八木沢里志のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
失恋で会社を辞めた主人公・貴子が、叔父が経営する神保町の古書店・森崎書店を手伝いながら、前を向いていく話。
てっきり本ばかり出てくる話(『本なら売るほど』みたいな)かと思ったら、そうでもなく、本はあまり出てこない。
でも、ちょこちょこ良いポイントでキーワードのように出てくる。しかし出てくる本は、文豪作品ばかりで、知らない話ばかりだった。これぞ、本屋小説の良いところである。
神保町には現役時代、よく仕事で赴いた。
だがその頃の私は、本屋巡りをするタイプの本好きではなく、お気に入りの書店のみで購入していたので、神保町を満喫するセンスがなかった。今考えると、とても勿体ない事をしていた。
何とな -
Posted by ブクログ
今の自分と客観的に向き合えることで思考がまとまり言語化されていく。そして次の行動に移せる力をくれる。
それが読書というもので培われていく体験そのもの。
サトル叔父さんの
「読書とは刺散的で胸躍る体験で、自分の気持ちに向き合うことは生きる上でとても大切」というのは、
自分でもしっくりくる言葉であり、感銘を受けた。
人間はそれぞれ悩みや辛さもあり抱え込んでしまう。過去へのしがらみが絡みついたまま生きているのは
「損する」ことが多くあって気づかない。
しがらみに絡まってることに気づく人にアドバイスをもらうことで、膨らんだ風船が割れたかのような感覚があった。その一言が自分を動かすんだなと感じた。