初っ端から銃やロケットランチャーで武装した現代海賊に拉致されるサラリーマン岡島緑郎。日常的に銃弾が飛び交うという、物騒にも程がある街で、岡島もまた海賊の一員として生きていく事になる数奇な物語です。
映画のようなセリフ回しで悪徳に満ちたキャラクター達が活躍するハードボイルド・ガンアクションでありながら、主人公が普通の会社員というのも見所です。平穏な世界で生きてきた主人公が情け容赦ない世界でどう変わっていくのか?話が進めば進む程、先が気になってしまう事請け合いです。
ノベライズではオリジナルのストーリーが描かれ、こちらも大変素晴らしい作品となっています。未読の方は、ぜひぜひご一読を!(書店員・らいだー)
感情タグBEST3
作者は女性への何か恐怖でもあるのか、おっかない女性しか出て来ない笑
シェンホア、めっちゃタイプ〜〜〜〜ですだよ姉ちゃん、これからも出てきて欲しいなぁ。
裏の世界だからこそ、容赦なしでハッピーエンドにならないことが多いけど
ストーリーが練られれていて悪がきちっとさばかれる感じが快感です
Posted by ブクログ 2009年10月04日
双子編のストーリーの完成度の高さに大満足です。やっぱり終わり方はあれが一番妥当だと思います。ちょっとかわいそうですが、ね。
グレーテルの最後の台詞が印象的でした。
やっぱり可愛いなぁ、この双子。可愛い顔しておっかないことしてるという、このギャップが僕は大好きです!
新章にも突入し、ここから...続きを読む物語が大きく動き出したような感じがしました。・・・・・・僕だけ?
Posted by ブクログ 2009年10月04日
救いの無い結末こそが、元から救いの無いこの作品世界において許される、唯一の優しい幕引きなのかもしれない。
アクションシーンの爽快感はそのままに、物語に深みの出てきたシリーズ第3巻。
ヘンゼルとグレーテル編のくさくさした気分を払拭するかのように、イスラム編はただただエンタテイメントに徹した作りになって...続きを読むいる。
バラライカが珍しくキルの巻。「跪け」にはゾクッとした。ロックを試させる編でもある。ちらっとレヴィの情も見える。
Posted by ブクログ 2020年08月23日
殺人狂の双子編とタケナカ編。
「ああいうものを真っ直ぐ見るな」とのセリフがあるけど、一番真正面から向き合っているのがバラライカ姉さんだった。強いね。
シリアスな双子回からの、ギャグ一辺倒なタケナカ編。英語の罵倒を覚えるのにぴったり。
Posted by ブクログ 2009年10月04日
殺人双子・ヘンデルとグレーテル解決編と、ヒズボラの“ハイキング表”の輸送戦。日本人革命家・タケナカがいい感じ。巻末まんがはバラライカの憂鬱。所帯染みたバラライカ、それだけで笑える。
殺人マシーンと化した双子ちゃんも、結局はあっさり倒されてしまい、ロックの嘆きもその通りだろうとは思いますね。大元って政治の問題に起因していたり、ですよね。(チャウシェスクも実際はそれほどの大物でもなかったとも聞きますが)
後半は元日本人?タケナカ/ロックお2人に関わるお話でしたが、ちょっと正直、分か...続きを読むりにくい部分もありましたね。
双子編クライマックスへ。ズッシリ重い結末になる。
そして三合会の張兄貴からの依頼でお仕事。トチッたロックをきっちりレヴィが助けてくれたり、
準レギュラーになるシェンホア登場したりと大事な話ではあるが、なんか印象薄いエピソード。
Posted by ブクログ 2011年05月28日
絵が綺麗で好み。
ただキャラ達についてはやはりぶっ飛んでいる
性格の人が多いというか、周りにこんな人間が
いたら嫌だなあ・・とは思った(いないだろうが)
感情的ではない、いわゆる合理的な内容
・・・といった感じなのかな。
主人公であるロックはまともかな。
Posted by ブクログ 2009年10月04日
表紙の姉御のかっこよさにおもわず3巻を収納。
東南アジアらへんの治安の悪い町を舞台にした戦うお姉さんモノ。
華やかなアクションシーンに魅せられます。
くどいほどハードボイルドな台詞やら銃ぶっぱなすメイドやら斧振りまわすロリショタやらが平気な人は是非。