山崎元のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
経済評論家の著者のがんによる人生の終わりを見つめながら感じたことのまとめ。
ところどころ出てくるが、医者の余命を保証しないことは投資の利益を保証できないことと同じということだったり、プロに対してこの投資は大丈夫ですかと聞く素人質問を医療というやはり専門外ではしてしまうといったことはこの方にもあるのだな、と思った。
手仕舞いの仕方や、事前の終わりの整理をつけておくことは大事だし、それに納得感を持っておくのもよいだろう。
DIE WITH ZEROの話も取り上げられているが、年齢と人的資本、日常と祭りなど積読しているままだが読もうかなと思う。 -
Posted by ブクログ
この本一冊を大学の一コマ分の授業として聞けたら、めちゃくちゃおもしろいだろうなって思った。
人任せにしてもいいことはないし、自分で考えて結論をだす。そして動く、実際にやってみる!
個人で補填できるような保険にお金をかける必要はない。自動車事故のような莫大なお金がかかる可能性のあるもの、若年層の子育て世帯にとって死亡も就労不能状態もリスクが高すぎるからかけ捨ての定期保険の加入は検討の余地あり。
うん、わかりやすい!積立や投資は保険と切り離すべきっていう考え方も納得できる!
結局、保険という1つのもので複数の目的を果たせる、いわば、マルチに活用できるっていうような上手い話はないよっていうこと。
お金に限らず、自分でしっかり考えていくということをやっていきたい! -
Posted by ブクログ
※この評価は私の感想です。また、投資に対しての指南書の意味合いの強い本です。
感想
良い本でした。私のような面倒臭がりに特におすすめの本です。小難しく感じる「投資」に対して単純明快なアドバイスをくれる本です。
投資の指南書だと思います。万人に受け止めてほしいとは思わないので評価は真ん中にしてありますが本当は⭐︎5つけたいです。
私のような「会社員」にとっては、投資とは一喜一憂のギャンブルではなく、長い目で見た貯蓄の一貫にご褒美がついてたらラッキーと思える財産たれと言われているような気にもなります。
いや、準備さえしっかりすれば後はほったらかしにしとくだけだよ、と、題名の通りのことを言っているのですが。仕事においては段取り八割とよく言われますが、この本が説く投資も同様の価値観のように思います。
転職を機に企業型DCに制度が変わり、どうしたものかと先輩社員に相談したらこの本をくれました。
入社していきなり投資の本渡してくれるなんてヤバいやんと少しでも早く思った自分が恥ずかしいです。
それくらいわかりやすい本です。 -
Posted by ブクログ
がん保険不要論を唱えてきた著者自身ががんになり、それでも「やはり不要だ」と語る。その一貫性と覚悟がまず印象的だった。机上の理屈ではなく、当事者になったうえでの結論だからこそ説得力がある。
ヘアスタイルの話も面白い。毎月の美容院にかかるお金と時間、そして他人からの見え方を天秤にかけると、坊主は実に合理的だという指摘。そもそも他人の髪型など、周囲はほとんど気にしていない。重要だと思い込まされているだけで、実はどうでもいいことが、マーケティングによって「大事なもの」にされているという視点には頷かされた。
がんによって持ち時間や体力に限りがあると突きつけられた著者の生き方・考え方も示唆に富む。墓を持たない、坊主を呼ばない弔いも、単なる節約ではない。無駄を省き、死者にとって本当に意味のあることを考えた結果としての合理的な選択だと感じた。
若いうちから生活を切り詰めてFIREを目指すことへの懐疑も印象的だった。経験や人間関係にお金と時間を使えるのは若いうちだけで、それを削ると人生そのものが痩せてしまう。どこか『DIE WITH ZERO』の影響も感じる。
第5章「お金より大切なもの」の答えとして「怒り」を挙げている点は意外だったが、読み進めると腑に落ちる。怒りは損得勘定を超えて人を動かす感情であり、お金を度外視してでも行動させる力がある。それは単なるネガティブ感情ではなく、自分なりの正義感や信条の表れなのだと思う。
何を正しいと信じて行動するのか。それこそが自分らしく生きるということであり、自分らしく生きることこそがお金より大切なものなのである、新たな発見であった。
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Posted by ブクログ
迷ったら原点へ――“ほったらかし”こそ、投資のいちばん強い味方。
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インデックス投資の本はいくつか読んできましたが、本作は“自分自身のリバランス”のために読み返す一冊として、とても役に立つ内容でした。
投資系の本はワクワクするというより、教科書に近い位置づけですが、その「変わらない安心感」こそがインデックス投資の強みでもあります。最新版として情報がアップデートされている点もありがたく、また基本の考え方が昔と大きく変わっていないことで、むしろほっとさせられました。
読みながら感じたのは、投資だけではなく人生全体に通じる“コツコツ積み上げていく姿勢”の大切さです。小さな積み重ねがやがて大きな複利となって返ってくる――この考え方は資産形成にも、日々の習慣にも共通していて、自分の歩みを静かに整えてくれます。
時折読み返すことで、気持ちや判断を整えてくれる“原点の一冊”。大きな波に振られそうなときほど、こうした本が心強い味方になります。