あらすじ
本田直之氏が日米の先進企業を取材し、いままさに世界で生まれつつある「古い価値観や常識に縛られない新しい働き方」は何なのかを、伝えていきます。自分にフィットした企業を見つけていくためには、新しい企業選びの基準「クライテリアで考える」ことが需要だと著者は説きます。先進企業はどんな人材を求めているのか。
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Posted by ブクログ
この本を今、読むということ。
丁度、最終手前を3つ控えている自分にとっては、
読んですぐクライテリアを作るべきだと感じました。
そして、それを、
社会人経験のある信頼できる人に見てもらうことの重要性を感じた。
「自分で考えている内容」も、いざ口に出してみると違和感があったりだとか、フィードバックがもらえることもある。
Posted by ブクログ
レバレッジ勉強法で知られ著者の一作。
働きやすい会社ではなく、働きがいのある会社とはなにか、を事例を元に紹介。それらの会社との相性が合うかどうかが、働きがいがあるかのポイント。6時間勤務の会社だとか、食堂をタダにしているとか、実にユニークな企業が登場。
かつての大企業、人気企業が20年後にはなくなっているかもしれない、だからこそ、どのような会社でも通用できる、求められる自分になろう、という説には納得。しかし、このような主張が通れば、できる人、できない人の差がつき、ますます働くことが苦手な人は落ちぶれていくのだな、と思う。団塊世代の保守的な労働観から逃れないとたいへんなことになりそうだ。
ちなみにこの本はむやみやたらに起業を勧めていrのではなく、むしろ組織内での自分の能力発揮につとめ、また会社は社員のやらされ感を減らすためにどのような労使関係を提案すべきか、参考になるという点で経営者が読んでもさしつかえない。ほんとうに優秀な人でなければ雇わなければいい。実際そうなんだが、人手不足の業界ではねえ。けっきょく従来ならば二人か三人がかり出こなしていた業務をいまは独りで負うことになり、少子化で労働力不足も手伝って、個々人の生産性を高めることはますます求められそう。過労死が増えないかと懸念するけれども。