八木沢里志のレビュー一覧

  • 新装版 続・森崎書店の日々

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    ネタバレ

    貴子が森崎書店で過ごした日々から、3年も経っている。しかし普通に仕事をしつつ、何かと森崎書店を訪れる。第二の家とも言える。

    貴子は和田さんとちょい一波乱あったけど、いい感じになっている。サトル叔父と桃子さんも相変わらず。トモちゃんと高野くんは…トモちゃんの悲しい過去が語られて、一筋縄ではいかない関係性だ。高野くん、がんばれ!

    そしてそして…うっすら予感はしてたけど、桃子さんが亡くなってしまう。貴子が、サトルから桃子さんの病状を聞いた時の衝撃。桃子さんが亡くなった後のサトルの様子。私はどちらも経験があって、身につまされた。サトルがやっと、悲しみを解放して号泣する場面は、涙なくして読めない。サ

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    2026年05月19日
  • 眠れぬ夜のご褒美

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    どの話も良かったです!

    「バター多めチーズ入りふわふわスクランブルエッグ」標野凪
    「ひめくり小鍋」冬森灯
    「深夜に二人で背脂ラーメンを」友井羊
    「ペンション・ワケアッテの夜食」八木沢里志
    「夜の言い分。」大沼紀子
    「正しくないラーメン」近藤史恵

    ひめくり小鍋とペンション・ワケアッテが特に好き。
    冬森さんは初読み作家さんなので追いかけてみます。

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    2026年05月15日
  • 新装版 続・森崎書店の日々

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    ネタバレ

    心優しくピュアな人たちばかりで、とても穏やかな空気感の物語。
    貴子もサトル叔父さんも、和田さんも、トモちゃんも高野くんも、自分の本当の気持ちと向き合うことで前に進んでいく。
    ちょっと元気になれた気がする一冊。
    何より桃子さんの手紙が素敵でした。「私はあなたに笑っていてほしいのです。あなたの笑顔が好きなのです」。最愛の人の背中を押す言葉を、最期にそっと残す深い愛情に感動しました。

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    2026年05月14日
  • 新装版 森崎書店の日々

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    ネタバレ

    恋人に振られ、仕事を辞め、どん底にいたアラサーの貴子。神田神保町で古書店を営む叔父のサトルから、「住み込みで仕事を手伝って欲しい」と連絡があり、引っ越すことに。

    古書店で本に囲まれ、叔父行きつけの喫茶店でコーヒーを飲み、店の常連や喫茶店のマスター、叔父の妻で、5年前に出て行ってから突然戻ってきた桃子さんとの交流を通して、少しずつ自分を取り戻していく貴子の様子が、はがゆくもあり、応援したくもあり…。充電期間を神保町の古書店で、なんてすごく贅沢!うらやましい!

    貴子が古書店での生活に終わりを告げ、新たな一歩を踏み出すのは、物語の半ばくらい。意外と早い。その後は、桃子さんや、古書店や喫茶店のお客

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    2026年05月13日
  • 新装版 森崎書店の日々

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    傷ついた主人公が叔父の勧めで神保町にある古書店を手伝いながら再生していく物語
    優しい神保町の仲間達と出会って心癒されていく主人公に涙
    神保町舞台の物語はやっぱり好きだなぁと

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    2026年05月11日
  • ペンション・ワケアッテ

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    ネタバレ

    めっちゃ読みやすかった。作者様、なんだか聞いたことが…と思ったら純喫茶トルンカと森崎書店の方だった!!!どちらも読もう読もうと思っていたのですが、先にこちらを読んでしまいました。

    プロローグの『働け、僕の側頭葉!』で思わず吹き出してしまってからわりと一気に読みました。

    しんどい気持ちの宿泊客たちが、お2人と1匹と自然とご飯に癒されていく(ついでにキクチさんにも)。

    小吉さんも楓さんも素敵ですね。
    こうやって周囲に優しくなれたらなぁ。
    私も自分でいっぱいいっぱいになってたり、恩着せがましい考え方とかしてたり、反省しないとなぁと思いました。変わるための一歩を踏み出せたみんなは本当に素敵。

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    2026年05月10日
  • 新装版 続・森崎書店の日々

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    本好きにはたまらないタイトルや物語…♡

    物語の中で特に印象的なのは
    実在する小説たちが
    登場人物たちの心にそっと寄り添うシーン!

