壁井ユカコのレビュー一覧

  • 鳥籠荘の今日も眠たい住人たち(1)

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    作風は今まで通り、少女漫画のライトな小説版、といった感じ。

    主人公が、こてこてに、少女少女してるので、購入前にさらっと主人公の言動をチェックした方がいいです。

    一巻では完結しないので、それもまた考慮してください。

    著者のファンならば、即時購入を勧めます。

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    2013年09月25日
  • 鳥籠荘の今日も眠たい住人たち(1)

    Posted by ブクログ

    鳥籠荘にはちょっと変わった住人達が住み着いている。
    その一人16歳の衛藤キズナは美大生と出会い、誘われたバイトはヌードモデル。
    一緒に過ごすうちに次第にその時間が大切なものになっていくのを感じて…。

    壁井さんの作品は2冊目になります。
    今回はちょっと合わなかったけど、主人公の心の描写や人間関係が壁井さんの世界観が満載だった気がします。
    読後はちょっとだけ心がほっこりしましたね。
    なんとなくだけど、主人公が女性なだけに男性より女性の方が世界に入り込めるかなと思います。
    電撃文庫からでていますが、異能もコメディもなくMWっぽい仕上がりです。

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    2013年07月04日
  • 五龍世界 WOOLONG WORLD 1 霧廟に臥す龍

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    少し前の中国が舞台のファンタジー。
    作品世界はしっかりしていて、最後まできちんと見通して書いたんだろうな、と思われる。細かな設定もみっちりと組み立てられてるなと思う。とても好きな世界。
    だけど、なかなか作品には入り込めなかった。
    師匠も左慈も、他のキャラクターも好きなんだけど、どうしても主人公のユギがダメだった。
    最後の方でいろいろ自覚してからはまだよかったんだけど、そこに至るまでの周りの見えてなさと聞く耳をまったく持ってないところが。
    正直読んでてユギのそこかしこにイラッとしたんだけど、二巻はその辺変わってるのかなぁ…。

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    2013年04月04日
  • イチゴミルク ビターデイズ

    Posted by 読むコレ

    07年にメディアワークスから刊行された作品に加筆、
    修正した文庫化作品。基本的にライトノベルや
    ジュブナイル作品が多い壁井さんですが、今作は
    (本人的には)異例の大人向けな青春小説かつ、
    恋愛小説です。
    主人公の「千種」の17歳の女子高校生時代の過去と、
    その7年後の24歳、OL生活の現代が交互に展開されます。

    17歳の頃が敢えて、イチゴミルクだとするならば、
    現在は大人になって何かを置いてきたビターな
    日々なのかもしれません。でも、そんなビターな日々でも
    苦みしかない訳ではなく、甘く、キラキラした日々が
    あっての苦みなんだと。
    大人になる事は寂しいけれど、甘いだけ

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    2013年03月28日
  • キーリII 砂の上の白い航跡

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    ユーリが登場。
    かわいいねえ ( ´艸`)

    ハーヴェイが人間不信になってしまうのもわかるくらいひどいね(´・ω・`)

    でも、ハーヴェイがキーリのことを大切にしてくれていて嬉しい。

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    2013年03月17日
  • カスタム・チャイルド -罪と罰-

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    人と人との関わりから生じる心の闇は、遺伝子ではどうしようもないのか。
    こういう世界観の話は好きだけど、話の重軽がちょっと中途半端な感じ。

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    2013年02月03日
  • イチゴミルク ビターデイズ

    Posted by ブクログ

    やっぱり壁井さんの本はいいなあ。
    別にメッセージ性が強い訳でもない普通の小説でもなんか共感できるというか。

    べつに千種のようなギャルでもないし鞠子みたいにハチャメチャな人でもないんだけど。
    でも千種が都丸とか鞠子に惹かれるのがわかる。
    京本さんを選ぶ方が正しいのは明白なのにそれができない千種は苦労するだろうなあ。

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    2013年01月27日
  • キーリIII 惑星へ往く囚人たち

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    ハーヴェイと兵長の掛け合いが好きだったなぁ
    それにしてもこの絵師さんすごい勢いで絵が劣化したように思うんですがそんなことはないですか

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    2012年09月18日
  • イチゴミルク ビターデイズ

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    普通のOL千種と、ある日突然3千万を持って押しかけてきた高校時代の親友鞠子の話。

    イチゴミルクって高校生ーってイメージ。実際そんなに飲んだことないけど。

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    2012年08月06日
  • NO CALL NO LIFE

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    ハッピーエンドじゃなかったー。
    有海と春川の逃避行は長くは続かなかった。

    高校生である二人が逃げ切れるわけもないのに、逃げて幸せになってくれればいいと、読みながらずっと考えてました。こんな結末しかなかったのかな、他に幸せになれる道があったんじゃないかな、と、切ない気持ちでいっぱいになった。

