あらすじ
エダのロアナプラ以前の活躍を描く外伝!
ロアナプラで武器をハンドリングする暴力教会に籍を置くシスター・エダ。
はすっぱだが、どこか理知的でもあるエダの正体とは?
ロアナプラに来る以前、エダが選んだ就職先での最初の任務は、
権謀術数をめぐらすアンダーワールドだった。
感情タグBEST3
ロアナプラ以前の暴力教会シスター・エダの過去を描くスピンオフ。エリートCIA工作員でありながら、トラブルに巻き込まれては銃と暴力で解決する姿は、まさにクソ尼。本編ファンにはたまらない、切れ味鋭い前日譚。
待望
ブラックラグーンのキャラ一人を深掘りしていく話は今までに、掃除屋ソーヤーがありましたが、ついにエダも出ましたね!エダの過去はブラックラグーン本誌でもあまり詳しく明かされていなくて気になっていたところでした。エダの過去の姿や仕事上の口調は変わっていても、ポロッと出る本来の口調がブラックラグーン本誌の頃と変わっていないとこはエダらしさがあっていいですね。
面白い
ブラックラグーンのスピンオフ作品でエダが主人公な作品。エダは謎に包まれているので、ラグーンファンはかなり気になる作品になっていると思う。
良い出来
ご存じ「BLACK LAGOON」のスピンオフ作品。
本編に出てきたシスター「エダ」のCIA時代の活躍を描く。
作画は異なるが、原作は本編と同じ広江礼威であり、設定の整合性や展開なども本編と合っている。
ちなみにこの絵、広江礼威の友人でもあるやまむらはじめが描いている。
彼は本来「神様ドォルズ」などに代表されるように、特に女性キャラが非常に美しい、ファンタジー系の作品が多いマンガ家。
それが本作ではハードボイルド系の現代劇という事で、作画を担当していることを知った際は非常に驚いた。
こういう作品も描けるんだという感じだが、確かにエダは美しいし、エダ以外の女性キャラにはやまむらはじめっぽさも残っている。
「神様ドォルズ」が好きで全巻持っている自分としては、うれしい発見。
で、本作だが、「BLACK LAGOON」本編の少し前、1990年代後半を描いている。
2巻のボスニア・ヘルツェゴビナをめぐる話で、1995年のボスニア紛争終結後の姿が描かれているので、1996年より後という事になりそう。
この作品より明確に後の時代となる本編が90年代後半とも言われているので、本作が1996-1997年あたりの出来事で、その1~2年後が「BLACK LAGOON」本編のスタートと言った感じだろうか?
架空の街と架空の組織を舞台にしている本編と異なり、本作はCIAのエージェントという実際の組織をベースにしている。
その分、現実とよりリンクした国や組織の話を描くことが出来、その点本編とは若干テイストが異なるところが魅力。
この辺り、「MASTERキートン」や「紛争でしたら八田まで」などが好きな人には特にお勧めできると思う。
とりあえず個人的には、この絵とこの内容、凄く好きです。
エダ
ブラックラグーン本編では正体を隠したままの食えないシスター、エダ。
本編とはちょっと雰囲気が違うけれども、これが公式設定というなら
大変興味深い。
やっぱり面白い!
ブラックラグーンはアニメから知ったけど、めっちゃ面白くてハマりました!
それが新作?、それとも番外編?とにかく、のっけからバイオレンス、ドンパチだらけで興奮します!
Posted by ブクログ
エダの昔話...本編進まないから広江のネタ帳にあった話から膨らませたのかな。
まあ内容よりも、やまむらはじめがブラクラの漫画描いてた方が驚きだけど。