日暮雅通のレビュー一覧

  • 四つの署名

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    ネタバレ

     今回はいわゆる密室殺人もの。手がかりは出されているが、それだけで読者も推理できるのだろうか。私は全然見当もつかないので、読み進めるだけだったのだが。「緋色の研究」と同様に、事件の背景も練りこまれていて、前半と後半で違った楽しみが味わえる。
     「シャーロック・ホームズの冒険」から読んでいたのでワトスンのロマンスの結末は予想できたが、めでたしでよかった。あの展開から当時の恋愛、結婚事情などが窺える。

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    2015年05月25日
  • マッキンゼー

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     先日、ダフ・マクドナルド 氏 による「マッキンゼー 世界の経済・政治・軍事を動かす巨大コンサルティング・ファームの秘密」を読み終えました。
     ちょっと前に「マッキンゼー流 入社1年目問題解決の教科書」という歯応えのない本を読みました。とはいえ、「マッキンゼー」という響きは、少なくとも私ぐらいの世代には一種独特な感覚を生起させます。近年は、以前ほどコンサルティング・ファームが脚光を浴びているとは感じられませんが、やはり、未だに気になる業界ではあります。
     本書は、マッキンゼーOBやその関係者に対する膨大なインタビューを通して、コンサルティング・ファームの雄である「マッキンゼー」の成り立ちとその実態を顕かにしようと試みた紹介した著作です。

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    2015年02月26日
  • 都市と都市

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    なんとなくの印象ですが最近(2000年以降?)ヒューゴー賞/世界幻想文学大賞/ローカス賞... あたりを同時受賞してるsfで 「すっごくよかった」というのがないような。
    この本も まあ すんごく面白かった 訳ではないですが 印象的な作品といえばいえるかもしれません。
    それ以下でも以上でもないかな。

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    2014年12月12日
  • 都市と都市

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    独創的な世界観は面白い。
    ストーリーとしては刑事モノ?動機も大したものではない。せっかくの世界観が活かし切れてないのが>_<

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    2014年11月02日
  • 都市と都市

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    SF賞総なめの作品ということ。また、初めて読む作家ということで楽しみにしていた作品。背景が大陸の情勢を反映、サスペンス仕立て、都市が見える見えないなどひとつのジャンルSFでないところは素晴らしいと思うが、もうひとつ盛り上がりがなかった、気持ち的に。違う作品を楽しみにしたい。

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    2014年09月20日
  • 都市と都市

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    設定はおもしろかったんだけど、その世界観に慣れるのに時間がかかる。最初の2,30ページはなかなか飲み込めなくて、けっこう読むの大変だった。
    また、和訳がちょっと微妙なのか、ちょいちょい会話とか意味がとりづらいとこがあるような気がする。。

    でも、都市っていうものに焦点を当てるっていうとこが独特ですごくおもしろいとは思う。

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    2014年06月23日
  • マッキンゼー

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    マッキンゼーの歴史がよく分かった。知識を売り物にするという究極難解なことを生業としつつ、経営者の代理やエクスキューズとしての役割も事実多いことも分かった。訳は(というか原書?)少し読みにくい。Aということを言っている流れの中で急に反対の内容であるBが出てきて、そのトピックを入れたかったのは分かるけど流れ悪くてどっちの立場で話してたいのか分からん、て感じになってるところが結構あった。

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    2014年06月20日
  • マッキンゼー

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    読者が知りたい「秘密」は「Mckはどのような提案をして『ザ・ファーム』となり得たか」。その肝心の部分にはほとんど触れられていない。かろうじて第6章と第9章に申し訳程度に公開情報を肉付けした内容が掲載されている。

    McK盛衰の歴史を辿る本としては悪くない。全体的にはMcKを賞賛しているが一応の批判もある。しかし、原文のせいか翻訳のせいか文章が回りくどく分かり難い。類書の『ブラックストーン』『ゴールドマンサックス』と比べると見劣りする感は否めない。

    話は逸れるが大前研一がトム・ピーターズやハーブ・ヘンツラーと並び称されている。著書「企業参謀」の迫力は凄いものがあったが、現役当時の切れ味の鋭さをうかがわせるエピソードだ。

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    2014年04月08日
  • マッキンゼー

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    マッキンゼーの歴史を書いたもの。
    面白いが、現在を知りたい場合には物足りないかも。

