八木沢里志のレビュー一覧

  • 純喫茶トルンカ 〈新装版〉

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    3編の話が入っている一冊。

    一番好きなのは2話目。
    絶対にヒロさんには帰ってきて欲しい。

    続編は読みたいかどうかと言われたら微妙。

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    2025年07月22日
  • 眠れぬ夜のご褒美

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    面白いなぁ
    背脂ラーメンがかもしれない(他は読んでない)けど、東大近くの夜中にやってる店にそっくりで、懐かしい記憶がぶわぁ〜!って蘇ってきたよ。どこの県にも似た様な店はあるよね、ラーメンだももね。それをわかって、こう言う夜中のラーメンあるでしょ?大学の時あったでしょ?って書いているのなら、めちゃくちゃ賢い!!あったね、人が死んだりはしてないけど、まぁ特別落っこちた嫌な頃ってのがきっと1回くらいあって、ずーんてして背脂で罪悪感をかきこんだ思い出が、誰にでも1度くらいは…無さそうだな 笑。でもこれは奇跡に感じるよ。
    いい話だった。

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    2025年07月09日
  • 純喫茶トルンカ 〈新装版〉

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    感動してさめざめ泣くほどでもないけど、次作も読もうかなって思えるほのぼの作品。
    谷根千に行って作品の空気感に触れてみようかな。

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    2025年07月03日
  • 眠れぬ夜のご褒美

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    八木沢作品が読みたくて手に取る。
    読んだことのない作家さんを知るきっかけだとは思うが、この短編集に八木沢作品を入れるのはもったいない気がした。八木沢作品だけで何編かの短編集として一冊にして欲しかった。こちらの心があったかくなり、読後幸せになれるのはワケアッテのお話だけだった。ファンの方には申し訳ないが、インスタントラーメンの話と同じ本に纏められたのは残念でならない。

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    2025年06月27日
  • 眠れぬ夜のご褒美

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    疲れた時に読みたい本。
    サクッと読めて、ちょっと心が温まる感じ。
    ご飯がどれも美味しそうで、食べてみたくなる。

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    2025年05月24日
  • しあわせの香り 〈新装版〉

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    ネタバレ

    午後のショパン
    ・美味しいとか、楽しいとか、心躍るとか、そういう感情は大切。年をとると、それがよくわかります。生きる上で、明るい気持ちほど日々の支えになってくれるものもない。

    ・かつて私はこの人の背中ばかりを眺めていた。それに比べたら、いまこうして向き合っていられるのが、どれほど素敵なことか。


    シェード・ツリーの憂鬱
    ・浩太を傷つける奴はわたしが許さない、だって?  俺がおまえを守るんだよ。俺がおまえのシェード・ツリーなんだ。なのに、なのに──。

    旅立ちの季節
    ・「絢子、気をつけて行ってこい」  ヒロさんの言葉に、マスターが続いた。「絢子ちゃん、君が無事帰ってくるのをみんな祈ってるよ。

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    2025年04月27日
  • 眠れぬ夜のご褒美

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    夜食をテーマにした6つの短編集

    標野凪さんの「バター多めのチーズ入りふわふわスクランブルエッグ」
    コレはかなりの元彼への未練たらたらストーリー
    スクランブルエッグは無理矢理こじ付けた感がありました

    冬森灯さんの「ひめくり小鍋」
    終電を逃した為に初めて会った人とたとえ同じ女性でも行動を共にするか?それも深夜にお寺
    たどり着いた店は合言葉が必要だったり占い要素もあったり、でも実際は新聞販売店と言う、いろんな要素満載の話しだった

    友井羊さんの「深夜に二人で背脂ラーメンを」
    自分が事故死した人の原因になったかもしれないと思った2人の話し
    事故死ではなく真犯人がいるかのようなミステリータッチでドキ

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    2025年04月12日
  • 純喫茶トルンカ 〈新装版〉

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    ネタバレ

    3編ある中で「再会の街」が1番好き。

    絢子とヒロさんが話している場面が良い。
    雰囲気はどんなだろうと想像するだけで
    和やかになって、きっとあたたかい雰囲気に
    包まれているんだろうなと考えていました。

    そして、絢子がお母さんに対して
    思っていることにとても共感しました。
    私が誰かに褒められること、誰かに認められることが両親への感謝の代わりになったら良いなって。

    続編もあるみたいなので、読んでみようと思います!

