山崎元のレビュー一覧
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素人でもほどほどにベスト、無難な投資の方法を説明している。いきなりはじめの方のページで具体的な方法が出てきたり、言い切り調でこれはダメといった書き方をしており、初心者は読みやすいと思う。
前に同じ著者の『難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!』という本を読んだが、扱う内容はこれとほぼ同じ。だが、自分は『難しいことはわかりませんが〜』の方がラフで理解しやすく、具体的な方法を得られてよかった。
本書の方にしかないものとして、ギャンブルについての考え方が面白かった。不確実で自分の思い通りにならないことがあるということを知るには、ギャンブルが手軽でちょうどいいと言う。半ば人生 -
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TYPEFACE渡邊民人さんデザインの本を読みたくて
学校の授業のように「お金に対する考え方」「お金を運用する知識」といった内容について説明してくれる本です。
タイトルにあるようになぜ読んだかというと、装丁がTYPEFACEの渡邊民人さんだから。
以前から、本を読んでいて素敵なデザインだな、と思うとデザインが渡邊さんだった、というのが3冊ほどありまして、本のデザインで名前を憶えていた人。
売れっ子ブックデザイナーさんのようで、納得しておりますが、
わたくし電子書籍を作ろう!と思っておりまして、その参考のために渡邊さんの読んだことない本を読みながら参考にしよう、と思い立ちこちらの本を手に -
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労働の価値や転職を考える際の目安となる年齢28と35才
人材が流動化している世の中で,うまく働いていく上での考え方について書かれている。
著者の経験をもとに冷静(のように)仕事について意見が述べられている。本の後半では転職にあたっての注意点について書かれている。
参考文献はないのであくまで意見でしかないが,参考になる考え方などがいくつもあった。
以下に参考になった箇所の一部を書いた。
転職を考えた場合,労働の価値をどうみるか。自分の成果を第3者にうまく説明できるかどうかが求められる。
転職を考える上でのターニングポイントは28才と35才。
28才:この年までに自分の適職を見つける。最初の就職 -
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いつも読んでるブログ溜池通信の吉崎達彦さんと・・・
たまに読んでるブログGucci Postの山口正洋さんと・・・
たまーにネット上でお見かけする山崎元さんの3人が・・・
経済について語り合う本・・・
日本経済・アベノミクスについて・・・
アメリカ経済について・・・
中国経済について・・・
新興国経済について・・・
マネー(主に不動産と保険)について・・・
お三方のネタが満載・・・
あまり経済関係の本読まない方にもオススメ・・・
というかそういう向けの本か・・・
ブログをチェックしている人は改めて買う必要はない気がする・・・
会話形式なので読みやすく、慣れてない人にも比較的わかりやすく書か -
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ネタバレ[ 内容 ]
最近の実証研究によれば、プロのファンドマネジャーによる運用実績の平均は、株式市場の平均より劣るという。
知識も情報も豊富なプロが、素人に勝てない株式投資とは何なのか?
「株は情報の勝負ではない」「頭脳の勝負ではない」「金持ちが勝つゲームではない」「努力しても上達しない」-必要なのはセンスだけなのだ。
先駆的なファイナンス研究によって完全に書き替えられた新しい株式市場像を紹介。
“株式市場で勝つ”という視点から、株式投資という“ゲーム”の仕組みと戦略を徹底的に考える。
[ 目次 ]
第1章 ゲームとしての株式投資入門(ゲームとしての株式投資 株式投資はギャンブルである ほか)
第 -
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年齢や経験、プロアマ、天才凡人、情報の有無等々、株式投資の勝ち負けに一切関係なし。努力よりセンス、裏をかくのが大事という本。
「従順な性格は不向き、でも自分の考えに対して素直を貫ける人は有利」という一説は、腑に落ちる。 いざリスクをとりに出る時、「さあ、どっち」となった時、同程度の評価のアイデアなら、権威のある方を選んでしまって、大したリターンもなく後悔するのはよくあること。
などなど、多くの投資理論を紹介しながら、株式投資の「センス」とは何かを解明しようとしています。 よくある投資ハウツー本とは、全く異なる本です。 経済学の教科書みたいな本です。