八木沢里志のレビュー一覧

  • 純喫茶トルンカ 〈新装版〉

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    ネタバレ

    どれも本当に良い話だった。特に二つ目の再会の街は電車で読むべきではなかった。めっっっちゃ泣けた。何か新しいことをしてみたりちょっとした変化から色んな奇跡や偶然が重なって人生が変わるような出来事があるんだなぁと思った。再会とは、人生における1番身近な奇跡であるという言葉が本当にその通りだなぁと思った。一つ一つの偶然や出会いを大切にしていきたい。出てくる登場人物がみんなそれぞれ良い人だから、全員応援したくなった。続編も読みたい。

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    2025年01月01日
  • 純喫茶トルンカ 最高の一杯

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    路地裏にひっそりと佇む〈純喫茶トルンカ〉の扉が再び開かれる。
    カラコロと鳴るカウベルの音。
    店内にはマスターの立花さんと、娘の雫ちゃん。
    挽き立てのコーヒーの芳醇な香りと、静かに流れるショパンのピアノ曲の調べ。
    ページをめくった瞬間、あぁ、またここに帰ってこれたのだと心から嬉しくなりました。

    〈純喫茶トルンカ〉は、常連のお客さんがまるで家族みたいに集まる、温もりに満ち溢れた場所。
    マスターを含め、ここに集う人たちは、後悔だらけでも現実から逃げないですべてを受け入れて、誰もが前を向いて生きている。
    マスターが心を込めて入れる一杯のコーヒーに、こんな不思議な力があるなんて。
    人々の日常に〈純喫茶

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    2024年12月30日
  • 純喫茶トルンカ 最高の一杯

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    やはりこのシリーズは、期待を裏切らない。自分の好みに合った作品で、今回もウルウルくる場面もあり気持ち良く読み終えた。自分も、会社を辞めて、喫茶店のマスターになりたい気分になる。
    これで、トルンカが終わってしまうと思うとすごくさびしい。

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    2024年12月19日
  • 純喫茶トルンカ 最高の一杯

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    とてもよかったです!
    久しぶりにトルンカのお話を読んだので、前を忘れてしまっていたけど…
    やっぱりみんなあたたかかった。
    すごくいい本でした。

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    2024年11月11日
  • 純喫茶トルンカ 最高の一杯

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    トルンカの最終章に涙した。
    冒頭の滝田じいの章で驚愕し、女優ルミちゃんの過去との対峙、マスターが家族と向き合っての大団円。なんと温かく素晴らしいエンディング。
    読者の誰もがトルンカの常連になりたいはず!最高の一杯を私も味わいたい。

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    2024年11月03日
  • 純喫茶トルンカ 最高の一杯

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    ネタバレ

    待ちに待った続編。
    期待どおり、いや、期待以上の内容でした。
    人の優しさ、温かさにあふれた物語。
    小説で起きる出来事や事件は、時に大げさだったり不自然すぎることがありますが、
    この作品はそういうことはなく、ちょうど良い塩梅で、
    違和感なく物語に入っていけます。
    だからこそ感動に繋がるのだと思います。
    マスターの言動も共感できる部分が多くて非常に良かった。

    作者の八木沢さん、あまり作品は多くなく、
    世間的にもそれほどメジャーな作家ではないと思いますが、もっともっと評価されるべき人だと思います。
    私は大好きです。

    またこの人の作品を読みたいです。

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    2024年10月25日
  • きみと暮らせば〈新装版〉

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    ユカリと陽一の関係性が素晴らしい。
    気持ちが温かくなる一冊。
    八木沢先生の本は、悪い人がほとんど出てこないから、綺麗な気持ちで読めるので、とても大好きです。

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    2024年10月13日
  • しあわせの香り 〈新装版〉

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    大好きなトルンカシリーズの2作目。
    今回も温かい気持ちになれた。
    やっぱり、登場人物のみんなが大好きだし、街の雰囲気も大好き。

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    2024年10月10日
  • 純喫茶トルンカ 〈新装版〉

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    下町の雰囲気が大好き。
    登場人物がみんな温かい。
    ほぼ同じ時間軸の中で、色んな人の物語を読めるので、繋がりが感じられてすごく良い。
    何度も涙ぐんだ。とっても大好きな一作。
    日暮里駅、谷中銀座に行ってみたくなる。

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    2024年10月10日
  • きみと暮らせば〈新装版〉

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    好きー!このお話この世界観、好きだー!
    まったりニヤニヤしながら読んでたら、最終章で、この2人の生活があと数年間と認識して、急に切なくなって、涙が出てしまった。
    でも、どんな家族だって、ずっとはない。子の誕生、ひとり立ちもあれば、永遠の別れだってある。長くても10年単位で形を変えていくものだと思う。

    誰かと暮らすことは面倒だけど、生きる意味になるってことを再確認。ささいな日常を抱きしめたくなる一冊でした。

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    2024年07月22日
  • しあわせの香り 〈新装版〉

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    出てくる人たちの感情描写が素敵で、みんな好きになった。それぞれ違う恋の形だったが、どれも面白かった。

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    2024年05月04日
  • 純喫茶トルンカ 〈新装版〉

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    私の好きな「料理で人を幸せにする系」の話かと思ったら、コーヒー以外のメニューがでてこなかった。
    とはいえ、喫茶店&心温まる結末というのは好きなジャンルなので、よかった!

