八木沢里志のレビュー一覧

  • 純喫茶トルンカ 〈新装版〉

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    どの短編も温かい気持ちになれる作品だった。

    こういう作品って、喫茶店のマスターが主人公なことが多いけれど、この作品は違う。一人称が毎回変わっていく。トルンカで働いていたり、お客さんだったり。
    トルンカで出会った人たち、トルンカがあったから出会えた人たちが少しずつ成長していく姿が素敵。

    谷中商店街、行ったことないけど行ってみたい。森鴎外記念館とかも本当にあるのかな?

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    2026年02月19日
  • 眠れぬ夜のご褒美

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    ネタバレ

    「泣きたい午後のご褒美」の続き気分で読み出したが、今回はミステリー要素もあり、なかなか楽しい。

    それぞれおもしろいのだが、秀逸だったのが、「ペンション・ワケアッテ」。
    いやいや、日本語って奥深いとつくづく思う。
    主人公は訳あり旅行に出てきて、なんだか感じ悪さMAXだったけど、いつの間にか前を向いていた。
    一方的に別れを告げた男との唯一の繋がりの象徴である手紙を、愚かだと思いつつも大事にしてしまう切なさは伝わってくる。
    だけど、一番大事な話を一方的に手紙で済ませようとしたつまらない男の幻想から目が覚めて、本当によかった。

    どの作品も、とてもおいしそうなお夜食ばかり。
    読んでいておいしくて楽しい。最高である。



    2025/09/19 11:42

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    2026年02月13日
  • 純喫茶トルンカ 最高の一杯

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    あ〜読み終わってしまった。
    最後のマスターの過去は少し泣きながら読んだ。
    前々作からのキャラクターが出たりすると『お!懐かしい!』と自分もトルンカで一緒にその光景を見ているような感覚。
    『再会とは、人生における一番身近な奇跡である』この言葉が最終巻になるとすごくグッとくる感じ。
    読んだ後、こんな温かい喫茶が近くにあればいいのにって心の底から思った。

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    2026年02月06日
  • 純喫茶トルンカ 最高の一杯

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    〈再会とは、人生における一番身近な奇跡である〉
    トルンカの本で言葉が出てくることを期待してる自分がいる。

    今回は菫と雫が姉妹ではないことが分かったけどそんなことなどどうでもいいくらい仲のいい家族だった。
    お母さんも帰ってきてくれてよかったな。

    そして、父と娘の再会や再スタートを切る人。
    みんなことを応援したくなった。

    ・「雫ちゃんの入院代バカになんないだろ。だから、常連のみんなでカンパすることにしたんだよ。まあそんな大した額じゃないけど、足しにしてやってよ」

    ・話せなくなっても、触れることができなくなっても、消えてしまったわけではない。娘はちゃんと、ここにいる。

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    2026年02月01日
  • 純喫茶トルンカ 〈新装版〉

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    東京・谷中の路地裏にある小さな喫茶店を舞台に、そこで出会う人々の心温まる連作短編集で、「再会」や「心の癒し」、「日常の中の奇跡」を描き、読後に優しい余韻を残す物語です。秘密や孤独を抱えた人々が、マスターが淹れる美味しいコーヒーと静かな空間で心をほどき、人生の岐路を乗り越えていく姿が描かれ、登場人物たちのささやかな交流と再生が魅力です

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    2026年01月14日
  • しあわせの香り 〈新装版〉

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    1作目より感動が上回りました。
    悩みまくっても、それでも前向きに人生を良くしていこうとする登場人物たちに勇気づけられます。

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    2026年01月13日
  • 純喫茶トルンカ 最高の一杯

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    このシリーズ、全部読んでますがどくとくの雰囲気があり、話の語り口に惹き込まれます。ついにマスターの謎も解き明かされたということは、ラスボスみたいな感じなのでこれで終わりかしら?

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    2025年12月31日
  • 新装版 続・森崎書店の日々

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    前作に引き続き、貴子を始め
    あたたかい人たちで溢れている。

    P116
    〈悲しいときは本を読むんです。何時間でもずっと。
    読んでいれば、ざわついていた私の心はまた静けさを取り戻します〉

    相原トモコの言葉に大きく頷く私。
    本を読むことで落ち着きを取り戻す。
    若い頃のように
    ジャンルを問わずザクザク読むことは減ったけれど
    お気に入りを大切に時間をかけて読むのもいい。

    和田さんと貴子、サトルおじさん
    皆が幸せでありますように。

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    2026年01月04日
  • 新装版 続・森崎書店の日々

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    続編の新装版。神保町、いいなぁと心から思うしそこに身を置け店を構えられるって本当にすてき。生きてれば別れは必ずある。置いていく方も置いていかれる方も辛く身を切られるような悲しみに読んでて涙が出てしまう。いなくなってしまった人を後ろに置いていく…なんて切ないのだろう。後悔のないように生きていくって中々難しいけどとても大事。世界中の出版人が大絶賛で翻訳のオファーが続々らしく、書き下ろし掌握でそのことに触れられてて楽しい演出。貴子と和田さん、サトル叔父さんに書店街のみんなに幸あれ。本と人への愛が詰まった優しさ。

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    2025年12月30日
  • 新装版 続・森崎書店の日々

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    神保町の本屋街を訪れた時は、ただ、圧巻。こんなにも古書店が並ぶなど、想像さえ出来なかった。東京の凄さ。スポーツ用品、楽器店の集まる神田、電器店街の秋葉原。それぞれ見て回った。私、田舎者です。楽器街で、ステレオを買い、スポーツ店で、テントやスキーを買った。そこで、働きたいかと言われたら、ウーン。でした。

