八木沢里志のレビュー一覧

  • 眠れぬ夜のご褒美

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    どのお話も好き、どのお話に出てくる夜食も魅力的〜!!特に「ペンション・ワケアッテの夜食」と「ひめくり小鍋」が好きだった。

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    2025年06月14日
  • 眠れぬ夜のご褒美

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    夜食って、罪悪感あるけどいつも頑張ってる自分にご褒美だとかたまにだからいいかなって甘やかしちゃって食べてしまう。ラーメンの話は美味しそうだった!最後の韓国のインスタントラーメンも美味しいだろうな〜

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    2025年05月25日
  • 眠れぬ夜のご褒美

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    ほっと温まる短編たち。
    夜に読むと必ずお腹が空く。
    総じて気を使いすぎて自分を偽っても
    良いことは起きないなと思えた。
    特に最後のお話は
    ラストでクスッとこの夫婦が愛おしくなる。
    愛おしい夫婦といえば、ワケアッテの夫婦も。
    こんなペンション止まってみたいなー!
    夜食の会、ちょっと切ないけれど、そんな仲間が私にもいたらなと思う。
    未来に期待。
    この人の本読んでみたい!ってなる作家さんにも出会えて
    とっても楽しかった!

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    2025年05月13日
  • 純喫茶トルンカ 〈新装版〉

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    小さな喫茶店をめぐる3つの話。
    雫ちゃんのまっすぐさが眩しかった。
    最後は浩太の優しさにほっこりした。

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    2025年05月06日
  • 眠れぬ夜のご褒美

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    どれも美味しそうな夜食がいっぱいでそれぞれ美味しそうに食べてたり罪悪感を感じていたりしていて読みながら自分も、食べたいな〜って気持ちになりました。
    特に『深夜に二人で背脂ラーメンを』と『ペンション・ワケアッテの夜食』の話が特に好きだった。

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    2025年05月03日
  • 純喫茶トルンカ 〈新装版〉

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    東京の路地裏にある「純喫茶トルンカ」にまつわる人々のハートフルな物語。大学生のアルバイト修一と父の浮気相手の娘だった千夏さんの再会を描く、「日曜日のバレリーナ」。酒に溺れる転落人生を歩む沼田がかつて過ごした街に戻ってきて思い出の恋人の娘絢子と出会い、その交流を描く、「再会の街」。そして、マスターの娘である雫の姉の元恋人荻野さんとの再会と、荻野さんに対する初恋を描く、「恋の雫」。最後の話が良かったな。まっすぐな雫ちゃんの初恋と失恋が描かれて、面白かった。雫ちゃんは、浩太とくっつくのが良いと思うんだがな。

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    2025年03月31日
  • 眠れぬ夜のご褒美

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    ネタバレ

    旅のお共として。夜中のご飯というテーマでのアンソロジー。初読みの作家さんも多かった。友井羊のが一番良かったな。しかし、元彼に未練たらたらな女子が出てくる話が2つもあったぞ。若いからってそんな恋愛するかね。全然好きになれない。男も女も。大沼紀子「夜の言い分。」は年が近いからか身に染みた。こういう夜食会が私もしたいわ。

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    2025年03月18日
  • 純喫茶トルンカ 最高の一杯

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    トルンカシリーズの最終巻。最後のマスターの話が良かったなと思う。常連客の優しさに包まれ、家族の再生につながるもので心も温まる。最後の格言はトルンカを表すものだなとしみじみ思う。

    再会は、人生にとって一番身近な奇跡である。

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    2025年02月24日
  • しあわせの香り 〈新装版〉

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    ひっそり佇む、純喫茶「トルンカ」。
    ゆったり好きな曲を聴きながら、マスターの淹れる香り高い珈琲を飲む。そんな時間に憧れます。
    様々な想いを抱えるトルンカに訪れる人たちの雰囲気、しあわせの香りとはこういうものかと感じるから、美味しい珈琲を飲みながら読みたくなります。
    特に、「午後のショパン」に心を掴まれました。優しい文章からも、千代子さんの強い想いが伝わってきます。
    誰の人生にも奇跡みたいな一瞬がある、と、光を見させて頂いたようです。
    浩太の複雑な心境。人との出会いでさらに成長した浩太が頼もしいです。
    表紙が可愛く、前編と一緒にジャケ買いした本です。
    偶然の出会いですが、ひとりひとりに、貴重な物

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    2025年02月19日
  • 純喫茶トルンカ 最高の一杯

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    トルンカシリーズの最終章。

    安心して読める。

    相変わらず浩太がいいやつすぎて、彼の真っ直ぐさに胸がキュンとなる。

    みんなそれぞれに「人生」「思い」があるんだなあ。

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    2025年02月16日
  • 眠れぬ夜のご褒美

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    するりと読める一冊。美味しいグルメにまつわる大小の事件や物語。個人的には最後の正しくないラーメンが印象的。おすすめです。

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    2025年02月12日
  • 眠れぬ夜のご褒美

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    ネタバレ

    一番最後の話が韓国ラーメンへの思いが強すぎて、インパクト大でした。でも自分にも「これが食べたくて仕方がない!」って思う時あるよな、あるあると頷いてしまいました。

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    2025年02月11日
  • 純喫茶トルンカ 〈新装版〉

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    常連にもなりたいし、一緒に働くのも憧れる、ホッとする喫茶店。
    マスターのコーヒー飲んでみたい。。

