壁井ユカコのレビュー一覧

  • イチゴミルク ビターデイズ

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    ハードカバーで出て読んでみたいなぁと思ってたやつが文庫化ってことで購入。
    壁井さん作にしては設定的に難しいところもなくするっと読める系のお話。
    ただ、好みは分かれると思う。

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    2011年11月01日
  • キーリ 死者たちは荒野に眠る

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    死んだ霊が見える少女、キーリと不死人、ハーヴェイ、ラジオに憑依
    している霊、兵長が列車で旅する話。
    マルドゥック・スクランブルを読んでいたとき、私の頭の中で
    バロットのイメージは表紙で見たことがあるだけのキーリの姿だったのですよ。
    というわけで、キーリの方も読んでみました。
    話の作りや描写が丁寧。キャラクターも魅力的でした。
    ただ、電撃ゲーム大賞の大賞作品にしてはインパクトが足りないような。
    あと一文が長いのか句読点が不適当なのか、読んでてつっかえる感じが
    するのが気になりました。
    でも面白かったことは面白かったので続編も買ってみようかと思います。

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    2011年09月16日
  • イチゴミルク ビターデイズ

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    ネタバレ

    突然部屋に転がり込んできた地元の同級生が言った。人殺してきたの。思いもよらない闖入者のせいで普通のOLだった千種の生活は激変する……日常→非日常→日常という作品。鞠子ちゃんが終始フェアリーなイメージでした。

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    2011年08月10日
  • 鳥籠荘の今日も眠たい住人たち(3)

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    停電があったのに、殺人事件がない。
    故に転落しそうになるキズナをユウが掴んで手放す描写もカット。
    最終話も端折りすぎて意味が分からない。
    残念すぎる最終巻。

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    2011年07月03日
  • イチゴミルク ビターデイズ

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    ネタバレ

    07年にメディアワークスから刊行された作品に
    加筆、修正した文庫化作品。基本的にライトノベルや
    ジュブナイル作品が多い壁井さんですが、今作は
    (本人的には)異例の大人向けな青春小説かつ、
    恋愛小説です。
    主人公の「千種」の17歳の女子高校生時代の過去と、
    その7年後の24歳、OL生活の現代が交互に展開されます。

    17歳の頃が敢えて、イチゴミルクだとするならば、現在は
    大人になって何かを置いてきたビターな日々なのかも
    しれません。でも、そんなビターな日々でも苦みしかない
    訳ではなく、甘く、キラキラした日々があっての苦みなんだと。
    大人になる事は寂しいけれど、甘いだけのコーティングされた
    日常で

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    2011年05月30日
  • イチゴミルク ビターデイズ

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    あー、なんか、こう、普通の大人になっちゃった感がよくわかる。しかし、周囲の人たちのダメダメ感、好きだけど、ダメだろう・・・でも、別に普通の幸せを求めてはないからいいのかな。私は、年とって、普通は普通で楽しいよなと思えるようになったけどな。

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    2011年09月12日
  • 鳥籠荘の今日も眠たい住人たち(3)

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    “「だってそうじゃない バッカみたい
    周りの評価なんて 関係ないじゃない
    どうせ浅井さんなんて 人から注文されて 描くことなんて できないんだから
    だいたい今さら人の評価を 気にするくらいならもともと あんな見る人をビミョーな気分に させる絵なんか描かなきゃいいじゃん!
    わたしが知ってる 浅井有生って画家は…
    マイペースで… 根暗で オレサマで ニブチンで… でも
    浅井有生にしかない 世界を持ってる人
    堂々としてれば いいじゃない
    浅井有生は 浅井有生にしか なれないんだから!」”

    原作で考えるといきなり話が進んだ。
    というか、ミナコとの踏ん切りと数年後の再会の所まで話を持っていくと思ってな

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    2011年05月05日
  • 鳥籠荘の今日も眠たい住人たち(1)

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    ネタバレ

    原作が好きで買ったけど、うーん・・・。
    絵は好きなんだけどなぁ・・・うーん・・・。
    ジョナサンのとこからやんなきゃ、やっぱ、だめだろ。

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    2014年02月13日
  • カスタム・チャイルド -罪と罰-

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    至高の美少年ながら母に遺棄された過去を持ち、
    “犯罪者の遺伝子”に傾倒する春野。
    父が愛好するアニメキャラクターの実体化として作られた少女レイ。
    遺伝子操作を拒絶する両親を持つ“遺伝子貧乏”清田―
    16歳の夏に出会った3人は、反発しあい傷つけあいながらもかけがいのない友情を築いていく。
    遺伝子工学が発展し、子どもの容姿の“デザイン”が可能になった仮想現代を舞台に、
    社会によって歪められた少年少女の屈折や友情を描く、著者渾身の青春ストーリー。


    遺伝子操作で子供を作る世界。
    こんな世界はいずれ来るのかなと思って読んでました。
    遺伝子操作を受けていない子供「清野」=自分達の目線

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    2011年03月26日
  • エンドロールまであと、