    最後までずっと有海と春川は同じ家庭で育ったのかと思ってた。
    読解力がないんかな。
    有海のような家庭も、春川のような家庭も、現在にはよくあると思う。それを考えると、平凡な家庭は幸せなんだなと思う。

    しかし、航兄が有海を見つけて、手をそっと握るとこは良かった。あと、テトラポットに降りた有海を見た航兄が慌て

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    2018年01月30日
  • キーリIX 死者たちは荒野に永眠る(下)

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    ネタバレ

    切ない。空しい。これが一番の感想だ。
    話は大好きなんだけど、寂しいのは好きじゃない。
    でも、ここまで一気に読んでしまった。
    これは多分、ハッピーエンドとは言えないだろうが、これ以外の終わりはないのだろう。

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    2012年02月27日
  • カスタム・チャイルド

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    やっぱり壁井ユカコさんの小説は好き。
    設定とかはけっこうSFなのに妙にそんな世界もあり得そうな気がする。

    「自分の子どもの目や髪の色、性格が設定することができる」世界。
    子どもたちは画一的に作られていくのにそれでもどこか枠にはまりきらない人たち。

    個人的にススキ家のセイタくんとホタルちゃんとお父さまが好き。
    ただ、今一つ鉄郎とかメッキがどういう立場なのかがわかりづらかった、、というか現在進行形でよくわかっていない;
    読み直したらわかるかなー;

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    2012年04月16日
  • キーリ 死者たちは荒野に眠る

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    文章がしっかりしていて、少し分かりづらいシーンも多いんだけど
    安定して読める。

    退廃的な世界観なんだけど、
    機械と霊という相反する二つの存在が一緒にいるのが不思議。
    不死者に霊、魂がないのだとしたら、
    ハーヴェイを操作しているのは脳なの?
    とかいろいろ気になってしまって。

    そういうの気にならない人だったら楽しいのかもしれない。
    言葉選びが小気味よい。話は王道。

    続きは特に気にならないかな。

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    2012年02月12日
  • キーリ 死者たちは荒野に眠る

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    王道のCPだと思うんですが
    王道には王道たる所以があって、
    やっぱりいいんですよね。

    ハーヴェイのいまいち
    報われない所が好きです

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    2012年01月17日
  • カスタム・チャイルド

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    「あのね、捜し物をしにきたんだけど、いちばん捜してるものが見つからないの。大事なものを捜してるはずなのに、何を捜してるのかわからない。わからないからそこに行けない。今、行ってあげなきゃいけないと思うのに、私、行ってあげられない……」
    (P.349)

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    2012年01月12日
  • 鳥籠荘の今日も眠たい住人たち(5)

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    ◇鳥籠荘の住人がまとも揃い……だっけ?という話。
    ◇パパの着ぐるみが売られたけど、パパはパパだという話。
    ◇由起の失恋話。
    ◇浅井さんが吹っ切れる話。
    ◇山田パパと加地ママの結婚式からクリスマスの話。

    結婚式からは主に住人の撤去話。別に特別猟奇的な理由があったわけじゃないけど、皆それぞれ撤去していく話。
    いよいよ次は最終巻。
    エピローグ的な章から、次巻はキズナの撤去時及びその後の話と思われる。

    中古で2~5巻まで105円で衝動買いしたのに6巻がなかった様子。
    今すぐ続きが読めないのが残念。週末にでも古本屋に行けたらいいな。

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    2011年12月29日
  • 鳥籠荘の今日も眠たい住人たち(4)

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    ◇山田パパの見合い話と"お母さん"の話
    ◇個展と浅井上家弟妹の話
    ◇へれんとフィアンセの話
    ◇浅井と皆子の匂いの話
    ◇ホテルのオーナーが視察に来る話

    こんな覚書で内容を思い出せるのかどうか…。
    キズナの居場所を求めてふわふわしている感じがちょっと切ない。

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    2011年12月29日
  • 鳥籠荘の今日も眠たい住人たち(3)

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    雷雨の夜にそれぞれ起きた話。
    ◇着ぐるみパパの中身を暴こうとする話。
    ◇画家とモデルがエレベーターに閉じ込められる話。
    ◇雷雨の夜の殺人事件の犯人を暴く話。
    ◇着ぐるみパパのデートを尾行する話。
    いろんなところで、あぁこれさっきの話かぁ…とか思う構成。

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    2011年12月29日
  • イチゴミルク ビターデイズ

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    なんだか、あまったるそうなタイトルなんだけど、別に中身は甘くはない。
    てか、しょっぱい、苦い。
    「ビター」というところが、かろうじて合っているかなぁ。

    いーかげんな「元彼」と美人だがいーかげんな親友に振り回される話。
    最後らへんはさんざん。

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    2011年11月28日
  • 鳥籠荘の今日も眠たい住人たち(6) Blood Party!

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    すごく面白かったです。ただ『Blood Party!』は今までの鳥籠荘のイメージで読んだので少しうーんって思ってしまいました。

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    2011年10月07日