あらすじ
本田直之氏が日米の先進企業を取材し、いままさに世界で生まれつつある「古い価値観や常識に縛られない新しい働き方」は何なのかを、伝えていきます。自分にフィットした企業を見つけていくためには、新しい企業選びの基準「クライテリアで考える」ことが需要だと著者は説きます。先進企業はどんな人材を求めているのか。
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あたらしい働き方、あたらしい仕事場。
一章、二章はあたらしい働き方を実践している会社の紹介。
三章が、あたらしい働き方をするための17のスキル。
仕事のスキル、思考のスキル。
三章がとくに素晴らしいが、一章、二章でのフィールディングがもととなって、実証的なものになっている。
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会社に縛られない働き方を推奨する本が多い中で、会社に残った方が良いと勧めている本。実際に自分ができるかどうかは置いておいたとしても、こんな会社もわりと近くに存在しているということを知るだけでも意味があることだと思う。
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面白く、読みがいがあって、一気に読み終わった。
以下自分メモ
・「クラウドファウンディング」
・就職人気ランキング 2012年に廃止
・働きやすい会社ランキング → 働きがいのある会社ランキングへ。
・ワークライフバランス、ワーク と ライフ って対極なの??
ワーク と ライフ 対極にいる限り、働きがい、満足感、幸福感は得にくいのかも
・会社を選ぶ目線、「利益率」→ あたらしい働き方をするための余裕があるかないか。
・会社を選ぶ目線、「カルチャー」→これ大事。私にとって一番重要なのは、本当はカルチャーかもしれない。
・何がうまくいくか簡単には分からない時代になった。だから「手数を打つ」。いや、「手数を打ちまくる」ことが必要。
精度を上げて、考えて、なかなか動かない×
とにかくどんどん行動し、失敗から学んでいく◎
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クライテリア1. 仕事
楽しさ→楽しい・苦しい
自由度→高い・低い
クリエイティビティ→あり・なし
労働形態→頭脳労働・肉体労働/ホスピタリティ
仕事内容→趣味的・仕事的
社会的インパクト→あり・なし
出張→多い・少ない
専門職志向→管理者・専門職
クライテリア2. 時間・場所・休日
労働時間→長い・短い
場所・時間の自由→あり・なし
在宅ワーク→可能・不可能
休日→多い・少ない
長いオフ→あり・なし
クライテリア3. 給与・評価
給与→高・普通
評価システム→上司評価・360度評価
会社ルール→多い・少ない
人事システム→かっちり・アバウト
クライテリア4. 会社・経営者
規模→大・中・小
IPO→ある・ない
成長ステージ→成長過程・成熟過程
社歴→長・短
成長率→高・低
利益率→高・低
学歴重要性→あり・なし
女性の割合→多い・少ない
経営者→オーナー・サラリーマン
オーナーの社歴→学生時代起業・サラリーマン経験
経営者タイプ→学生ベンチャー・プロ経営者
クライテリア5. 環境
場所→都会・田舎
オフィスの雰囲気→楽しそう・伝統ベース
オフィスの形態→パーテーション・コラボレーション
コンシェルジュ・サービス→あり・なし
社員に求めるもの→能力・カルチャーフィット
クライテリア6. カルチャー
カルチャー→強い・あまりない
ダイバーシティ→強い・弱い
競争環境→強い・低い
社員→まじめ・サークル的
社員レベル→高・低
社内雰囲気→楽しそう/遊び・プロ
ヒエラルキー→あり・なし
服装→自由・スーツなどある程度フォーマル
1. 思考の方法―創造性、批判的思考、問題解決、意思決定と学習
2. 仕事の方法―コミュニケーションと協働
3. 仕事の道具―情報通信技術(ICT)と情報リテラシー
4. 世界で暮らすためのツール―市民性、生活と職業、個人的および社会的責任
【仕事のスキル】
1. 自ら考え行動できる
2. コラボレーションできる能力
3. 時間効率がハイレベル
4. あたらしいハードワークができる
5. 上下ではなく横のパートナーシップ
6. クラウドなどITを最大限活用する能力
7. 売れる仕事のスキル
8. 考えているだけでなく、行動する力
9. ボーダレスに仕事をする力(語学、異文化コミュニケーション、論理的思考)
【思考のスキル】
10. 人間性が重要
11. 思考の柔軟さ
12. 不確実性を楽しめる
13. 暗黙知、明文化されていないルールを読める能力
14. お金だけではなく、意義を感じて働く力
15. 自分自身をよく理解する能力
16. 常に進化し続けられる力
17. 自分のスタイルを持っている
