八木沢里志のレビュー一覧
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前作から結構時間経ってしまって「どんな話だったっけ?」と慌てて前作読み返すw。
千代子ばあちゃんのお話から。今年は戦後80年という節目の年でもあったから、余計に響いた。千代子ばあちゃんの想い人がPTSDに苦しめられていたというのも、まさに今年よく記事や番組で目にしたワードだった。
ヒロさんが戻ってきて、彼に〈再会とは、人生における一番身近な奇跡である〉という言葉を送られたとおり、千代子ばあちゃんに奇跡が起きた時は、私も身内のように「良かったね〜千代子ばあちゃん〜」と思わず口走っていたw。
この言葉が最後の絢子姉ちゃんの話まで繋がっていくとは。
浩太も等身大に色々抱えていたんだね〜。苦労人だね彼 -
Posted by ブクログ
作家さんによって味わいが色々で楽しい。
近藤史恵さん、冬森灯さんの作品が特別好きでした。
「ひめくり小鍋」冬森灯
冬森さんらしい心に小さな明かりが灯るような温かな読後感。クスリとなるシーンもあって楽しく元気をもらえました。
私には絶大な安心感のある著者です。
「ペンション・ワケアッテの夜食」八木沢里志
不器用なペンションオーナー夫妻が好ましい。夜食を食べるシーンは、捕らわれていた苦しさからの解放感と安心感に包まれました。ハッとするシーンや、じんわり染みるストーリーがいい。
「正しくないラーメン」近藤史恵
料理研究家の苦悩を描いた本作が断トツに好きでした!!食べ物描写も美味しそうだし、スト -
Posted by ブクログ
ひっそり佇む、純喫茶「トルンカ」。
ゆったり好きな曲を聴きながら、マスターの淹れる香り高い珈琲を飲む。そんな時間に憧れます。
様々な想いを抱えるトルンカに訪れる人たちの雰囲気、しあわせの香りとはこういうものかと感じるから、美味しい珈琲を飲みながら読みたくなります。
特に、「午後のショパン」に心を掴まれました。優しい文章からも、千代子さんの強い想いが伝わってきます。
誰の人生にも奇跡みたいな一瞬がある、と、光を見させて頂いたようです。
浩太の複雑な心境。人との出会いでさらに成長した浩太が頼もしいです。
表紙が可愛く、前編と一緒にジャケ買いした本です。
偶然の出会いですが、ひとりひとりに、貴重な物 -
Posted by ブクログ
常連にもなりたいし、一緒に働くのも憧れる、ホッとする喫茶店。
マスターのコーヒー飲んでみたい。。
依存じゃなくて、愛だと胸を張れるなら対象はなんでもいいってなんかグッときた。
愛することと、依存することは違うんだよな。
愛することは時に人を救ってくれるってなんかいいなあ〜〜いいなあ〜と思った。
綺麗なものもまやかしもあるから、それを見極めるために自分を磨いて、感性豊かになることが大事とか、逆も然りで自分も世の中から見られているとか、
背筋を伸ばして歩きたくなるような言葉が溢れている。
トルンカも同じ感じかもしれない。愛したい場所であって、依存して困らせたい場所じゃない。きちんと自分を磨く