壁井ユカコのレビュー一覧
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死んだ霊が見える少女、キーリと不死人、ハーヴェイ、ラジオに憑依
している霊、兵長が列車で旅する話。
マルドゥック・スクランブルを読んでいたとき、私の頭の中で
バロットのイメージは表紙で見たことがあるだけのキーリの姿だったのですよ。
というわけで、キーリの方も読んでみました。
話の作りや描写が丁寧。キャラクターも魅力的でした。
ただ、電撃ゲーム大賞の大賞作品にしてはインパクトが足りないような。
あと一文が長いのか句読点が不適当なのか、読んでてつっかえる感じが
するのが気になりました。
でも面白かったことは面白かったので続編も買ってみようかと思います。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ07年にメディアワークスから刊行された作品に
加筆、修正した文庫化作品。基本的にライトノベルや
ジュブナイル作品が多い壁井さんですが、今作は
(本人的には)異例の大人向けな青春小説かつ、
恋愛小説です。
主人公の「千種」の17歳の女子高校生時代の過去と、
その7年後の24歳、OL生活の現代が交互に展開されます。
17歳の頃が敢えて、イチゴミルクだとするならば、現在は
大人になって何かを置いてきたビターな日々なのかも
しれません。でも、そんなビターな日々でも苦みしかない
訳ではなく、甘く、キラキラした日々があっての苦みなんだと。
大人になる事は寂しいけれど、甘いだけのコーティングされた
日常では味わう事の出来ない良さってのもあるんです。
なかったら...それはシンドすぎるよね。
高校時代に親友と呼べた時期のあった「鞠子」が7年振りに
いきなり3千万の現金を持って現れてから、「千種」の生活は
少しづつ変わってくると共に、当時の甘いイチゴミルクな
味は自分の舌に合わなくなっている事に気付く。
そんな女性による青春小説。自分のようなオッサンには
どこまでリアリティがあるのか、想像でしかないんですが
きっと...共感する女性が多いのかな? と思われる
郷愁と甘酸っぱさがキュンとさせる...(妄想)
良作なんでないでしょうか?? -
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“「だってそうじゃない バッカみたい
周りの評価なんて 関係ないじゃない
どうせ浅井さんなんて 人から注文されて 描くことなんて できないんだから
だいたい今さら人の評価を 気にするくらいならもともと あんな見る人をビミョーな気分に させる絵なんか描かなきゃいいじゃん!
わたしが知ってる 浅井有生って画家は…
マイペースで… 根暗で オレサマで ニブチンで… でも
浅井有生にしかない 世界を持ってる人
堂々としてれば いいじゃない
浅井有生は 浅井有生にしか なれないんだから!」”
原作で考えるといきなり話が進んだ。
というか、ミナコとの踏ん切りと数年後の再会の所まで話を持っていくと思ってなかったので嬉しい。
W弟が可愛すぎてやばい。
吸血鬼の話のほうも漫画で読んでみたかった…っ!
“「特別にもう一回 言ってやるからな
お前のこと すげえと思ってる いつからだったか 俺もわかんないけど ……
ちゃんと見てたよ
今はそれしか 言えない 一番にできるかも まだわからない
でも もし お前がよければ…
帰ってくる まで待ってて 欲しい」
「――…っばっ… ばっかじゃないの…!?
