八木沢里志のレビュー一覧

  • ペンション・ワケアッテ

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    ネタバレ

    めっちゃ読みやすかった。作者様、なんだか聞いたことが…と思ったら純喫茶トルンカと森崎書店の方だった!!!どちらも読もう読もうと思っていたのですが、先にこちらを読んでしまいました。

    プロローグの『働け、僕の側頭葉!』で思わず吹き出してしまってからわりと一気に読みました。

    しんどい気持ちの宿泊客たちが、お2人と1匹と自然とご飯に癒されていく(ついでにキクチさんにも)。

    小吉さんも楓さんも素敵ですね。
    こうやって周囲に優しくなれたらなぁ。
    私も自分でいっぱいいっぱいになってたり、恩着せがましい考え方とかしてたり、反省しないとなぁと思いました。変わるための一歩を踏み出せたみんなは本当に素敵。

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    2026年05月10日
  • 新装版 続・森崎書店の日々

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    本好きにはたまらないタイトルや物語…♡

    物語の中で特に印象的なのは
    実在する小説たちが
    登場人物たちの心にそっと寄り添うシーン!

    叔父の悟(さとる)が大切にしている
    室生犀星の詩集は
    犀星の綴る繊細な言葉が
    不器用な悟の心の奥底にある
    優しさや悲しみと共鳴し
    読んでいるこちらまで胸が熱くなりました!

     

    また劇中で触れられる林芙美子の『放浪記』では
    「花の命は短くて苦しきことのみ多かりき」という有名なフレーズが 神保町という街に積み重なった時間やそこで生きる人々のままならない人生と深く重なりました

     

    「 たとえ遠回りをしたとしても
    その時間は決して無駄じゃない 」

     

    森崎書

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    2026年05月06日
  • 新装版 森崎書店の日々

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    サラッと読めるお話

    こんなお節介な叔父さんが自分にも
    居たらなー!と思う気持ち
    いやでも、多分実際居たら煩わしいかも..笑
    神保町、いつか行ってみたい

    登場人物たちの恋の行方が気になる
    続編が出てるので近日中に読みたい!

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    2026年05月06日
  • ペンション・ワケアッテ

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    本当の自分を知って、相応しい人生を始める。

    宿泊する人たち、必ず一人は自分と同じ経験をしたことがあるのではないかと。
    自分なりに生きていきたいのに、悲しいかな世の中の価値観や先入観に苛まれ生きていかなければいけない窮屈な時代に埋もれてしまい、見失ってしまうこと。

    個人的に残ったのは、小説家として売れなくなって、スランプに陥った小説家・孝弘。ニュースのコメントを書くことで集客を集め優越感に浸りたい自己顕示の塊が、どこかでもう一度日の目を見られたい。焦りと不安が自分のスペースを埋めていく、そんな彼に小吉さんの助言が刺さってしまった。否が応でも「内面の自分と向き合ってないな」「ゆとりのないまま過

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    2026年05月04日
  • ペンション・ワケアッテ

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    なんか癒された。小吉さんが掛けてくれる言葉は、ハッとされるし、染みる。

    ずっとそこにいて欲しい、2人でした。

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    2026年04月30日
  • 新装版 続・森崎書店の日々

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    本を通して自分の内側を見つめ直すきっかけになる一冊だった。

    ⊹ ࣪ ˖ ⊹ ࣪ ˖ ⊹ ࣪ ˖ ⊹ ࣪ ˖ ⊹ ࣪ ˖ ⊹ ࣪ ˖ ☽ ⊹ ࣪ ˖ ⊹ ࣪ ˖ ⊹ ࣪ ˖ ⊹ ࣪ ˖ ⊹ ࣪ ˖ ⊹ ࣪ ˖

    前作のはじまりの頃と比べて、主人公にしっかりとした“芯”を感じた。
    森崎書店とそこで関わる人々という「安全基地」を見つけたことで、周囲の評価に振り回されなくなっていたことも大きな変化で、人と本の力を感じた。

