橘玲のレビュー一覧
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ネタバレ「自由」の理想系。
大手弁護士事務所のジュニアパートナーの座を目前にした主人公は、その身分をなげうって自由を手に入れる。
彼は「非居住者」としてオフショアを転々とし、どの国家にも納税しない、独立した個人だ。
冒頭の会話が秀逸。
バカンスでハワイのビーチにやってきたNYの弁護士ビルとの会話。
ひとしきりわが身の不幸をしゃべり散らしたあとでビルが訊いた。
「ところで君、なにしてるの?」
「海の見える場所を旅してるんだよ」
「それに何の意味があるんだい?」
「なにもないよ」
「どういうこと?」
「人生に意味があるとかないとか、そんなのうんざりだよ」
「なんてことだ!」ビルは叫んだ。「君は俺の人 -
Posted by ブクログ
この本の著者である橘氏は、サラリーマンで生活するよりも、マイクロ法人化することで税金をコントロールすることで、可処分所得を大きくすることができるメリットを解説しています。
同様な考え方は、「金持ち父さんシリーズ」を書いたロバート・キヨサキ氏も述べていたと思いますが、橘氏は日本の税制に沿った、日本人に役立つ方法を述べています。
とは言うものの、彼の提案を実際に実現できる人は、限られているのではないかと私は思いました、このような偏見を持っている限り「自由人」になるのは難しいのかもしれませんが。
以下は気になったポイントです。
・若いときは人的資本で稼いで、年を取って働けなくなると金融資本と -
Posted by ブクログ
不動産と保険の話。これらは人生設計の上で大切な要素ですね。両者とも金額が高い商品ど、この選択如何によって人生が大きく左右される…。ボクも30代半ばに差し掛かっているわけで、この問題に取り組まないわけにはいかないのです。
不動産についての著者の結論は
現在の経済環境下では賃貸が合理的。資産価値としては、コスト・リスクを考慮すれば、一般的な金融商品と比べ不動産は決して得ではない、と。さらには、結婚して子供を私学に通わせたいのであれば、賃貸の選択しかない、と。将来の経済的独立を叶えるには、かくも厳しいのか、と現実を突きつけられます…。しかし、こういったこと一つ一つに答えを出していかないと、後で大変 -
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ネタバレ[ 内容 ]
マネーロンダリング(資金洗浄)とは、テロ資金や麻薬・武器密売・人身売買などの犯罪で得た収益を、海外の複数の金融機関を使って隠匿する行為をいう。
本書ではカシオ詐欺事件、五菱会事件、ライブドア事件などの具体的な事例をもとに、初心者にもマネロンの現場が体験できるよう案内した。
専門知識はなにひとつ必要ない。
グローバル化、大衆化したマネロンによって、いまや世界の仕組みが変わりつつあることを読者は知るだろう。
[ 目次 ]
第1章 世にも奇妙な金融犯罪(発端 計画 ほか)
第2章 プライベートバンクの憂鬱(プライベートバンクとは何か 香港マネーロンダリング事件 ほか)
第3章 北朝鮮