八木沢里志のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「夜食」にまつわる6篇の短編集。
夜のご褒美とは…
夜に何かを食すということは最近なくなった。
まぁ、TVドラマを観ながらボリボリとお菓子を食べることはあるが、何かを作ってまでは食べない。
いったい、どんなご褒美だろうかと読む。
短編なのでサクサク読めた。
何度か読んだことのある作家さんばかりなので、読みやすかった。
なかでも「ペンション・ワケアッテの夜食」が良かった。
ワケアッテがその分け合ってだとは思いもしなかったが…驚きの体験から気持ちもスッキリしてここに来て良かったじゃないかと。
そして、たぬきおにぎりも美味しそう。
麺つゆと天かす➕シソなんて最高ではないかと…
真似したい。
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Posted by ブクログ
このお話のような喫茶店や商店街が近くにあればなあと、下町の良さを感じる作品でした。
実際にはこの町のようにアットホームの付き合いは難しそうですが、行きつけのお店(喫茶店)は何年経っても憧れを持ったままです。
「マスター!いつもの」とかみなさん本当に言うんでしょうか…。
3篇に共通して「過去のわだかまりを持つ人」と「再会」がテーマにあり、偶然の再会で過去と向き合い、前向きになっていく姿は切なくも温かい気持ちになります。
マスターの前職には驚きでした。笑
いまだにコーヒーの違いがよくわからないので、トルンカでマスターのいれたコーヒーを飲んでみたいです。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ美味しいご飯が出てくるアンソロジー。タイトルと表紙に惹かれて手に取った。
あくまで私の個人的感想なので好きな人には許して欲しいのだけど、1話目のスクランブルエッグの話はかなりビミョーだった。
でも2話目の「ひめくり小鍋」がなかなか良くて、季節柄お鍋いいなー、しかも1人用のやつ!
主人公の行動や、合言葉が必要とか、まあツッコミどころはあるのだけど。
3話目の、背脂ラーメンの話がいちばん面白かった。途中まで、この人、殺人を犯したのでは?とドキドキしながら読んでいたら、違ってかなりホッとした。でも、自分のほんの小さな悪意が、ある人を事故死に追いやったのでは、と苦悩していた。その男性の友人もまた、