待ってるわけ ないじゃん そんな 都合のいい女じゃ ないんだからっ
泣いて帰って きたって誰もいない んだから
ちゃんと留学 まっとうするまで 帰ってくんなっ…」
ふっ
「ん そういうの
それがお前」” -
Posted by ブクログ
至高の美少年ながら母に遺棄された過去を持ち、
“犯罪者の遺伝子”に傾倒する春野。
父が愛好するアニメキャラクターの実体化として作られた少女レイ。
遺伝子操作を拒絶する両親を持つ“遺伝子貧乏”清田―
16歳の夏に出会った3人は、反発しあい傷つけあいながらもかけがいのない友情を築いていく。
遺伝子工学が発展し、子どもの容姿の“デザイン”が可能になった仮想現代を舞台に、
社会によって歪められた少年少女の屈折や友情を描く、著者渾身の青春ストーリー。
遺伝子操作で子供を作る世界。
こんな世界はいずれ来るのかなと思って読んでました。
遺伝子操作を受けていない子供「清野」=自分達の目線で
この世界を見ることが出来る・・・けど
やっぱりこんな世界は来て欲しくない。 -
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悲しい話。
主人公たち、三者三様、最後まで救いがない。
強いて言えば、ジーンプア、と呼ばれる清田が、
自分の運命を切り開いて未来に進んでいこうとしている
姿が救いなのかも。
春野とレイはもう、ダークサイド真っ逆様。
ところでレイのモデルは言わずと知れたあの人、なんだろうなぁ。
あと、トランスジェニック第一世代は、生殖能力がなく、
子供が欲しかったら、同じ会社で、人工的に子供を持つ
処置をしなければいけない、その際は、当然、その会社から
遺伝子を買わなければならず、その鎖は永久に続く、という
ところがいちばん怖い。
作中でも書かれていたが、仕組みが農業用作物と全く同じ。
こういう世界がもし現実になったら、生きている意味って
なんだろう、子孫を繋げていく意味ってなんだろう、って
考えてしまいそう。 -
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最後から二番目の巻。若干「あれ?終わってないの?」とおもってしまうような終わり方ですけど、ちゃんとあるみたいなので気をつけてくださいな。
<続・無題Ⅰ>
一周して蜘蛛が登場。蜘蛛とは、、、、なかなかいいセンスじゃないっすか
第一話『そして誰もいなくなった』
先にいってしまえば夢オチ。いや、そうじゃないと困る。バカ話なのできがるに読めたよ、うん。
第二話『パパはわたしたちのHERO』
三回連続で加地&華乃子ペアのはなし。そしてやはり事件の中心はパパ。
今回はパパのあの着ぐるみがなくなってしまうはなし。しかもその着ぐるみを海外に売ってしまったという住人。さて困った、というはなし。パパは着ぐるみじゃない状態でもでてくるんですが、そこはノータッチで、はい。読んでください。
まぁ着ぐるみは学校にあるというね、、、、そこは読んでください。パパの活躍ぶりがよかったはなしでしたね、はい。
第三話『交番/くつした/スケッチブック』
このパターンの題名は前からありましたよね、はい。もちろんあの二人の片方の話。こっちのふは由起のはなし。それにしても由起は回数をかさねるごとにかわいくなっていくよなー。
由起もキズナとはあまり仲直りできない状態だったわけなものだったから謝ろうとしたタイミングでケータイがなる。まぁこれが二回おこるのだが、一回目は警察から「有生が落ちてた」とのこと題名でいう『交番』。二回目は下の子たちから「おなかへったー」とのこと。さっそく家にむかってみると家が汚い状態。どうやら母親二人がダウンしたとのこと。『くつした』はクリスマスに使うくつした。『スケッチブック』というのは家を掃除していた際にみつけたやつ。そしてやることやったタイミングで有生が登場。二人が並んでタバコすっているシーンがとっても印象的なかんじでした。
第四話『それは非可逆的でありながら連続的であり』
読んでからこの文章をかいているのはけこう時間がたっているのですが、この話ってけこう短いもんだたのね。気がつかんかったわ。
まぁ由起のターンだったので有生のターン。三話にでてきたスケッチブックを有生が眺めてああだこうだおもったり、キズナとまたケンカしちまったり、建物の双子おじさんの片方が倒れちまったりなはなし。倒れなかったほうのおじさんは有生にちょいとはなしてくれたり、なんてはなしでした。
おじさんのチェスのシーンが気に入った。
第五話『聖夜、シナプスの宇宙で』
まぁ華乃子パパと加地ママの結婚式。キズナ目線にて話進行。結婚式で「結婚」について考えてみたりしているキズナがいたりしたり。
まと、その後にまた有生とケンカ。その流れで外にでかけてみると(いつもの通り)援助交際になれていないであろうおじさんに援助交際を求められて、、、、この続きは本書にて。