    依存じゃなくて、愛だと胸を張れるなら対象はなんでもいいってなんかグッときた。
    愛することと、依存することは違うんだよな。
    愛することは時に人を救ってくれるってなんかいいなあ〜〜いいなあ〜と思った。

    綺麗なものもまやかしもあるから、それを見極めるために自分を磨いて、感性豊かになることが大事とか、逆も然りで自分も世の中から見られているとか、
    背筋を伸ばして歩きたくなるような言葉が溢れている。

    トルンカも同じ感じかもしれない。愛したい場所であって、依存して困らせたい場所じゃない。きちんと自分を磨く

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    2025年02月10日
  • 眠れぬ夜のご褒美

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    話のどこかに美味しいご飯が出てくるアンソロジー。
    それぞれ楽しく食べてたりしんみり食べてたり状況は様々だけど、ご飯の味は美味しく感じてそうなところがよかった。
    美味しいご飯は元気をくれると思えて素敵。

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    2025年02月09日
  • 純喫茶トルンカ 最高の一杯

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    随分と昔のことになるが、中野区に住んでいた時、「クラシック」という喫茶店によく行っていた。
    中野駅からブロードウェイまでの通り道となるサンモールというアーケードの途中のサンプラザ方面の横道にあった。
    レコード板や蓄音機が置いてあって、店の名前のとおり「クラシック」音楽が流れていた(と思う)。
    コーヒーが美味しかったという記憶はないが、とにかく別世界に来たような雰囲気が好きだった。

    純喫茶トルンカは、昔のお気に入りの喫茶店の思い出をよみがえらせる物語だ。
    今は町の喫茶店がどんどん閉店してしまい、「クラシック」のような馴染みの喫茶店はみつかっていない。

    純喫茶トルンカは、3巻も続くと思っていな

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    2025年02月01日
  • 純喫茶トルンカ 最高の一杯

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    ネタバレ

    今回は、滝田じい、田所ルミ、トルンカのマスターが主人公の三話。
    コーヒーは大好きだけど、最近は本格的な喫茶店はなく…トルンカみたいなお店に行きたくなりました。

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    2025年01月27日
  • 純喫茶トルンカ 最高の一杯

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    『純喫茶トルンカ』に集う人たちの人生模様。
    路地裏にひっそりと佇み、寡黙なマスターの淹れるとびきり美味しい珈琲を楽しむ。
    その至極の珈琲に魅せられた常連たちが今日も扉を開ける。

    シリーズの最終巻。

    ○眉雪の後悔〜骨董品店経営の滝田の苦悩。
    ○傷だらけのハリネズミ〜女優を辞めたルミは…。
    ○最高の一杯〜マスターの本音。

    最終巻だと感じるのは、最高の一杯で見せたマスターの気持ちと伝えることの大切さとその勇気である。やっと家族いっしょに…と溢れる思い。

    『純喫茶トルンカ』を舞台に紡がれる幾つもの物語には、さまざまな人生を感じる。
    けっしてひとりでは抱えきれないことも誰かに話すことで道は開ける

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    2025年01月22日
  • しあわせの香り 〈新装版〉

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    #午後のショパン
    千代おばあちゃんの少女時代が可愛い。
    ひろさんの背中を押すところもグッとくる。
    私の人生にも意味はあった。生まれてきた意味はちゃんとあった。ってスッと思えるようなことが自分にも起きるんだろうか。自然と体が向かうとき、それに従うことを大事にしたい。

    #シェードツリーの憂鬱
    「ガクン、と体が内側から揺れた気がした」から始まる浩太が涙する描写で、深い深い悲しみが伝わってきてめっちゃ泣いた。
    裏スミ姉も田所ルミもめっちゃいい。

    #旅立ちの季節
    絢子のお話。
    宇津井との再会からの流れがなんかすごくほっこりした。
    しんどい出来事も、トルンカにはいるとなんか優しい空気になるのが嬉しい。

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    2024年12月28日
  • 純喫茶トルンカ 最高の一杯

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    あーぁ。終わっちゃった。
    まだまだ続いてくれてもよかったんだけどなぁ。
    3冊かけて繋がっている部分があるから、後半2冊一気に読んでしまって正解だった♡
    読みながらコーヒー飲みたい&行きつけの喫茶店が欲しい欲に駆られてGoogleマップで「純喫茶」って検索したよね。
    でもこの辺には昔ながらの純喫茶はなかったの。
    そして検索してから気付いた。
    純喫茶にも私でも飲めるカフェインレスのコーヒーはあるのか???
    という結論に達して私のようなカフェインに弱い人間はスタバとかチェーン店に行くしかないのかなぁと残念に思ったのでした。

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    2024年12月27日
  • しあわせの香り 〈新装版〉

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    人情味あふれる純喫茶で繰り広げられる、穏やかで優しい物語。悪意とか悲壮とか、ネガティブな要素がなく安心して読めるので、疲れていてもエネルギーを使わず読み進められます。
    淹れたてのコーヒーの香りに包まれながら読むのにぴったり。

    「どんな小さなものでもいいから、形にしたい。ただそればかり考えていた。孤独やさみしさに気づかなくてもいいよう。 私は持っていなかったのだ。宇津井のように、素直に自分の現状を受け止めて生きていく勇気を。」

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    2024年12月13日