八木沢里志のレビュー一覧
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第一話 婚約直前に相手に振られた 明美のお話。
第二話 人目を気にしすぎる余り一人トイレでお昼を食 べる大学生 洋太のお話。
第三話 夫に先立たれ人生に虚しさを感じ、老人ホームで暮らす 一枝のお話。
第四話 次の小説アイデアが出てこない、スランプの小説家 孝弘のお話。
第五話 毒親に育たられ自分の居場所がなくて、死に場所を探しに来た まひろのお話。
皆さん悩みを抱えてペンション来ていますが、悩みを忘れるくらい元気になって帰っていきます。それはペンションオーナーの小吉、楓 夫妻の温かいおもてなしがあるからです。
小吉、楓夫妻もそれぞれ悲しい過去を持ちながら、過去を受け入れ二 -
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登場してくるキャラクターがみんな本当に良くて、サトル叔父さん、貴子ちゃん、桃子さん、それぞれに辛い過去があるからこそ、言葉に深みがあって心に響いた。色々なことを経験してきたからこそ、人に伝えられることがあるんだなと感じる。
特にサトル叔父さんが言っていた「人を好きになることを恐れないでほしい。例え上手くいかなくても、誰かを愛した記憶はそれだけで自分の心をじんわり温めてくれる」という感じの言葉が、すごく胸に刺さった。自分の過去を振り返ってみても本当にその通りだなと思うし、昔のことを思い出すと温かい気持ちになって、また前を向いて頑張れる気がする。
全体的に本当に温かいお話で、とても読みやす -
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ご褒美シリーズ第1弾。
先に2弾、3弾を読んでしまったのだけど、この第1弾が一番癒されました。
やっぱり私、疲れてるんやな。
私なりに頑張ってきたけど、頑張ったけど、意味があったのかなあーと思ってふと悩んでしまうことってあるから、心が満たされました。
あとは、ラーメンが無性に食べたくなって、次の日ラーメンを食べましたよ!!お店じゃなくて、インスタントだけど。
でも近いうちにラーメン屋さんにも行こうと思う!!夜のラーメンは最高だ!
あとは、標野凪さんのお話がね、昔の自分と今の自分とで重なってしまって、読み終わってから少しぼんやりしてしまった。ぼんやりしたあと、あの頃の私ががっかりしないよう -
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ネタバレ「自分と向き合い、同じ時代を「分け合う」喜び」
日々の慌ただしさに追われていた私が、2か月振りに手にしたのが『ペンション・ワケアッテ』だった。ページをめくるうちに、ちょうど一年前に読んだカルステン・ヘン著『本と歩く人』の物語を思わせるような、静かで暖かい雰囲気に包まれ、凝り固まっていた心がじんわりとほぐれていくのを感じた。
本書を通じて私の琴線に深く触れたのは、全編に溢れる「分け合う」という言葉だった。
振り返れば、私のこれまでの歩みも、多くの人との「分かち合い」に支えられていた。話を聞いてもらったり、近況報告、愚痴会、ご飯会。今まで関わってきた人たちが、限りある時間の中で私のために時 -
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失恋で会社を辞めた主人公・貴子が、叔父が経営する神保町の古書店・森崎書店を手伝いながら、前を向いていく話。
てっきり本ばかり出てくる話(『本なら売るほど』みたいな)かと思ったら、そうでもなく、本はあまり出てこない。
でも、ちょこちょこ良いポイントでキーワードのように出てくる。しかし出てくる本は、文豪作品ばかりで、知らない話ばかりだった。これぞ、本屋小説の良いところである。
神保町には現役時代、よく仕事で赴いた。
だがその頃の私は、本屋巡りをするタイプの本好きではなく、お気に入りの書店のみで購入していたので、神保町を満喫するセンスがなかった。今考えると、とても勿体ない事をしていた。
何とな