八木沢里志のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
また素敵な本に出会ってしまった。
のんびり屋の兄としっかり者の妹の兄妹の物語。
読み心地がよくて、読後感もGood!
作品から幸せが滲みでていて、自然と顔がほころぶ。いいなぁ、もっと読んでいたいなぁって思いながら読みました。
親同士が再婚し兄妹になった陽一とユカリ。ところがわずか数年後、両親が揃って事故にあい兄妹が残されてしまう。大学を辞めて陽一が働き、ユカリが家事を担う。
そんなかたちで始まった二人の暮らしですが、血が繋がらなくても紛れもない兄妹。
“あるある”な日常なのに(だから?)、二人の暮らしぶりや会話にほっとします。
日常のなかにも小さなドラマがあって、それが降り積もって人生になっ -
Posted by ブクログ
初めての、八木沢里志さん。
いろんなところでこの本をオススメされていたのを目にし気になったので買ってみました。
個人的には森崎書店の常連さんや神保町界隈で出会う人たちとの人情物語か、文豪の言葉から紡ぎ出す物語と思ってた。
が、物語として森崎書店の店主のサトル叔父さん、そして主人公の貴子の心の変化と成長を描いた、ヒューマンドラマでした。意外だった…。
サトル叔父さんや神保町界隈にいる人たちの温かさも変化させた大きなきっかけになったと思ったので、この物語の軸は「自分と対話すること」だったりするのかなと。
結構人間は行動と本音が食い違うことが多く厄介だなと改めて思う。
物語の中に出てくる文豪た