山内昌之のレビュー一覧
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「賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ」とはドイツ帝国初代宰相ビスマルクの言葉。管首相の「奇兵隊内閣」という言葉を選んだセンスを歴史を知らない悲しさだと看破。佐藤一斎の「大臣の職は、大綱を統ぶるのみ」(言志四緑)という言葉が印象に残った。自分を顧みて、やや細部にまで入り込みすぎていないか。自分の職責に...続きを読むPosted by ブクログ
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両者による対談形式。
良書だと思います。この時代は、分かりにくい概説書が多い中、開国以降も念頭に置き、パックス・トクガワーナ(徳川の平和)について述べています。
基本的には江戸政権の再評価といってよいと思います。
食い入るように読みました。黒船以降とのセットでどうぞ。Posted by ブクログ -
新聞や週刊誌に寄稿したもののまとめなので、一つ一つの文章が短く読みやすかった反面、内容が今ひとつ頭にはいりづらかったです。
リーダーシップと言うよりも歴史に学べと言う方に重点が置かれているように感じました。
リーダーシップも特に政治家に関するものが中心で、学びがないわけではないのですが、サラリーマ...続きを読むPosted by ブクログ -
歴史学者である著者が、歴史を学ぶことの意義について論じている本です。
著者は、司馬遷やヘロドトスから現代の歴史学者にいたるまでのさまざまな歴史にかんする議論を紹介し、人間が歴史に対してどのようにかかわり、歴史からなにを学んできたのかということについて考察をおこなっています。
まず目を引くのは、著...続きを読むPosted by ブクログ -
地政学について学ぶべく読書、
世界情勢とその背景について知ることができる良著。
メモ
・地政学とは地理と政治で世界情勢を見る学問
地理的条件が国の選択肢を決めている
自国の立場をいかに有利に導くかを導くもの
・チョークポイントの安全確保はシーパワー国の最重要課題
・Posted by ブクログ -
本屋さんで たまたま見つけて 暇つぶし程度の気持ちで買ったので 面白く読めた
そもそも 地政学なるものを 知らなかったので
新鮮だった
今の世界情勢が わかりやすく説明されていた
自分が如何に 世界のことを知らないか気付かされた
Posted by ブクログ