    ハーバードを卒業したばかりの新人をクライアントのCEOにぶつけて、金をもらって教育する、というのは普通の会社でもやっていることで、なんとなく親近感。
    というのは嘘で、むしろ企業倫理に反すると思っていただけに、マッキンゼーにたいする情緒的な評価も一気に下がった。

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    2014年03月07日
  • マッキンゼー

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    科学的なアプローチを現実的に経営に取り入れ、仮説とデータ、証拠を用いる手法でビジネスの問題を解決した最初のコンサルティングファーム。

    アメリカの成長、躍進の影にマッキンゼーあり。

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    2014年11月01日
  • マッキンゼー

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    マッキンゼー、いやコンサルタントという職業の歴史。アメリカの経済史とともにリーマンショックまでつながる大企業化というゴールドマンと同じような歴史が興味深い

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    2014年01月03日
  • シャーロック・ホームズの事件簿

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    シャーロック・ホームズシリーズ最後の短編。

    ワトスンくんの小説風に脚色したものだけでなく、三人称での視点やホームズの視点でのお話もある。正直、ホームズ視点のお話はホームズ自身も認めているように小説的でないが、こういうスパイスを入れることでワトスンくんの手柄がどれほどのものかがよく分かる。

    これでホームズシリーズを全部読見終えたのだが、これでホームズやワトスンとお別れになるのはとても寂しい。
    関連本もたくさんあるみたいなのでいつか読んでみようと思う。

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    2013年11月24日
  • クラーケン(下)

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    このお話は、メタファ(隠喩)が現実になる物語なのですね。あらゆるカルトのメタファが喧嘩しながら現実化・裏返しになるだけで、ストーリーがつむげる。しかも、SFっぽい非現実的な事態についての「科学的解説」は不要(笑)しかも、もとはメタファなんだから、現実化したイメージは強烈。個人的には、Queen のJazz の曲が使われてたことに高まった。ワティがお気に入りのカーク人形も。でも、このお話のロンドンの街はきちゃないな~。

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    2013年10月20日
  • クラーケン(上)

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    典型的な表紙買い・タイトル買い。マイブームのダイオウイカさんの勢いで衝動買いしたら、ウィンダムの「海竜めざめる」でも「海底二万里」でもあなかった。クボデラさんの名前はちらっと登場。舞台はひたすらロンドン。カルトパンクとでもいうのでしょうか。これだけ異形のモノが詰め込まれてて、道を切開すると、臓物が脈打っているロンドンって、なんだかあとをひく魅力がある。なんといっても、ストライキを起こしている使い魔の親玉のワティがかわいい。女刑事コリングスウッド、ひっぱたきたくなるほど憎たらしい魅力がある女性は久しぶり。

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    2013年10月20日
  • クラーケン(下)

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    読みづらいが、舞台設定は面白いと思う。
    読んでいる期間は飲み屋などでイカを見るたびにこの話のことを思い出してしまった。

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    2013年10月19日
  • マッキンゼー

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    ネタバレ

    最初のコンサルタントとしての韓非。p11

    ある記者はこう呼んだ「ビジネスの哲人たちの特殊部隊(SWAT)」p12

    1966年には、求人を口実に『タイム』に広告を出した。ある広告の見出しには、「マッキンゼーで成功するために必要なことは?」とある。答えは、「複雑な問題を解決する想像力をともなう、一流の教育で磨かれた知力。自信と表現する技術、可能性を引き出すことにつながるほかの人々に対する感受性。そしてもちろん、立派な人格とすぐれた基準」だった。p57

    マッキンゼーは革新的なアイデアで称賛されているのではなく、複数の仮説が厳しい現実のなかで生き残るかどうかを試すという、体系的なアプローチで称賛されているのだ。p103

    【エンペラー・大前】↔ドイツのハーバート・ヘンツラー p189
    (三大スター)トム・ピーターズ、ハーブ・ヘンツラー、大前研一

    マッキンゼーを雇ったクライアントが、彼らにはその価値がなかったと明言することは、ほぼない。ある意味でマッキンゼーは、世界中で最も人気があると言われた20世紀初頭のパリの高級娼婦、"ラ・ベル"・オテロと似たような存在だ。カロリーナ・オテロは客をひどくえり好みし、2012年時点の貨幣に換算して100万ドル以上になる途方もない料金を要求した。客にはモナコ大公アルバート一世やセルビア王などがおり、資力のある者なら誰もが一度は付き合うべきだと広く言われていた。では、一度そうしたら、客は何と言うのだろうか。セックスするために100万ドル払ったとしたら、その金の価値がなかったなどと認めるわけがない。p212

