉え方はそれぞれだが、共通しているのは、この未曾有の大震災を活かしていく必要がある、ということ。
    勉強になりました。

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    2012年08月16日
  • 嫉妬の世界史

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    ネタバレ

    劉邦夫人・呂后(りょこう)の話が恐ろしい。
    劉邦が信頼している家臣をも嫉妬の対象にして排除していったことや
    寵姫を5体を切り刻み、厠の中に置いた話とか。

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    2012年08月14日
  • 復興の精神

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    東日本大震災から1年4ヶ月が経った。震災直後は、関東に住む人間も、東北の痛みを分かち合い、譲り合って生きているように見えた。しかし、いまその風潮はなくなり、震災前と同じような風潮になっているのではないか。そんな疑問からこの本を読んだ。
    この本は震災から3ヶ月後に出版された。茂木健一郎、養老孟司など9人が、当時の気持ちと復興に必要な精神性を述べている。
    共通しているのは、私たち日本人が今までの概念を変えなければならないと主張している点だ。今まで、私たちは利便性を求め、経済を最優先し、進んできた。その結果が福島原発の事故につながっている。
    未曾有の大震災を粛々と受け止め、譲り合い、分かち合う日本人

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    2012年07月22日
  • 嫉妬の世界史

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    時に可愛らしくさえある女性の「ねたみ」に対し、本当に恐ろしいのは男たちの「そねみ」である。

    見開きの通り、歴史上の大した男達が嫉妬に狂う姿は「恐ろしい」

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    2012年07月11日
  • 復興の精神

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    ネタバレ

    養老孟司:もちろん一致団結は悪いコトではありません。しかしそれが言論統制になってはいけない 茂木健一郎:復興の精神は、日本人の変化への希望の中にこそ、見出されるのだ山内昌之:公欲のために私欲を捨てよう 瀬戸内寂聴:私たちはどんな不幸の中でも決して絶望してはならない。暗闇の空に希望の星を見出す力を人間は与えられてここまで生きてきた 

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    2012年06月16日
  • 嫉妬の世界史

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    読みやすい。嫉妬と人間関係という変わった切り口から歴史を楽しめてよかった。たまにはこういう変化球も交えると、歴史への考え方が深まるように思う。

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    2012年04月19日
  • リーダーシップ―胆力と大局観―

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    著者はリーダーの条件として,総合力(大局観ないし国家観),胆力,人心掌握力をあげる。これは,全くその通りであり,前総理の菅直人,その前の鳩山”友”紀夫が,この3条件のいずれも満たしていなかったのは明らかだと思う。
    さて,内容は,歴史上の名将・宰相らの事例を挙げて,「リーダーシップとは何ぞや」ということを論じている。ただ,その事例が多いこと,(僕の勉強不足ですが)焦点が当てられている人物がそこまでメジャーではないこと,結論部分の記載が薄いこと,から本書を理解できる人はなかなかいないのではないでしょうか。
    示唆に富むものではありますが,その分,「リーダーシップとは?」という核心部分が見えにくくなっ

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    2012年03月04日
  • 復興の精神

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    ネタバレ

    著名な作家などがそれぞれの3・11をふりかえり、これからどうすればよいかそれぞれの視点から提言を述べる作品。
    この本で一番驚いたのは、病を患っていたため、この震災で不安や無力感を感じなかったといった著者がいたことだ。このことから、他人や未来への不安や自分の無力感はある程度自分に余裕がないと生じない感覚なのだと感じた。
    しかし、震災直後に起こった買いだめの現象から、今回日本人が感じた不安のベクトルは自分に向いていなかっただろうかと感じた。
    また、どん底はつづかないと励ましている著者がいるが、何もなくても、毎日が先の見えないどん底だと感じている人々である現代人に伝わる言葉なのだろうかと感じた。

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    2012年02月16日
  • 復興の精神

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    ぜんぶは読まなかったなー
    面白いとこと面白くないとこ
    っていうと語弊があるか
    好きなとことあまり好きじゃない感じのとこがあって
    そりゃそうだけどいろんな人が書いてるから
    なんだかんだ結局養老先生が一番おもしろかったなあ。

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    2012年02月12日
  • リーダーシップ―胆力と大局観―

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    歴史上の指導者がいかに優れているかを羅列して解説することによってリーダーシップの満たす条件あげている。
    塩野七生氏によれば、知力、説得力、肉体上の耐久力、自己制御の能力、持続する意志を上げており、筆者はこれを絞って、①総合力、②胆力、③人心把握力の3つを上げている。
    筆者が上げた歴史上のリーダーと比較され、現民主党政権、とりわけ鳩山、管がいかにダメなリーダーであったか、ということが切々と書かれている。

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    2011年12月15日
  • リーダーシップ―胆力と大局観―

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    対象としている人物について私が知らない人が多かったことと文書(文体)が平易とは言えなかったことから、スムーズに読むことはできず、ページを読み返しながらの読書となった。

    何人かの人物が取り上げられているが、なかでも、日本海軍の山口多聞のリーダーとしての危機に状況を見て積極策に打って出ようとする振る舞い、考え方、戦略思考に感心させられた。
    対照的に、現在の日本の首相のリーダーシップの無さを明快に説明させられて、不安を感じるとともに残念な気持ちになった。

    リーダーのような立場になることもあるし、周りのリーダーを常に見て、仕事をしている。
    総合力(全体、全局を見通す力)・胆力(何があっても動じない

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    2011年12月04日
  • 復興の精神

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    もともと雑誌化状況にあった新書界の、311後の加速たるや…。本書は発行2011年6月。
    しかし絶対に全てが緩んでくるはずの半年過ぎにこそ、読んで兜の緒を締めようと、満を持しての(?)トライです。
    筆者9人がそれぞれに挙げた声であれば、その言葉をこそ復興の精神として留めたい!と胸に響いた一節もあれば、この人がこんなに底の浅いことでなんとする?と首をかしげる部分もありましたが。。。そんな感想をもてるのも、今だから、なのだということです。
    「復興の精神」というガッツなタイトルの中で、ひとつ橋本治氏による“病人の視点”は目からウロコでありました。

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    2011年10月26日
  • リーダーシップ―胆力と大局観―

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     山内先生の本は、イスラム関係で読んだことがあり、好感をもっていたので、職場の平積みから購入。

     予想に反して、かなり感情的に山内先生は、鳩山総理、菅総理のリーダーシップの資質について批判している。

     自分は、そういう総理を選んだのは、国民の選択であること、自分も役人の一人として政権を立場にあることから、外交、内政の混乱の責任は、自分も含めて国民全体が追うものと考える。

     国民にふさわしい、国民のレベルにあった政治家しか得られないと思う。

     国民の一人として、自分をもっと磨きたい。

     その他の点については、引用文献も豊富で、納得できる。

    ①内閣や原子力担当の官僚や東電役

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    2011年10月22日