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今は非常に多様な働き方があり、本書ではそれらを紹介している。共通しているのは、「会社としての利益を出すために社員が主体的且つストレスフリーな状態で楽しく働くことができる環境を提供している事」と言える。
そもそも論として、やっぱり働くという行為は、仕方なくいやいややるよりも楽しくやれた方が良いに決まってる。そして昨今ではいやいややるよりも楽しく仕事をやれた方がアウトプットが大きくなるという経験的なエビデンスも数多く存在する。以上の事を考えると、旧来の押し付けがましい仕事よりも、このような快適な環境でできる仕事の方が指示されるだろう。
もちろん、多種多様な働き方があるため、個々人で合う合わないがあるのは当然である。そのため、本書では自分にあった会社選びも非常に重要だと主張している。
個人的な意見としては、この本はまだ社会人を経験していない学生に特に読んでもらいたいと思う。もちろん、ここに書いてある働き方が全てではないけれども、今はいろんな働き方があるということを是非知ってもらいたい。
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仕事や職業がつまらないものであり 生活と切り離して考える という事に違和感を持っていたので、
この本で紹介されていた会社のあり方、仕事との関係 とても腑に落ちた。
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(引用)
あたらしい働き方を手に入れる17の必要なスキル
【仕事のスキル】
1 自ら考え行動できる
2 コラボレーションできる能力
3 時間効率がハイレベル
4 あたらしいハードワークができる
5 上下ではなく横のパートナーシップ
6 クラウドなどITを最大限活用する能力
7 売れる仕事のスキル
8 考えているだけでなく、行動する力
9 ボーダレスに仕事をする力(語学、異文化コミュニケーション、論理的思考)
【思考のスキル】
10 人間性が重要
11 思考の柔軟さ
12 不確実性を楽しめる
13 暗黙知、明文化されていないルールを読める能力
14 お金だけではなく、意義を感じて働く力
15 自分自身をよく理解する能力
16 常に進化し続けられる力
17 自分のスタイルを持っている
新しい価値観、スタイルで働く企業を海外、日本ともにインタビューして書かれています。
働き方の今までの常識を覆しています。ワクワクさせられつつ、不安が過るのは、自分が古い働き方の住人だからかもしれません。
#レビュー #本田直之 #働き方
Posted by ブクログ
確か本書を読んだのは2015年頃だっただろうか。
当時私も共同経営であたらしい会社を始める直前だったため大いに影響を受けた。
とはいえ、共同経営で参画したのは古いビジネスモデルの仕事、介護であって、本書で例を挙げられているような高利益率の仕事ではなかった。
非常に魅力的で、参考になる本ではあるが、ビジネスの根本から始める人でないと参考にしようがない、というもどかしさがある。
発刊から10年以上が立ってもなお、本書で取り上げられているようなスタイルを取っている会社はまだまだマイノリティだろう。
社会はそう簡単に変わらない、ということだろうか。
自由度やITやブランドを糧にレバレッジをかけて実行できるビジネスであるか否か。それが分水嶺になる。
既存のそういった企業に参加するには高い技術力や既存概念に囚われない柔軟な思考が必要で、ハードルは高いが、そもそも倍率も高い。
いずれにしても、「あたらしい働き方」をしたくば、自分で道を切り開く主体性と、結果を導き出せる基礎学力や技術、それにゼロイチを達成できるアート的感性が必要だろう。
Posted by ブクログ
よくまとまっていて良かった。色々な会社の事例が知れた。復習にもエントリーにも良さそう。
文化ができていれば、ルールは少なくていい。
ルールが無くても判断できる社員たちの集まりにしたい
Posted by ブクログ
ブログで紹介されていた本。気になったので読んでみた。カヤックやチームラボ等、仕事内容や働き方に特徴のある会社が様々な観点から代表者へのインタビュー形式で紹介されている。短時間労働や休暇の多さ、自主性を尊重し権限が大きかったりとよく聞く話が書かれている。その中で琴線に触れたのが、”会社の空気を読む”ということ。それぞれの会社でスタイルがあり、そのスタイルにあった人がその会社で働ける。そのスタイルは誰も教えてくれず、その空気の中で働ける人が求められる。マニュアルや見える化など通常の会社であれば文面化することがこれらの会社では文面化されず、自らで悟らなければならない。確かにこれらの特徴のある会社で誰もが働けない訳だ。
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◼︎個人的に会社を選ぶ基準
