広江礼威のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「ブラック・ラグーン」公式スピンオフ。主人公は掃除屋のソーヤーです。
ゴスロリ+傷跡+チェーンソーのなんらかの要素を詰め込んだソーヤー。掃除するのに、チェーンソーは雑すぎないか?とか思うのだけど、ロアナプラという無法の街ではお手軽に手早く解体ということが第一なんでしょうね。あとは、やはり原作者の趣味かな。
副題にある『ゴア』とはなんぞや?
調べてみると、スプラッタのことを海外ではゴアというようですね。ああ、納得。
これから、これらの説明するときにソーヤーを思い浮かべていこうと思います。そんな機会があるとは思わないけども。
なにしろ、ホラーというジャンルに詳しくないもので、自分が他人に説明する -
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良い出来
ご存じ「BLACK LAGOON」のスピンオフ作品。
本編に出てきたシスター「エダ」のCIA時代の活躍を描く。
作画は異なるが、原作は本編と同じ広江礼威であり、設定の整合性や展開なども本編と合っている。
ちなみにこの絵、広江礼威の友人でもあるやまむらはじめが描いている。
彼は本来「神様ドォルズ」などに代表されるように、特に女性キャラが非常に美しい、ファンタジー系の作品が多いマンガ家。
それが本作ではハードボイルド系の現代劇という事で、作画を担当していることを知った際は非常に驚いた。
こういう作品も描けるんだという感じだが、確かにエダは美しいし、エダ以外の女性キャラにはやまむらはじめっぽさも残 -
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エダ
ブラックラグーン本編では正体を隠したままの食えないシスター、エダ。
本編とはちょっと雰囲気が違うけれども、これが公式設定というなら
大変興味深い。 -
Posted by ブクログ
ナチスとチャウシェスクの残滓とドンパチする2巻。
その合間に相容れない部分で揉めるロックとレヴィ。
ロックが言いなりにならずに、自分は自分の主義主張があるんだと見せることが、レヴィと対等な生き物であるという証明の一歩なのかな。戦闘力では比較にならず、役割で比べるのはナンセンス。だからこその、自分は何者であるか、あろうとしているか、という証明は大事であると思います。
「ブラック・ラグーン」はピカレスクの占める割合が多い作品だと思うのだけど、レヴィたち面々よりも、バラライカの方が語彙に合致しているように思える2巻までの印象。彼女たちも組織内での成り上がりを期していると思う。いや、希望かな。
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Posted by ブクログ
会社の後輩からお勧めされていた「ブラック・ラグーン」。広江礼威作品は「341戦闘団」を読んだですが、それも後輩からのお勧めが頭のどこかにあったから。
初見初読の感想は、平野耕太みがあるな、でした。外連味とスラングまみれのアクション、世間の倫理があることを承知の上で踏み潰してゆくアナーキーさ、いいですね好きです。『cowboy bebop』みもあるね。
戦うメイドのロベルタが、多分作者の趣味丸出しのバトルをしているのだろうなぁと思う。仕込み傘!ブリーフケース仕込み銃!スカートの中から手榴弾!いや、外連味ってこういうことよ。あの仕込み傘のネーミングってあるのかしら。仕込み傘というと、柄の部分が