    今回は続編ということで、主人公の周りの人々にフォーカスを当てた物語になっていて、
    登場人物の人間らしさが見えた。
    前作ではスマート、可愛い、頼りない、など一言で表現できていたキ

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    2026年04月30日
  • 純喫茶トルンカ 〈新装版〉

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    3つの恋の物語
    1作目
    前世で恋人だったって、どういうこと?と先が知りたくて一気読み

    2作目
    しみじみと昔を懐かしむ大人の恋心
    夕焼けのシーンが胸に沁みる

    3作目
    若い10代の恋
    目の前にいる大切な人にまだ気づかない、恋に憧れ一生懸命な姿が可愛い

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    2026年04月20日
  • ペンション・ワケアッテ

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    ネタバレ

    今年の目標を「自分軸」に設定した自分にぴったりの本だった。
    他者や世の中のできごと、溢れるたくさんの情報に翻弄され自分を見失った客たちが、ペンションの2人に出会い自分の心と向き合い自分を取り戻す物語。
    自分自身の声は小さくて、日常の中では注意深く耳を傾けないと埋もれてしまう、なかったことになってしまう。

    意識的に自分の声を聞き行動していこうという気持ちがさらに強まった。
    文体も読みやすく短編なので、本が苦手な人にも読みやすいと思う。

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    2026年04月05日
  • 新装版 続・森崎書店の日々

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    続編も良かった。
    生きているといろんなことが起こるし、
    歳もとる。
    過去の自分と向き合って、前に進もうとする姿勢に成長を感じた。
    いつもそこにいた人が居なくなる。
    悲しくて寂しい。
    辛くてどうしようもない。
    それでも森崎書店は続く。
    営業再開してくれてよかった。

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    2026年03月28日
  • 新装版 続・森崎書店の日々

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    森崎書店のその後の物語。
    読者の私は、森崎書店と喫茶店〈すぼうる〉に集う人たちが大好きです。

    前作よりも
    サトル叔父さんと桃子さん
    貴子と和田さん
    トモちゃんと高野くん
    それぞれがお互いを思う気持ちが、痛いほど伝わってきました。その人のことを思うからこそ、色々と悩むんですよね。自ら壁を作ったりして。

    それを周囲の人が心配してくれて、その助けもあって前向きになっていく様子が、読者の私にも伝わってきました。今回はとても悲しい出来事があったけれど、その悲しみを背負って前を向いていけるようになったことが良かったです。

    大切な人にはきちんと想いを伝えて、自分のことを知ってもらうこと。相手の想いも伝

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    2026年03月05日
  • 純喫茶トルンカ 最高の一杯

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    やっと最終巻を読みました。

    今までの話を総括したような
    そして、マスターと雫ちゃんの家族について。マスターの家族に対する秘めた苦悩と思いも描かれていてとても良かったです

    1巻から読み直したい気持ちになりました

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    2026年02月28日
  • 純喫茶トルンカ 〈新装版〉

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    どの短編も温かい気持ちになれる作品だった。

    こういう作品って、喫茶店のマスターが主人公なことが多いけれど、この作品は違う。一人称が毎回変わっていく。トルンカで働いていたり、お客さんだったり。
    トルンカで出会った人たち、トルンカがあったから出会えた人たちが少しずつ成長していく姿が素敵。

    谷中商店街、行ったことないけど行ってみたい。森鴎外記念館とかも本当にあるのかな?

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    2026年02月19日
  • 眠れぬ夜のご褒美

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    ネタバレ

    「泣きたい午後のご褒美」の続き気分で読み出したが、今回はミステリー要素もあり、なかなか楽しい。

    それぞれおもしろいのだが、秀逸だったのが、「ペンション・ワケアッテ」。
    いやいや、日本語って奥深いとつくづく思う。
    主人公は訳あり旅行に出てきて、なんだか感じ悪さMAXだったけど、いつの間にか前を向いていた。
    一方的に別れを告げた男との唯一の繋がりの象徴である手紙を、愚かだと思いつつも大事にしてしまう切なさは伝わってくる。
    だけど、一番大事な話を一方的に手紙で済ませようとしたつまらない男の幻想から目が覚めて、本当によかった。