援助のときの有生がかっこよかったし由起のなんだかんいってよかったです。読んでないとつうじないとおもいますが、、、
<続・無題Ⅱ>
さて、ここにでてきた人物はだれなのやら、、、、 -
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シリーズものなのでこの文章はだれにも読まれないだろう、と勝手に安心している管理者。
<病棟にてⅠ>
妻に毒を盛られるようなキャラなんて一人しかいないでしょう。つか本編にでてる人が今回の中心。
第一話『Father's Style〜エビフライと華乃子の場合』
華乃子と加地くんの話がまたでございます。
華乃子のパパの様子が最近おかしく、自分から家事をするようになったりしたのだが、どうやらお見合いをするということになっているらしく、、、そのことを問い詰めてしまった華乃子は加地くん家に泊まることになり、、、というかんじ。
まぁ加地ママがかわいかったですし、華乃子ちゃんもかわいかったよ、うん
第二話『Father's Style〜ウサギスープとキズナの場合』
ウサギスープといえば老人なのだが、、、
有生と由起には弟・妹がいたのだが、この話で登場。
この二人(下の子)が東京にきて二人(兄)のところに泊まることになる。しかし兄二人がケンカをしてしまったために、子供の相手をキズナがやるハメになってしまい、、、というかんじ。
兄二人がけっこういいかんじにキャラとして動いているので楽しめた話でしたね。そしてウサギのスープといえば、、、、
第三話『Sadism〜ファインセは愛しく危うく』
このファインセというのは<病棟にて>の人。そしてその相手というのが、建物の有名なへれんさん。へれんさんとの掛け合いが楽しかったです。はなしとしてはこの婚約者のほうが建物のほうへ入っていき、、、、というかんじ。ようするに死亡フラグがたちまくっている人の話です。
挿話『"Smell"』
ミナコと有生の話です。もちろん過去の話。
ミナコはけっこうおもしそうなキャラでしたよ。もっと登場してほしい、とおもえてしまうような話でしたね、はい。
第四話『Home〜逃げる理由と、とどまる理由』
キズナと有生の仲が最近悪くなってしまっているということなのだが、有生が「一緒にでかけるぞ」とのこと。キズナは喜んでついていったのはいいけど、、、みたいな後に由起に助けられたり(なにがあったかは読んでみてからのお楽しみ)。
その後にこの建物のオーナーがくるとのこと。変人しかいないこの建物をオーナーがみたらきっとここはつぶされる、とおもった十便たちはあせるわけでして、、、大変なことがオーナーに降りかかった後、キズナに衝撃的なことがオーナーの口から、、、みたいなかんじ。自分はここの住人たちとは離れ離れになてしまうのかと、、といかんじのはなし。
<病棟にてⅡ>
妻が登場。以上 -
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シリーズものだぜ。そしてやはり最初のところが好きだな。うん。
<お喋りな死人Ⅰ>
こういったかんじが好きです。
第一話『加地くんちと山田さんち』
加地、というカンジをみるとつい「流れ星が消えないうちに」という作品をおもいだしてしまった。無駄話
この巻も同じ時間にあったいろいろな人目線で進むかんじ。
この話は華乃子のクラスメイトの加地くんとやら目線。加地くんの母親が華乃子の父親(某でっかい人形)を好きになったとのこと。それで加地くんが「この人(?)はいいやつなのか」とおもって、山田家に夜中いって、、、みたいな。
夜に雷がおちて停電がおきるわけでございますが、まぁ全体の流れをみると加地くんの活躍がよくわかるのですが。
第二話『明日夜9時、といわせるまでに二週間かかった、というだけの話』
停電からはじまるかんじ。
題名道理です。いわせるのに二週間かかったんです。
まず停電がおきてキズナと有生がエレベーターにとじこめられます。そこでなんともいえないかんじなってしまったタイミングで管理人さんが助けてくれてから、、、、みたいなかんじ。
助けられた後に建物を回るのですが、ここで一話とおなじ風景が流れたり、みたいなことになっております。
第三話『アッサム・メレンをミルクティーで』
最初の扉絵の左上にいる少年がかぎ。
『明日夜―』の後のはなし。まぁ二話を読まないと理解できないとおもうのでここもかかずして。
この本の解決編っていうと簡単。
<お喋りな死人Ⅱ>
カット
こぼれ話『着ぐるみには着ぐるみを?』
どっかの話にでてきた加地家のお母さんは三毛猫パパとは合えなかった、ということがあったのですけども、またされていたほうのパパどうだったのか、という話。パパをおっかけている住人たちがかわいかったです。