八木沢里志のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
主人公の貴子は、交際していた恋人から突然別の女性と結婚すると告げられる。しかも相手は同じ会社の女性だった。
自分はただの遊びだったのか。結婚相手と同じ職場に居続けることもできず、会社を辞める。何もかも失ったような気持ちの中、元恋人だけは何事もなかったように日常を送っている。その姿が貴子をさらに傷つける。
行く当てもなくなった彼女は、叔父が営む古本屋「森崎書店」を手伝うことになる。しかし失恋の傷は深く、仕事以外の時間は部屋にこもって眠るばかり。嫌なことを忘れるように毎日を過ごしていた。
そんなある日、「寝てばかりの人生はもったいない」と言われ、積み上げられた本の中から一冊をなんとなく手に取る。
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Posted by ブクログ
著者の描く優しくて温かい世界観が好き。
元生物学者の小吉と妻・楓さんが営む山奥のペンション「ワケアッテ」が舞台。温もりのある再生ストーリーで読み心地が良かったです。
明るく爽やかなオーナー・楓さんと、朴訥とした夫・小吉さんのお二人がいい味を出してます。小吉さんの不器用だけど純粋で真っ直ぐな人柄に好感が持てました。
やって来るのは、さまざまな訳ありのお客たち。
自然囲まれ、やわらかく自分を受け入れてくれる人の前では、人って普段なら話さないようなことでもつい話してしまうもの。
やって来た人たちが、ペンションで過ごす日常と二人に元気をもらって清々しい気持ちで帰っていく──。
お客様ひとりひとり -
Posted by ブクログ
失恋し仕事も辞めてどん底にいた貴子が
叔父さんの営む古書店で過ごすうちに
本と人を通してゆっくりと
自分を取り戻していく物語
物語の舞台が 古書店街の
神保町というのがイイ〜♪
人生に迷い立ち止まってしまった主人公の貴子が
少し風変わりな叔父さんが営む
「森崎書店」の2階で
暮らし始めるところから物語は動き出します
最初は本に興味がなかった貴子が
一冊、また一冊とページをめくるうちに
頑なになっていた心がゆっくりと
解きほぐされていく過程が
本当に丁寧に、優しく描かれていて
うん、うん分かる〜の連続でした!
「人生には、ただ立ち止まって
本を読んで、呼吸を整えるだけの
時