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    2024年05月02日
  • しあわせの香り 〈新装版〉

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    ネタバレ

    日常系のほのぼのとした作品。千代子おばあさんの話が特に良かった。愛しの人と再会出来て良かった。

    トルンカみたいな喫茶店があれば、行ってみたいと思いました。

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    2024年04月04日
  • 純喫茶トルンカ 〈新装版〉

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    ネタバレ

    良かった。浩太と雫のやりとりが昔の私みたいに甘酸っぱくて、素敵でした。心が晴れやかになる素敵な作品でした。

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    2024年04月03日
  • しあわせの香り 〈新装版〉

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    シリーズ第1弾に続いて本作も最高でした!
    じわりと染みる作品ばかり。
    あぁ、やっぱり八木沢さんの文章が好きだなぁ。

    「純喫茶トルンカ」に縁深い登場人物たちの再会の物語。
    何でこんなに心動かされるのか不思議。言葉もシーンも、心に深くじわりと染みていく感じがする。
    切なくて懐かしくて愛しい。
    優しさで包み込んでくれるような作品。
    心地いい余韻まで味わいました。

    『美味しいとか、楽しいとか、心踊るとか、そういう感情は大切。年をとると、それがよくわかります。生きる上で、明るい気持ちほど日々の支えになってくれるものもない』

    『再会とは、人生における一番身近な奇跡である』

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    2023年09月20日
  • きみと暮らせば〈新装版〉

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    温かい気持ちになるお話。
    表紙から猫メインのお話かと思いきや、全編しっかり兄妹の話です。
    初八木沢作品でしたが、読みやすく、情景がしっかり浮かぶ表現力にすっかりハマりました。
    妹と暮らすためにそこまでするかと兄の設定を疑問に思ったものの、読み進めると納得です。
    この兄妹、素敵だわ。

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    2023年06月24日
  • きみと暮らせば〈新装版〉

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    ネタバレ

    八木沢さんの作品でこれだけ読めてなかったので、新装版として発売してもらえ嬉しい。
    題名と表紙から、猫との暮らしを描いているのかと思い込んでいたが、血の繋がらない兄妹の暮らしがメインの話。
    少し抜けているところがあるが憎めない兄と、しっかりしているようでもやっぱり中3でオボコイ妹。二人の日常を見守る感覚で優しく読める。
    陽一が本音を漏らすシーン、
    ユカリを生きる目的にできた、いい加減な生き方から脱却できた。というようなことをシカちゃんに言うところと、
    最後、絶対に来る二人の別れに迫られる時まで一緒に暮らしたい、っていう場面には陽一とユカリとの生活を大切にしたい気持ちがガッツリ伝わってきた。
    頼り

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    2023年06月07日
  • きみと暮らせば〈新装版〉

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    血の繋がらない兄妹。支え合いながらの二人暮し。そこに猫も加わって。。
    ほのぼのとした家族のお話し。

    自分にとっての幸せとは何かを考えさせられる。

    私にはほのぼのとした家族の団欒とかなかったので読んでいて羨ましかった
    普通はこんな感じなんだなぁ~って。

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    2023年06月07日
  • きみと暮らせば〈新装版〉

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    地元の田んぼ畑の景色を見ているような、のほほんとした小説だった。血縁関係のない兄妹の二人暮らしという禁断の愛が生まれそうな設定だが、いかがわしいこと一切なしに、ほっこりとした本物の家族の日常を描いたストーリー。2人の暮らしがもう少し続きますように。
    柔らかい言葉遣いや話の展開からして女流作家かと思って作者を検索したら、しっかり男性の写真が出てきて驚いた。純喫茶トルンカも読んでみたくなった。

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    2023年06月06日
  • きみと暮らせば〈新装版〉

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    また素敵な本に出会ってしまった。
    のんびり屋の兄としっかり者の妹の兄妹の物語。
    読み心地がよくて、読後感もGood!
    作品から幸せが滲みでていて、自然と顔がほころぶ。いいなぁ、もっと読んでいたいなぁって思いながら読みました。

    親同士が再婚し兄妹になった陽一とユカリ。ところがわずか数年後、両親が揃って事故にあい兄妹が残されてしまう。大学を辞めて陽一が働き、ユカリが家事を担う。
    そんなかたちで始まった二人の暮らしですが、血が繋がらなくても紛れもない兄妹。
    “あるある”な日常なのに(だから?)、二人の暮らしぶりや会話にほっとします。
    日常のなかにも小さなドラマがあって、それが降り積もって人生になっ

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    2023年05月21日