    叔父の悟(さとる)が大切にしている
    室生犀星の詩集は
    犀星の綴る繊細な言葉が
    不器用な悟の心の奥底にある
    優しさや悲しみと共鳴し
    読んでいるこちらまで胸が熱くなりました!

     

    また劇中で触れられる林芙美子の『放浪記』では
    「花の命は短くて苦しきことのみ多かりき」という有名なフレーズが 神保町という街に積み重なった時間やそこで生きる人々のままならない人生と深く重なりました

     

    「 たとえ遠回りをしたとしても
    その時間は決して無駄じゃない 」

     

    森崎書

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    2026年05月06日
  • 新装版 森崎書店の日々

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    サラッと読めるお話

    こんなお節介な叔父さんが自分にも
    居たらなー!と思う気持ち
    いやでも、多分実際居たら煩わしいかも..笑
    神保町、いつか行ってみたい

    登場人物たちの恋の行方が気になる
    続編が出てるので近日中に読みたい!

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    2026年05月06日
  • ペンション・ワケアッテ

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    本当の自分を知って、相応しい人生を始める。

    宿泊する人たち、必ず一人は自分と同じ経験をしたことがあるのではないかと。
    自分なりに生きていきたいのに、悲しいかな世の中の価値観や先入観に苛まれ生きていかなければいけない窮屈な時代に埋もれてしまい、見失ってしまうこと。

    個人的に残ったのは、小説家として売れなくなって、スランプに陥った小説家・孝弘。ニュースのコメントを書くことで集客を集め優越感に浸りたい自己顕示の塊が、どこかでもう一度日の目を見られたい。焦りと不安が自分のスペースを埋めていく、そんな彼に小吉さんの助言が刺さってしまった。否が応でも「内面の自分と向き合ってないな」「ゆとりのないまま過

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    2026年05月04日
  • 新装版 森崎書店の日々

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    ネタバレ

    叔父との約束。心が温かくなった一説。
    「人を愛することを恐れないでくれ。好きになれるうちに、いっぱい人を好きになってほしい。
    たとえ、そこから悲しみが生まれようと、誰も愛さないで生きるなんてさみしいことはしないでくれ。僕は、今回のことで貴子ちゃんがもう人を愛するのをやめてしまったりするのが、とても心配なんだ。愛することは素晴らしい。それはどうか忘れないでほしい。人を愛した記憶というのは、絶対に心の中から消え去らない。それは、いつまでも人の心をじんわりと温めてくれる。
    僕のように年をとるとね、それがわかるんだよ」

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    2026年05月03日
  • ペンション・ワケアッテ

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    なんか癒された。小吉さんが掛けてくれる言葉は、ハッとされるし、染みる。

    ずっとそこにいて欲しい、2人でした。

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    2026年04月30日
  • 新装版 続・森崎書店の日々

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    本を通して自分の内側を見つめ直すきっかけになる一冊だった。

    ⊹ ࣪ ˖ ⊹ ࣪ ˖ ⊹ ࣪ ˖ ⊹ ࣪ ˖ ⊹ ࣪ ˖ ⊹ ࣪ ˖ ☽ ⊹ ࣪ ˖ ⊹ ࣪ ˖ ⊹ ࣪ ˖ ⊹ ࣪ ˖ ⊹ ࣪ ˖ ⊹ ࣪ ˖

    前作のはじまりの頃と比べて、主人公にしっかりとした“芯”を感じた。
    森崎書店とそこで関わる人々という「安全基地」を見つけたことで、周囲の評価に振り回されなくなっていたことも大きな変化で、人と本の力を感じた。

    今回は続編ということで、主人公の周りの人々にフォーカスを当てた物語になっていて、
    登場人物の人間らしさが見えた。
    前作ではスマート、可愛い、頼りない、など一言で表現できていたキ

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    2026年04月30日
  • 新装版 森崎書店の日々

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    失恋と失職が重なり、どん底に落ちた貴子。叔父が営む神保町の古書店に転がり込んだことで、少しずつ、少しずつ、本と人に救われていく。読み終えたとき、胸がじんわりあたたかくなる再生の物語。

    世界中から翻訳オファーが殺到したヒーリング小説、という紹介文を見てから、ずっと気になっていた作品。読みながらずっと、世界中の人に愛され求められる理由を確かめていた。読み終えて、静かに納得した。