    どの作品も、とてもおいしそうなお夜食ばかり。
    読んでいておいしくて楽し

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    2026年02月13日
  • 純喫茶トルンカ 最高の一杯

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    あ〜読み終わってしまった。
    最後のマスターの過去は少し泣きながら読んだ。
    前々作からのキャラクターが出たりすると『お!懐かしい!』と自分もトルンカで一緒にその光景を見ているような感覚。
    『再会とは、人生における一番身近な奇跡である』この言葉が最終巻になるとすごくグッとくる感じ。
    読んだ後、こんな温かい喫茶が近くにあればいいのにって心の底から思った。

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    2026年02月06日
  • 純喫茶トルンカ 最高の一杯

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    〈再会とは、人生における一番身近な奇跡である〉
    トルンカの本で言葉が出てくることを期待してる自分がいる。

    今回は菫と雫が姉妹ではないことが分かったけどそんなことなどどうでもいいくらい仲のいい家族だった。
    お母さんも帰ってきてくれてよかったな。

    そして、父と娘の再会や再スタートを切る人。
    みんなことを応援したくなった。

    ・「雫ちゃんの入院代バカになんないだろ。だから、常連のみんなでカンパすることにしたんだよ。まあそんな大した額じゃないけど、足しにしてやってよ」

    ・話せなくなっても、触れることができなくなっても、消えてしまったわけではない。娘はちゃんと、ここにいる。

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    2026年02月01日
  • 純喫茶トルンカ 〈新装版〉

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    東京・谷中の路地裏にある小さな喫茶店を舞台に、そこで出会う人々の心温まる連作短編集で、「再会」や「心の癒し」、「日常の中の奇跡」を描き、読後に優しい余韻を残す物語です。秘密や孤独を抱えた人々が、マスターが淹れる美味しいコーヒーと静かな空間で心をほどき、人生の岐路を乗り越えていく姿が描かれ、登場人物たちのささやかな交流と再生が魅力です

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    2026年01月14日
  • しあわせの香り 〈新装版〉

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    1作目より感動が上回りました。
    悩みまくっても、それでも前向きに人生を良くしていこうとする登場人物たちに勇気づけられます。

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    2026年01月13日
  • 純喫茶トルンカ 最高の一杯

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    このシリーズ、全部読んでますがどくとくの雰囲気があり、話の語り口に惹き込まれます。ついにマスターの謎も解き明かされたということは、ラスボスみたいな感じなのでこれで終わりかしら?

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    2025年12月31日
  • 新装版 続・森崎書店の日々

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    前作に引き続き、貴子を始め
    あたたかい人たちで溢れている。

    P116
    〈悲しいときは本を読むんです。何時間でもずっと。
    読んでいれば、ざわついていた私の心はまた静けさを取り戻します〉

    相原トモコの言葉に大きく頷く私。
    本を読むことで落ち着きを取り戻す。
    若い頃のように
    ジャンルを問わずザクザク読むことは減ったけれど
    お気に入りを大切に時間をかけて読むのもいい。

    和田さんと貴子、サトルおじさん
    皆が幸せでありますように。

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    2026年01月04日
  • 新装版 続・森崎書店の日々

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    続編の新装版。神保町、いいなぁと心から思うしそこに身を置け店を構えられるって本当にすてき。生きてれば別れは必ずある。置いていく方も置いていかれる方も辛く身を切られるような悲しみに読んでて涙が出てしまう。いなくなってしまった人を後ろに置いていく…なんて切ないのだろう。後悔のないように生きていくって中々難しいけどとても大事。世界中の出版人が大絶賛で翻訳のオファーが続々らしく、書き下ろし掌握でそのことに触れられてて楽しい演出。貴子と和田さん、サトル叔父さんに書店街のみんなに幸あれ。本と人への愛が詰まった優しさ。

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    2025年12月30日