【感想・ネタバレ】艶女犬草紙のレビュー

あらすじ

文政年間の大坂。武士を捨て貸本屋泰平堂(たいへいどう)を営む町之介(まちのすけ)は、犬が縁で下宿(したやど)の若女将(わかおかみ)リサと愛しあう仲になる。町之介は魚屋の多助と共に「犬の口入屋(くちいれや)」を始めて評判となるが、それがきっかけで父の仇(かたき)の豪商・石田屋と手を組むはめに。ところが街に謎の「犬さらい」が現れて!? 色と欲を大胆に描く、書下ろし時代小説。(講談社文庫)

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Posted by ブクログ

時代小説版ハーレクインロマンスというところか。
時代背景、ラブロマンス、犬愛護、武士道精神、ミステリーが合わさった小説である。
舞台が、関西ってとこらが作者らしい。

「・・・大阪ってそんな男がおおいんだっせ。自分だけ無事やったら良いの。仁侠のニの字もおません。大事なのは自分の生命とお金だけー」

大阪の男って昔から、そうなのね。
地下鉄車内、座席に座るのは野郎だらけ。

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2020年03月12日

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