•利益率高いか
•経営者はどんな考えをもった方か
◼︎気になる会社
セールスフォース
パタゴニア
ネットアップ
ホワイトストラタス
sansan
ワークスアプリケーションズ
スタートトゥデイ
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この本を今、読むということ。
丁度、最終手前を3つ控えている自分にとっては、
読んですぐクライテリアを作るべきだと感じました。
そして、それを、
社会人経験のある信頼できる人に見てもらうことの重要性を感じた。
「自分で考えている内容」も、いざ口に出してみると違和感があったりだとか、フィードバックがもらえることもある。
Posted by ブクログ
レバレッジ勉強法で知られ著者の一作。
働きやすい会社ではなく、働きがいのある会社とはなにか、を事例を元に紹介。それらの会社との相性が合うかどうかが、働きがいがあるかのポイント。6時間勤務の会社だとか、食堂をタダにしているとか、実にユニークな企業が登場。
かつての大企業、人気企業が20年後にはなくなっているかもしれない、だからこそ、どのような会社でも通用できる、求められる自分になろう、という説には納得。しかし、このような主張が通れば、できる人、できない人の差がつき、ますます働くことが苦手な人は落ちぶれていくのだな、と思う。団塊世代の保守的な労働観から逃れないとたいへんなことになりそうだ。
ちなみにこの本はむやみやたらに起業を勧めていrのではなく、むしろ組織内での自分の能力発揮につとめ、また会社は社員のやらされ感を減らすためにどのような労使関係を提案すべきか、参考になるという点で経営者が読んでもさしつかえない。ほんとうに優秀な人でなければ雇わなければいい。実際そうなんだが、人手不足の業界ではねえ。けっきょく従来ならば二人か三人がかり出こなしていた業務をいまは独りで負うことになり、少子化で労働力不足も手伝って、個々人の生産性を高めることはますます求められそう。過労死が増えないかと懸念するけれども。
Posted by ブクログ
新しい働き方が、実際の会社でどのように行われているかのレポート。このような働き方ができる会社(業種)と人は、限られていると思うけど、そのような流れがあるというのは、参考になった。けっこう知らない会社も多かったし、時間の拘束より結果を求められる社会ということだと思う。
Posted by ブクログ
レバレッジリーディングを書かれた本田さんの本。
新しい勤務形態を作っている会社の内情を書いた本。
新しい取り組みは参考になるし、単純に面白い。
読みやすくもあるので、就職先探しにおいて参考にはなるかと思います。以下抜粋
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・大規模に展開される広告を見ているだけでは、もう人はモノを買わなくなった。自分らしい選択に目覚めてしまっているから。
・企業は新しいアイディアを持っている人、新しい事業を生み出せる人、自ら動ける人を本気で必要としています。なぜならそうした人材の存在で会社は一気に変わってしまうから。
・社会的インパクト、社会に影響を与えられるという動機。
・(カヤック代表)
「この世界は長くやればいいものが出来る、という風潮がある。でもそうは思いません。ブレストは1時間以上しない。時間をかければクリエイティブなものになるわけではない。時間がかかった時点でいいものではなくなる」
・plan do see:部下の目標に業務以外のものも加える。
(ゴルフのスコアを100切る、など)
→仕事とプライベートとの垣根をなくしていく。
・どんなにお金があっても環境を買うことはできません。どんな環境が自分にあっているのか、理想的なのか。ということを考えることが重要な時代。
・社員が来たくなるようなオフィスを作り、いい仕事ができるツールがあれば、社員はオフィスにやってきて仕事に向かってくれる。
・(タバコ部屋について)
「タバコを吸うという別の目的があるので、隣の人とついしゃべってしまう。無理やり共通の話題を引き出すことが自分の課題のヒントになったりしていくよさがある。」
・自由に会社に文句を言わせる代わりに、実はそれを改善できる当事者は自分たち以外にはいないということを認識させる。
・実は仕事をするとき、お金以外に得られるものは以外に大きかったりします。ところがそれがお金に縛られていると見えてこない。新たなモチベーションになるものも、なかなか気づけなかったりする。醍醐味が実感できなかったり、充実感が得られなかったりする。お金だけではないところで意義を感じて動く力は、色々な場面で生きてくるもの。
・(スタートトゥデイ:前沢社長)
「1日15-16時間、働き色々な経験をすることが大事だ、という考え方の人もいる。ただそういう人は、結局会社内の勉強しか出来ない。だからものすごく凝り固まった人間になりがち。そうじゃなくて会社で勉強できることは6時間と割り切って、15-20時間と学びたいなら会社以外の勉強や経験をした方が良いと思ってます。」
