日暮雅通のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ホームズのところに持ち込まれた謎の暗号。そこに示し合わせたように、暗号に書かれた男が惨殺された知らせがもたらされる。
頭部をショットガンで打ち抜かれた被害者。そばに落ちていた「V.V.」と書かれた文字。抜き取られた結婚指輪。跳ね橋があがっており密室だった屋敷。
ホームズはワトスンを伴い現場へと駆け付け、この難解な事件へ挑む。
海外の作品は人の名前がまったく頭に入らなくて苦労する……特に本作は色んな名前が飛び交うので、ストーリー云々よりもそこで躓いてしまった。
しかしそれをぐっと飲み込み読み進めると、思いもしなかった展開に中盤からはページをめくる手が止まらなかった! -
Posted by ブクログ
ネタバレという訳で、後篇です。
いやはや、夢食いモスラに哲学しすぎる巨大タランチュラ、
おまけにスカイネット的ジャンク製AIと来ましたか。
スチームパンクと言えば蒸気機関と機械仕掛けの狭間で自我が芽生える、
というのはお馴染みですが、その特異な精神の在り方がが
ヴァンパイアすら吸い殺す精神を食べる系のクリーチャーの天敵、というのは何とも。
人工知能VS超常現象クリーチャー、その狭間で人は、街は?
的な展開で今後も続いて行くような気がします。行けばいいな(願望)
このボリュームでパート1ってのも贅沢な話で。読むの結構かかったよ。
鳥人ヤガレクがどうにも「ウォッチメン」のロールシャッハさんとダブって見 -
Posted by ブクログ
「都市と都市」で色んな人の魂をかっさらったチャイナ・ミエヴィルの本邦最新文庫作。
どちらかと言うとこちらの作品のほうが古く、またシリーズ化もしているのですね。
特筆すべきは何といっても世界観でしょう。
いきなり都市の地図。
そして始まる固有地名連発のモノローグ。
入り乱れる種族・文化圏とギミック。
これは・・・ハイファンタジーに入れるべきなのか?という気もしますが、
スチームパンクとファンタジー要素は相性がいい、ということで。
上巻は「どうよ、この世界観」的な描写が延々続いて話が進まないので、
こういうの美味しく頂けない人は挫折しやすいかも。
まぁ、途中からジェットコースターなんですけどね -
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Posted by ブクログ
モザイク状に組み合わさった領土を持つ、二つの都市国家間で起こった殺人事件を捜査する刑事の姿を描いた小説。
読んでみると純粋なSFやファンタジーという感じではなく、都市の様子なんかはけっこう現代的な印象。
しかし設定は綿密に作りこまれていると感じます。ファンタジーやSF要素のあるミステリはたまにトリックを成立させようとするあまり、世界観やルールが作りこまれすぎていて不自然な印象を受ける時があるのですが、この小説は二つの国家間でのルールを自然に生かした、世界観ありきの小説で都市と都市の魅力を引き出すために殺人事件を使っているんだな、と感じました。
少し切ないラストもいい印象で、架空世界を舞台 -
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Posted by ブクログ
アラ。
今までのより、どの短編もガッツリ厚みがあった気がする。
と思ったら、この一冊がまとまるまでに、すごい年数がかかっているのですね!!
「ブルース・パーティントン型設計書」は、BBCの「SHERLOCK」でまんまエピソードが組み込まれていたのでウハウハvv
ぜひともBBCには「悪魔の足」も映像化していただきたい。
つーかどれもこれもホームズとワトソンの二人で一つ的な活躍がいいので、ぜひ、BBCには。頑張っていただきたい。
でも「最後の挨拶」はなかなかにこう、胸に詰まるものがありますね……
この時代背景もそうですが……
つかず離れず、数十年に渡って付き合うバディ……泣かすなあ。