本田直之のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
「意思決定」することは、具体的にどのようにすれば良い意思決定ができるか、ということを教えてくれるようにまず感じさせるが、つまるところは、抽象度の高い位置、安宅氏的に言えばISSUEの部分から考えられるか否かに尽きる。
本当に重要なポイントを見定めて、アクションを決める、ということは仕事において最重要と言ってもいいし、もう一段抽象度を上げれば、「自分の人生の主導権を得る」ということにも繋がってくる。
本書内各書で言われているように、自分の人生を自分で決められているかどうか。
それを決めるのが、意思決定に繋がっていく。
資本主義の仕組みだったり、よりプリミティブな力(暴力)の時代の仕組みでは、基本 -
Posted by ブクログ
10年近く前に読んだ本を手放すときが来た。
本田氏のレバレッジシリーズを総括して、1段階上の抽象度からまとめた本、といったところだろうか。
ビジネスパーソンとして押さえておきたい、ベースの考え方がサクッとまとまっている。
各書を読んだ後ではあまり新しく得られる知識はないが、こうやって俯瞰するとコンサルらしく体系的・網羅的にまとまっているなと思う。
もし本書を読むのであれば、本書で全体像を知った上で、自分に身に付いていない部分について、詳しい関連書籍を当たるのが効果的だろう。
当時私が読んだ時のように、各レバレッジシリーズを呼んだ上でおさらいとして速読するという手もあるが、その手法は既にレバレッ -
Posted by ブクログ
思考をやわらかくする授業
著:本田直之
アタマが固いままだと、いくらがんばっても自由にはなれない。
自分の思考は固いのか?柔らかいのか?それは自分ではわからない。誰もが「自分の思考」を中心に生きているからである。でもこれだけは言える。性格や年齢とは関係なく、どんな人でも試行はどんどん固くなっている。
自分のアタマで、なにをするかを選ぶ。自分のアタマで、どうすればいいかを考える。自分のアタマで、勇気を出してやってみる。そえさえできれば、誰でも自由になれる。
本書の構成は以下の5章から成る。
①日常を壊す
②万人受けを狙わない
③異なるものを組み合わせる
④思い込みを外す
⑤欲求を絞り込む -
Posted by ブクログ
ネタバレ以前のメモを整理するついでに、内容を反映
10年たった今でも、結局、1万円起業はできていない。。。
■本書を貫く2つの主なテーマは自由と価値
・成功例を模倣することからはじめた。
・ジャマイカからコーヒー輸入してネットで売った。それで儲けた人がいたから。
・目指すのは他人が喜んであなたにお金を払いたくなる価値あるものをつくりあげること。
第1部 気がつけば起業家
■あなたがやってきたことには必ず別の使い道がある
①情熱主導型モデル
・趣味や夢中になっているものを基にしてビジネスを生み出した
②超低コスト
③利益が少なくとも年間5万ドル
・5万ドル以上の利益をあげている
④特別なスキル不用 -
Posted by ブクログ
読書は「投資」であるという考え方が非常に勉強になった。
私自身、読書(特にビジネス書)を「娯楽」と考えていたわけではなかったが、最初から最後まで全ての文字を読んでしまっていた。
その中で本書では、まず目的を定め、目次を眺め自分の目的に合致しそうな箇所に目星をつける。
そこから、全体を素早く読み自分の目的に合致した箇所から学びを得て、それを高速サイクルで回すという考え方であった。全体の20%から80%の学びを得ることが出来るという「パレートの法則」に裏づけられた読書術である。
この点が、従来のいわゆる「速読」とは全く異なるものであったと感じた。
また、「本を読んでも一定時間が経つと忘れる」という -
Posted by ブクログ
ネタバレビジネス書も雑誌やレシピ本と同じ。
読む前に欲しい情報や目的を明確にすることで、効率よく欲しい情報を得る事ができる。
この感覚は今までなかった。改めて言われると、確かにって感じ。
でも、そういう雑誌系って、そもそも全部読むように作られていないよね。
だから飛ばし読みしやすいように作られている。
でも、ビジネス本ってそういう作りじゃないから、公立良く必要な用法を完璧に捉えることはできないかもしれない。
この本は、情報を完璧に吸収することを目的にしていないので、許容範囲なんだろうけど…とかもろもろ思いつつ…ってことで★4
・ビジネス書は経験型の本を選ぶ
・読む目的をもって読み始める事
・本に書