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    2025年12月30日
  • しあわせの香り 〈新装版〉

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    やっぱりあたたかい感じの話で、良い作品だった
    三話とも面白かったが、中学生男子の話が感情が揺さぶられる感じがあり、特に気に入った

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    2025年12月24日
  • しあわせの香り 〈新装版〉

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    前作よりこちらの方が好きかな。
    今回の主役は3人。
    それぞれが心に引っかかっているものを解いていくのですが、、、。
    高校生の男子のお話はちょっと読んでいて辛かったな。自分の悪い部分を認めて、自分がどうしていきたいのかを見つけていくお話で良かったのですが。彼の周りの高校生にも同じように考えられれば良いなと思いました。彼がこれで良しと出来て確かに良かったとは思えましたが…。
    いつの時代もどの年齢も生きるって大変…。

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    2025年12月21日
  • 純喫茶トルンカ 〈新装版〉

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    最初は、いきなり前世で恋人だったというところから始まり、どうなることかと思ったら、読み進めていくと凄く面白くて、完全にはまってしまいました
    こういうあたたかい小説は大好きです

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    2025年12月18日
  • 眠れぬ夜のご褒美

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    全体的にあっさりした内容で頭も心も空っぽにして読むことができた。
    どの話にもつっこみたいところはあるのだけれど、それは置いといて出てくる夜食はどれも魅力的!
    深夜のラーメンは罪悪感すらスパイス!健康とか美容とか何もかも捨てて1年に1度は食べたくなる魔性の食べ物だと思う。寒い中外であったまって食べるのもよし、家でこっそり鍋に火をかけるのもよし…食べたくなってくる!でも個人的に1番印象に残った食べものは「ペンション・ワケアッテ」のてんつゆてんかすおにぎり(合ってる?)早速自分でつくって食べたくなってる。

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    2025年11月14日
  • 純喫茶トルンカ 〈新装版〉

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    ネタバレ

    純喫茶で繰り広げられる人間模様。
    みんなそれぞれ後悔している過去があってやり直せないからこそ悩んだり辛くなったりする。

    個人的に忙しくてこの小説を読むのにすごく時間がかかってしまったが読むたびにスッと喫茶店に座って登場人物が会話しているのを盗み聞きするようなそんな感覚になれてしまう。
    『再会とは、人生における一番身近な奇跡である』ある登場人物のセリフ、これこそがシンプルだけどこの小説の核の部分だなと思った。

    これがシリーズ化されていると知りすぐに読みたくなった。

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    2025年10月31日
  • 純喫茶トルンカ 〈新装版〉

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    喫茶店を舞台にした心温まる短編集。
    難しいひねりやどんでん返しもないし、
    殺人事件が起きることもないけれど笑

    ほっこり、こころがじんわり温かくなる。
    コーヒーの香りのする本。

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    2025年10月30日
  • しあわせの香り 〈新装版〉

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    前作から結構時間経ってしまって「どんな話だったっけ?」と慌てて前作読み返すw。
    千代子ばあちゃんのお話から。今年は戦後80年という節目の年でもあったから、余計に響いた。千代子ばあちゃんの想い人がPTSDに苦しめられていたというのも、まさに今年よく記事や番組で目にしたワードだった。
    ヒロさんが戻ってきて、彼に〈再会とは、人生における一番身近な奇跡である〉という言葉を送られたとおり、千代子ばあちゃんに奇跡が起きた時は、私も身内のように「良かったね〜千代子ばあちゃん〜」と思わず口走っていたw。
    この言葉が最後の絢子姉ちゃんの話まで繋がっていくとは。
    浩太も等身大に色々抱えていたんだね〜。苦労人だね彼はw。
    直接は言わないけど、周りの大人達がそんな彼を察して見守ってくれているんだろうなと思うと、いい環境で育っているよな〜浩太も雫も、と幸せな気持ちになる。
    見守られているのは未成年たちだけではない。
    絢子姉ちゃんもみんな家族のようにずーっと見守ってくれていたんだよね。
    『繋がり』というと今の時代、SNSでの不特定多数の顔の見えない繋がりばかりが特徴的だけど、『トルンカ』は昭和時代の『人と人』の温もりのある『繋がり』が感じられると思った。

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    2025年10月17日
  • 眠れぬ夜のご褒美

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    バイト帰りに読んで、コンビニに吸い込まれました。お腹空いちゃう短編集怖い。暗号を知る人だけが神社でひっそりいただくお鍋、冬森 灯「ひめくり小鍋」がお気に入り。ラーメン話が多いけれど、ラーメン食べないので深夜ファミレスの大沼紀子「夜の言い分。」方が分かる!

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    2025年09月17日
  • 純喫茶トルンカ 〈新装版〉

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    ずっと積読にしていた本。
    3篇からなる小説で、登場人物につながりはある。
    話がうまく出来過ぎていると感じた。
    話の筋とはそれるがネルドリップがでてきた。
    私も最近、湊かなえの山女日記に感化され
    ネルドリップでコーヒーを淹れているが、本当に美味しい!
    最後に解説に書いてあったが、3篇のテーマは
    再会。
    再会とは、人生における一番身近な奇跡である。
    なるほどと思った。

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    2025年09月05日
  • 眠れぬ夜のご褒美

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    友井羊 深夜に二人で背脂ラーメンを

    ストーリーも好きだったけどそれ以上にめちゃくちゃ飯テロされた!

    大沼紀子 夜の言い分。

    読み始めの違和感が、終盤ではそういうことだったのか、と楽しく読めた。

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    2025年07月06日