    ドラマチックな展開があるわけではない。ただ、本に囲まれた日々の中で、少しずつ、少しずつ、深く傷つき閉ざしてしまった貴子の心が戻ってくる。

    サトル叔父さんのキャラクターがとにかくよくて、べたべたしないのに、ちゃんと見守

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    2026年04月29日
  • 新装版 森崎書店の日々

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    自分の仕事で余白ができて少しだけぽっかり心に穴が空いてた時に偶然出会えた作品。
    主人公が神保町の叔父のお店でひと時の人生の休暇を過ごす時間がとても愛おしかった。

    そうだ、悩んだ時は読書に逃げればいいのだと思えた。
    そうだ自分も人生のちょっとした夏休みなのだと思えばいいやと思えた作品でした。

    随所に出てくる文学作品も本当にあるのか知らないけど読んでみたいと感じました。

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    2026年04月23日
  • 純喫茶トルンカ 〈新装版〉

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    3つの恋の物語
    1作目
    前世で恋人だったって、どういうこと?と先が知りたくて一気読み

    2作目
    しみじみと昔を懐かしむ大人の恋心
    夕焼けのシーンが胸に沁みる

    3作目
    若い10代の恋
    目の前にいる大切な人にまだ気づかない、恋に憧れ一生懸命な姿が可愛い

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    2026年04月20日
  • ペンション・ワケアッテ

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    ネタバレ

    今年の目標を「自分軸」に設定した自分にぴったりの本だった。
    他者や世の中のできごと、溢れるたくさんの情報に翻弄され自分を見失った客たちが、ペンションの2人に出会い自分の心と向き合い自分を取り戻す物語。
    自分自身の声は小さくて、日常の中では注意深く耳を傾けないと埋もれてしまう、なかったことになってしまう。

    意識的に自分の声を聞き行動していこうという気持ちがさらに強まった。
    文体も読みやすく短編なので、本が苦手な人にも読みやすいと思う。

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    2026年04月05日
  • 新装版 続・森崎書店の日々

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    続編も良かった。
    生きているといろんなことが起こるし、
    歳もとる。
    過去の自分と向き合って、前に進もうとする姿勢に成長を感じた。
    いつもそこにいた人が居なくなる。
    悲しくて寂しい。
    辛くてどうしようもない。
    それでも森崎書店は続く。
    営業再開してくれてよかった。

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    2026年03月28日
  • ペンション・ワケアッテ

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    ネタバレ

    小吉と楓、看板猫のミリンが心に傷を持つお客を出迎えてくれる。
    そのペンションの名は「ワケアッテ」
    訳ありの客が訪れる(?)
    それぞれの悩みを打ち明けると
    特に押し付けがましいことを言う訳でもないのに
    みな、不思議とスッキリとした様子で帰っていく。
    そして、口コミを読んだ次の客が訪れる。
    という具合に繋がっていく。

    抱える悩みもひとそれぞれ。
    「ワケアッテ」
    なるほど、発音を変えるだけでそれぞれ違う意味を持つ。
    タクシー運転手のキクチさんもいい味を出している。

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    2026年03月28日
  • 新装版 森崎書店の日々

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    いつか読もう!と思ってるうちに
    入手困難になりつつあったので取り寄せて
    購入して読み終えました。

    新装版ということ、世界で翻訳本が
    大ヒットした事など踏まえた上で
    読みました。一部では中高生向き?という
    レビューも見ましたが私はとても読みやすく
    多少、既視感を感じつつ読みました。

    確かにありがちな物語ではあるものの
    ふんわりとした物語が好きな方にも
    オススメですし、神保町好きな方には
    刺さるのでは?続編も楽しく読んでます。

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    2026年03月19日
  • 新装版 続・森崎書店の日々

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    森崎書店のその後の物語。
    読者の私は、森崎書店と喫茶店〈すぼうる〉に集う人たちが大好きです。

    前作よりも
    サトル叔父さんと桃子さん
    貴子と和田さん
    トモちゃんと高野くん
    それぞれがお互いを思う気持ちが、痛いほど伝わってきました。その人のことを思うからこそ、色々と悩むんですよね。自ら壁を作ったりして。

    それを周囲の人が心配してくれて、その助けもあって前向きになっていく様子が、読者の私にも伝わってきました。今回はとても悲しい出来事があったけれど、その悲しみを背負って前を向いていけるようになったことが良かったです。

    大切な人にはきちんと想いを伝えて、自分のことを知ってもらうこと。相手の想いも伝

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    2026年03月05日