八木沢里志のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
陽一とユカリは、11歳年の離れた兄妹。
陽一の母とユカリの父が再婚し、家族になった。
5年前に両親が他界し、今は2人で暮らしている。
のんびり屋の兄と、しっかり者の妹と、うちの庭に突然現れた一匹の猫との何気ない日常に、心が温かくなります。
兄が外に働きに出て、中三の妹が家事をするなんて、ほのぼのと楽しそうに書かれているけれど、実は事情を抱えた家族のお話なんですよね。
思いやりに溢れた兄と妹に、胸が熱くなります。
いつかお別れする日が来るかもしれないけれど、今の幸せを決して忘れないように。
今日一日を大切にしたいと思える、とても素敵なお話です。 -
Posted by ブクログ
著者の描く優しくて温かい世界観が好き。
元生物学者の小吉と妻・楓さんが営む山奥のペンション「ワケアッテ」が舞台。温もりのある再生ストーリーで読み心地が良かったです。
明るく爽やかなオーナー・楓さんと、朴訥とした夫・小吉さんのお二人がいい味を出してます。小吉さんの不器用だけど純粋で真っ直ぐな人柄に好感が持てました。
やって来るのは、さまざまな訳ありのお客たち。
自然囲まれ、やわらかく自分を受け入れてくれる人の前では、人って普段なら話さないようなことでもつい話してしまうもの。
やって来た人たちが、ペンションで過ごす日常と二人に元気をもらって清々しい気持ちで帰っていく──。
お客様ひとりひとり