山内昌之のレビュー一覧

  • 東大教授がまんがと図解で教える! 最新「地政学」入門
    これ一冊では、あまり理解はできない(特に中東)。が、地政学に触れているYouTube動画と併用すると、グンと理解できる。ありがとう。この本と某YouTuber。
  • 失敗の本質 戦場のリーダーシップ篇
    フランスが犯した失敗の本質を的確にした指摘した上で、物は、祖国フランスの救済策を次のように書いている
    強くなること
    敏捷に行動すること
    世論を指導すること
    国の統一を保つこと
    外国の政治から世論を守ること
    祖国の統一を撹乱しようとする思想から青年を守ること
    治めるものは高潔のある生活をすること
    汝の...続きを読む
  • 失敗の本質 戦場のリーダーシップ篇
    史実をベースに、リーダーシップについて考える一冊。

    思ってたほどリーダーシップについては触れられていない印象を受けた。(過去のリーダーシップについては触れられているが)


    辻政信についてが非常に印象的だった。「おるおる、こんな人」って思いながら読んでいた。
    求められている理念の実践は完璧なのに、...続きを読む
  • 文藝春秋2021年4月号
  • 失敗の本質 戦場のリーダーシップ篇
    太平洋戦争の日本軍の失敗に学ぶ本
    組織論などで現代にもじゅうぶん通じる、ということは普遍的、本質的な話なんだろう
    日本企業の組織あるあるではあった
    作戦が失敗した
    アメリカ→原因を分析、次の作戦に反映
    日本→「気合が足りない」「次は勝てる」
    無謀な意見が出た
    アメリカ→ロジカルに考えて判断
    日本→「...続きを読む
  • 新・地政学 「第三次世界大戦」を読み解く
    こういう本って、日々情勢が変わるので古びてしまい読む価値が無くなるみたいな気もするが、全くそんなことはない。

    今の世界情勢が当時とどう変わってるか自分には判断する力はないが、佐藤、山内両氏の歴史に対する根本的な捉え方が、諸々の分析を古びさせない。要するに、今でもその見方は十分に通用するではないかと...続きを読む
  • 失敗の本質 戦場のリーダーシップ篇
    戦場という生死がかかる究極の状況の中でのリーダーシップ。日本を覆う「空気」というものに支配されないこと、それがリーダーとして必要なことなのだろう。
  • 失敗の本質 戦場のリーダーシップ篇
    第二次大戦時の帝国陸海軍が犯した数々の失敗を、個別の事例の丁寧な調査と解説で分析してくれている。この手の本の中でもとてもわかりやすいものだと思う。何を読んでも当時のお粗末な意思決定や視野の狭さに呆れるが、やはり他人事ではない。特に戦艦大和の特攻にあたっての意思決定では、米国留学経験のある知性派でさえ...続きを読む
  • 歴史学の名著30
    大分前に買った本ですが、積読の山から取り出して読みました。25年ほど前は歴史文化学科にいた私ですが、そういえばこういった古典をしっかり読まずに卒業してしまったなぁと。とはいえ、今は歴史を楽しむ立場なので、今後も読むことがあるかどうか……
  • リーダーシップ―胆力と大局観―
    リーダーとして自ら高めるには歴史から学ぶという姿勢が大事。加えて自分の行動に活かさなければ意味がない。
    もっと歴史を学ばなければと痛感した。
  • 失敗の本質 戦場のリーダーシップ篇
    第二次大戦における日本の軍事行動の失敗から教訓を得ようとする本。リーダーシップに的を絞り、主に司令官に焦点を当てて分析を試みている。空気で説明される大和特攻を、取引コストの点で説明を試みたことは興味深かった。
  • 新・地政学 「第三次世界大戦」を読み解く
    2016年、安部談話が出た当時に出た本だ。時勢については、変化があるといえばあるし、そのまんまといえばそう見えなくもない。今読み終えるのは、古いかといえば、今に至る社会情勢の進展を知る手がかりという意味はあるんじゃないだろうか。面白かったしね。

    一番面白かったのは最後の章、世界史のリーダー論だ。こ...続きを読む
  • 失敗の本質 戦場のリーダーシップ篇
    ●リーダーシップを発揮するためには、実践知をを備えなければならない。経験や教養により、大局観と現場感覚、判断力を養うことが大切。
  • 歴史学の名著30
    ヘロドトス、トゥキディデス、司馬遷から、網野義彦の『無縁・公界・楽』まで、歴史学の名著30点を紹介している本です。

    近代以前の日本の本として、頼山陽の『日本外史』、慈円の『愚管抄』、北畠親房の『神皇正統記』、新井白石『読史余論』、伊達千広の『大勢三転考』が選出されており、いわゆる近代的な歴史学の枠...続きを読む
  • 大日本史
     「将来の出来事をあらかじめ知ろうと思えば、過去に目を向けないといけない。なぜかといえば、時代を問わず、この世の全ての出来事は過去に極めてよく似た先例をもっているからである。つまり、人間は行動を起こすにあたって、常に同じ様な欲望に動かされてきたので、同じ様な結果が起こってくるのである。」これは、15...続きを読む
  • 失敗の本質 戦場のリーダーシップ篇
    ▼調べた単語
    ・翻って(ひるがえって):1 反対の面が出る。さっと裏返しになる。「裾が―・る」2 態度・説などが、急に変わって反対になる。「評決が―・る」
    ・賢慮(けんりょ):賢明な考え。すぐれた考え。
    ・コンテクスト:文脈
    ・プラグマティズム:思考の意味や真偽を行動や生起した事象の成果により決定す...続きを読む
  • 悪の指導者(リーダー)論(小学館新書)
    別に世界を駆け回る仕事をしているわけじゃなし。仕事や日常生活にそれほどかかわるとも思えないんだけど、興味をひかれ面白く読んだ。もちろん、世界情勢というのは、日常につながっているというのはわかるんだけどさ。でも、それって直観的な理解とはちがうと思うんだよね。理屈でいわれて、まぁそうだね、というような。...続きを読む
  • 新・地政学 「第三次世界大戦」を読み解く
    エコノミストの『2050年の世界』、フリードマンの『100年予想』をここのところ読んできた。
    フリードマンの方はまだレビューにまとめてないが…。
    日本については両者の見解が大きく異なるのに驚いた。
    依って立つ理論の違いによるのだろう。
    エコノミストは人口動態学、フリードマンは地政学だ。

    最近地政学...続きを読む
  • 失敗の本質 戦場のリーダーシップ篇
    難しいけど失敗の本質が少し見えてきました。
    キーワードとして「PPPA(plan plan plan forget)」とか「空気」とか「取引コスト」ってのが印象に残ったのと仕事でも使えそう!
  • 朝日おとなの学びなおし! 歴史学 歴史を見る眼を養う 世界史
    トゥキディデスの章が白眉。確かにな~。戦争ってのはそうだよなあ~。僕も、なんか不快な対処を最終的で決定的な悪意だと解釈しがちなので、反省。

    他の章も読みやすく、ためになる。最近の歴史についての啓蒙書って、僕に合うものが多い気がするな。