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現代社会における働き方を17社のインタビューを元に紹介。
クリエイティブな仕事をする為には、建設的でない批判は禁止等の当たり前のやり方だけでなく、人事やオフィスに加え、従業員の仕事以外にかかるストレスを軽減することが大事というのが輝いて見えた。
普通の会社に勤めている限り、こうした職場環境の変化に期待出来ないが、それでも自分自身を向上する術があると思うし、それが出来なければ淘汰されるだろう。
最後に、
仕事は楽しんでやること。
楽しまないとクリエイティブな発想は出てこない。
そのことは改めて感じた。
Posted by ブクログ
旧来とは違った企業での働き方を事例をもとに紹介。どんな働き方をしたいか、そのためにはどういった実力が必要かなどを教え、考えさせてくれ、視野が広がります。
自分の望む働き方を求めて実力をつけなければ。
Posted by ブクログ
先進的な働き方を実践している会社17社(日本・アメリカ)を取材し、
その結果をカテゴリ毎に本にしている一冊。
自由の反対には責任(仕事でいえば成果)がセットであり、
自分を律して成果を出せる人のみが時間の自由を獲得できるのだと思った。
決して、新しい働き方だけを推奨する本ではないし、従来の働き方が合う人もいると思う
としたうえで、選択するのは自分だと訴えかけられたように思う。
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新しい働き方をしている事例紹介。
今の働き方は昔の工場での生産システムがベースになっている。
そうではない所は新しいシステムを導入している。興味深く読めた。
Posted by ブクログ
取材に基づく様々な「あたらしい働き方」の実際と、それを得るために必要なこと
・モチベーションが高いのが最大の特徴
・給料はそれほど高くないが、オフィスが海岸や田舎にあるなどのメリットはある
・労働時間は必ずしも短くない、短い場合も自己管理が強く期待されている
・そもそも会社が成長して高い利益率を持っていないと実現できない働き方が多い
「今もやはり企業を牛耳っているのは、製造業時代のモデルなんです。決まった時間に出勤して8時間仕事しろ、などというのは、工場のアセンブリーラインで仕事をしている人向けの制度。それがまだ残っている。こんな環境で、さぁクリエイティブになれ、いいアイディアを出せ、とせっつかれても、うまくはいかないでしょう。」(スタンフォード大学 d.school)
他にも様々な企業の実例: Liverty、ワークスアプリケーションズ、Sansan、セールスフォース・ドットコム など
働くということの意味を客観的に評価するきっかけになる本
Posted by ブクログ
日米のイキイキとしている企業を紹介し、自由でありながら結果を出すための働き方の本質を述べている。合理的で本質をついているが、時間にしばられて働いてきた従来型の日本企業とその従業員がすぐにこのスタイルにするのは難しい。しかし、働きやすく、生産性の高い企業を目指すにあたって一読の価値あり。
Posted by ブクログ
これから何に価値観を持ち、仕事に対しての取り組み方をどうかんがえていくのか? この点については改めて真剣に考える必要がある時代だと思います。 そういう観点からは、是非読んでみても面白い本だと思いますよ。
Posted by ブクログ
世の中の人々の価値観が変わって行くなか、会社の在り方がどのように変化していくかのヒントになる本だと感じた。
とても最先端で、それゆえにどこまで信頼できるかは分からない。けども、この本に書いてある知識は頭のなかにあって邪魔になるものではないと思う。
Posted by ブクログ
理想的な働き方というか、
経営者の想いによりそれが現実的に可能になっている会社、の紹介というような内容。
本文にある通り、「本当に優秀な人間が働きたくなるような会社を作ること」に尽きるし、それを作るのもまた優秀な人でなければならないということ。
「人事がクリエイティブでなければならない」というのは強く同意。
Posted by ブクログ
新しい働き方が存在することを再確認した。今はほんの一部の会社かもしれないけれど、10年後にはこのような会社が大多数になるかもしれない。旧来の会社で勤めている人も、すぐに実施していなくても、このような働き方、考え方ができる人材になっていれば、頭角も表すだろうし、会社を変えるきっかけを作ることができるのだろうと思う。
Posted by ブクログ
今ひとつ新しさに欠ける感がある
半分を過ぎた位から読んでいてダレる
たぶん前半に記載されている事を繰り返しているからかもしれないし、これは後に記載するといった文章との繋がりの具合かと思うが