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    2025年03月09日
  • 眠れぬ夜のご褒美

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    料理に関する短編集。

    どの話もティストが違っていて、楽しく読めた。

    ラーメンの話が食欲をそそられて(*´ч`*)

    それにしても、みなさんそんなに食べ物の節制をしてるのね、と変な所に関心。

    どの作家さんも面白かったので、いくつか本棚に追加してみました!

    新しい作家さんとの出会いって得したような幸せな気分になりますね。( ˙꒳​˙ )v

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    2025年03月09日
  • 純喫茶トルンカ 〈新装版〉

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    表紙買いした本。
    人生ってコーヒーに似てるんだな〜。
    雫ちゃんの由来のように、ほろ苦いことがあっても、豊かで味わい深い人生にしたい。
    自分磨きし続けなきゃ。

    谷中銀座、今度行ってみよう。

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    2025年02月12日
  • 純喫茶トルンカ 最高の一杯

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    【収録作品】
    眉雪の後悔
    傷だらけのハリネズミ
    最高の一杯

    シリーズ最終巻。
    何が違うのかわからないけれど、読後感がいい。

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    2025年01月20日
  • きみと暮らせば〈新装版〉

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    どうも読み心地が合うなと思ったら『森崎書店の日々』の八木沢さんの作品だった。
    血の繋がりのない兄妹の約1年間の日々が描かれているが、常に優しい空気感が流れている。
    複雑な生い立ちを経験する二人にとって、誰かと暮らす、心理的な安全が保たれる生活は心地よく、同時にいつまでもこの生活が続くのかという一抹の不安もうっすらと流れる。
    誰かと暮らすのは面倒くさい。しかし、それでも自分のためだけに生きるのには限界があることを示唆される。今ある幸せは何かを考えさせられる。

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    2024年12月18日
  • 純喫茶トルンカ 最高の一杯

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    帯にもある通り完結巻なんだな。
    間が空きすぎて大分忘れていたが読みながら思いだして来る。
    滝田じい、どうしようもない爺さんのようであったけど、(実際あまり褒められないが)マスターの言葉通り後悔とともに生きていく、が残る。
    誰しも大きなものから小さなものまで後悔があるもの。忘れられない引っかかりはどうしようもないものだ。前向きにとらえれる良い言葉。

    この物語のテーマであろう再会と和解もマスターが主となる章で締めくくられる。案外すっとまとまった感があったが悪くなかったが、長く待った新刊だったのでやはり終わってしまうのは惜しい。

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    2024年10月17日
  • 純喫茶トルンカ 〈新装版〉

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    他の短編集で八木沢さんの文調が好きになり、兼ねてから気になっていたこちらを手にしました。目を塞ぎたくなるような不幸があっても、何に幸せを見出して前に進むか、三つのお話から読み取りました。

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    2024年09月06日
  • 眠れぬ夜のご褒美

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    おいしいものが大好きな作家陣が、「夜食」に
    まつわる人間ドラマを描く。冬森灯「ひめくり小鍋」、
    友井羊「深夜に二人で背脂ラーメンを」など
    全6篇を収録。

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    2025年08月22日
  • 眠れぬ夜のご褒美

    ネタバレ 購入済み

    食べて話して元気になる

    ちょっとファンタジーもあって、少し予想とは違う内容でした。
    でも、どの物語も「人は食べて、話すことで元気になる」と思わせてくれました。

    #共感する

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    2024年07月27日
  • きみと暮らせば〈新装版〉

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    のほほんとした物語はたまに読みたくなる。紆余曲折があっても今の心地よい生活を丁寧に生きて、大切な人が近くにいる日常を幸せと感じることがどれだけ大切かを描く

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    2024年07月06日
  • きみと暮らせば〈新装版〉

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    親の再婚でできた血の繋がらない兄妹2人で過ごす日々。血は水よりも濃いって言う言葉もあるけど、積み重ねた日々でしか生まれない関係もあるはず。そんな普通の兄妹の日常がいいなと思った。

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    2023年10月30日
  • しあわせの香り 〈新装版〉

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    どの話も心が温かくなるようなお話で癒されました。
    人と人との縁素晴らしさを改めて実感しました。
    珈琲の馥郁たる香りも美味しそうでした。

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    2023年09月24日
  • しあわせの香り 〈新装版〉

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    谷中の人情味溢れる純喫茶トルンカの周辺の人たちの物語。
    表面上はなんてことない普通の日々を送っていそうな人たちにも、心の中はいろんな後悔や葛藤があって、小さな奇跡の物語がある。

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    2023年07月06日