    マシュー・スチュワート「戦略のアイデアはミネルヴァのフクロウのように、概して組織に黄昏が訪れたときに飛び立つ。古いことわざにあるように、戦略とは弾薬が切れかけても敵に悟られないようにすべての銃を撃ち続けることだ。一般的に、企業は別の方法でみずからの存在を正当化できないとき戦略に頼り、自分たちがどこへ向かっているかわかっていないときに計画を始める」p216

    マッキンゼーは確かに、世界に類を見ない最も効率的なCEO製造会社だ。2011年には、150人以上のマッキンゼー同窓生が、年間売上高10億ドル以上の企業を運営していた。p225

    ロン・ダニエルは博学な知識人だった。フレッド・グラックは力任せに進む人間だった。ラジャット・グプタは、ダニエルともグラックとも違って、洗練された反知性主義を持っていた。p263

    アシュランド・オイルの社長になった同窓生のパウル・シュレグレンは、1993年の『ビジネスウィーク』で「マッキンゼーで働くことは、いいビジネス経験になる。いくつもの企業と産業、それらが抱える問題を短期間で見ることができる、凝縮されたチャンスだ。学士号を取って、MBAを取って、そしてMCK(マッキンゼー修士)が得られる」p352

    元ディレクター(ラジャット・グプタについて)「彼はマーヴィンの価値観を具現化しなかった。はるかに商業的だった。そもそも、彼がゴールドマンの取締役になったとき誰も驚かなかったのは、それが理由だ。彼に対する憎悪が強いのも、そうなるのがわかっていながら、止められなかったからだ。彼がいたときに会社はぼろ儲けして、いまになって罪悪感を覚えている」p373

    《終章 マッキンゼーはこれからも勝ち続けるか》p377
    【もはや最高の就職先ではない】
    マッキンゼーはライバルのどこよりも人に投資しているが、すぐれた人材にとっては単なる通過点になってしまうリスク、つまり若手をより刺激的なキャリアのために訓練するための場所になるおそれがある。p381

    マーヴィン・バウワーは、マッキンゼーが信頼される地元銀行と同様に見られるようになることを望んでいた。しかし今日のマッキンゼーは、近所にある親しげな銀行よりも、むしろ全国規模あるいは世界規模の金融コングロマリットに似ている。いまやマッキンゼーは古めかしい大企業で、1960年代と1970年代に同社が助言していた巨大企業そっくりだ。そのクライアントが企業でも役員でも、仕事の相手は以前よりずっと大きくなった。コンサルタントが取り組むことになる問題は巨大だ。しかし同時に、いまのマッキンゼーは以前は軽蔑していた官僚機構への対応により多くの時間を費やしており、その外側ではなくより内側に入り込むようになっている。p389

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    2013年12月21日
  • クラーケン(下)

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    ミエヴィルの書いたトーチウッド+ハリー・ポッター??疾走感、おもちゃ箱感、ちょっとペルディード・ステーションがエンタメ感増で楽しく、という感じ。ある程度オカルトやSFの読書してないと楽しくないかもしれない。
    そして、日本語訳はこれダメです。原文のがいいです、絶対。翻訳したら余計わかりづらいって。。。

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    2013年09月11日
  • クラーケン(上)

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    読み始めはやめようと思った。現代詩の様な突飛な会話の構成と、遠慮容赦の無い、オカルト存在の機銃掃射。だが、読み進めて行く内にそれが癖になって行く、末節に拘らず読み流して行く感じで、いつの間にか、取り込まれてしまった!下巻が楽しみ、どうか裏切らないで…

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    2013年08月25日
  • 恐怖の谷

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    鉄アレイの存在と、その意義。日常でも、思い込みから視野を狭め、人の意見や大事な情報から目を背けていることがあるなと反省。

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    2013年08月18日
  • クラーケン(下)

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    悪くはないけどそんなによくもない
    妙にコミカルな掛け合いとか言い回しで間延びしてる感がある
    あと誤植が何箇所かあった

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    2013年08月03日