阿部牧郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
★希望のかけらがあるかぎり野心を持って突きすすめ
阿部牧郎といっても、ご本人には大変失礼ながら、ほとんどの方がご存知ないかもしれませんが、彼はれっきとした直木三十五賞作家で、すでに50年近く書き続けていて、著作もおそらくゆうに300冊を下らないのではないかと思います。
しかも彼は1987年に54歳のとき『それぞれの終楽章』で直木賞を受賞する前から、どっさりいやらしい官能小説を書いていたという、札付きの悪じゃなくて色欲に応える大衆作家だったことは、功成り名遂げてからわが「ヰタ・セクスアリス」を書く森鴎外ほかはまだしも、直木三十五賞受賞後に『愛妻日記』や『なぎさの媚薬』を書く重松清や『sex』 -
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購入済み
女性にオススメ
初めてこういった分野に足を
踏み入れてみました。
内容は総じてソフトな印象で
幸いでしたね。ノーマルな志
向の?女性向けの一冊だと思
います。 -
Posted by ブクログ
文学界最大のお祭りといえば、直木賞と芥川賞だがこれらの賞を受賞したからといって一般的に知名度が跳ね上がるとは限らない。インタビューの発言で話題となった作家の名前を覚えているだろうか?正解は田中慎弥。ちなみにもう一人の受賞者は円城塔。私も何年後かには忘れていそうだ。
本書の著者は1988年に「それぞれの終楽章」で直木賞を受賞した阿部牧郎。1933年生まれの作家で、官能小説、戦記小説、時代小説と幅広い分野で筆を振るっている。恥ずかしながら私は著者のことを知らなかったが、一般的に知名度はどうなんだろうか?著者の場合本が安定的に売れているが、芸能人のように一発屋もある時代。続けていくのってなんで
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