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    ネタバレ

    できれば、左馬之助には死んで欲しくなかった。
    内容はうう・・・んって感じかなあ。
    というより、壁井さんの本ってことですこし期待しすぎたかも

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    2011年03月14日
  • 鳥籠荘の今日も眠たい住人たち(5)

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    そんなご都合主義(ハッピーエンド)な!
    もっと残酷でいいのに。
    ついに結婚。しかし、正体が猫のはずなのになー。
    ユキちゃんがかわいそうすぎる。
    ダメ男に惹かれるんだね、皆。

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    2011年03月06日
  • 鳥籠荘の今日も眠たい住人たち(4)

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    ネタバレ

    へれんさんと婚約者のアキヒコさん。
    華乃子と着ぐるみのお父さんと加地くんとおかあさん。
    有生と由起の大喧嘩。ちょっとキズナがかわいそう。

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    2011年02月26日
  • 鳥籠荘の今日も眠たい住人たち(3)

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    停電・殺人・不思議編
    キズナの体の構造が知りたい。
    痩せているとはいえ大の男「オレ様画家」の踏み台になるほど
    力持ちというか体の頑丈なキズナちゃん。
    でも、ふわふわっとした男の子ロミオ(の肉体)に片手でぶら下げられるなんてお前は猫か!と突っ込んでしまった。
    身長体重は如何ほどなんだろう。
    管理人って1巻にも出てなかったっけなー。

    着ぐるみのパパに惚れたお母さんいい感じ。
    着ぐるみのパパが一番カッコイイ。
    華乃子ちゃんが精神的に弱さを見せて可愛い。

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    2011年02月19日
  • 鳥籠荘の今日も眠たい住人たち(6) Blood Party!

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    6 完結
    ジョナサンがおじいさんになった頃のお話。
    ヴァレンタインのお嬢さんが出てきたので理解するのに時間がかかったけど、ほのぼのしていて良い。
    長編の吸血鬼パロディーが大半を占める。

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    2011年02月08日
  • カスタム・チャイルド -罪と罰-

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    悲しい話。
    主人公たち、三者三様、最後まで救いがない。
    強いて言えば、ジーンプア、と呼ばれる清田が、
    自分の運命を切り開いて未来に進んでいこうとしている
    姿が救いなのかも。

    春野とレイはもう、ダークサイド真っ逆様。
    ところでレイのモデルは言わずと知れたあの人、なんだろうなぁ。

    あと、トランスジェニック第一世代は、生殖能力がなく、
    子供が欲しかったら、同じ会社で、人工的に子供を持つ
    処置をしなければいけない、その際は、当然、その会社から
    遺伝子を買わなければならず、その鎖は永久に続く、という
    ところがいちばん怖い。
    作中でも書かれていたが、仕組みが農業用作物と全く同じ。
    こういう世界がもし現

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    2011年02月05日
  • 鳥籠荘の今日も眠たい住人たち(1)

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    ★が三つなのは、物語を挟んでいる支配人のモノローグにことごとく興を削がれたから。
    あの二篇がなければ、★四つか五つだったでしょう。
    文章も内容もすらすらと読めるもので、とても面白かったです。
    コミックスから入ったのですが、「さよなら、泣き虫ポストマン」もコミカライズしてほしいと、切実に思いました。

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    2011年01月30日
  • 鳥籠荘の今日も眠たい住人たち(3)

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     メイン部分は、まあそれなりに面白いんだけど、毎回最初と最後に入る本編を語っている語り部の部分は微妙。あとで何かあっと驚くような展開が用意されているならいいんだけど、単に虚構が現実を侵食してくる感覚を読者に味合わせたいのであればあまりにも直接的に過ぎるんじゃないかと。違うと期待したい。

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    2011年01月05日
  • キーリ 死者たちは荒野に眠る

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    話の雰囲気が好きです。レトロな感じ?
    生きてるけど生き方がわからない少女と、死にたいけど死ねない男の組合せが風変わりです。

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    2011年01月04日
  • 鳥籠荘の今日も眠たい住人たち(5)

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    最後から二番目の巻。若干「あれ?終わってないの?」とおもってしまうような終わり方ですけど、ちゃんとあるみたいなので気をつけてくださいな。

     <続・無題Ⅰ>
     一周して蜘蛛が登場。蜘蛛とは、、、、なかなかいいセンスじゃないっすか

     第一話『そして誰もいなくなった』
     先にいってしまえば夢オチ。いや、そうじゃないと困る。バカ話なのできがるに読めたよ、うん。

     第二話『パパはわたしたちのHERO』
     三回連続で加地&華乃子ペアのはなし。そしてやはり事件の中心はパパ。
     今回はパパのあの着ぐるみがなくなってしまうはなし。しかもその着ぐるみを海外に売ってしまったという住人。さて困った、というはなし

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    2010年08月12日
  • 鳥籠荘の今日も眠たい住人たち(4)

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    シリーズものなのでこの文章はだれにも読まれないだろう、と勝手に安心している管理者。

     <病棟にてⅠ>
    妻に毒を盛られるようなキャラなんて一人しかいないでしょう。つか本編にでてる人が今回の中心。

     第一話『Father's Style〜エビフライと華乃子の場合』
     華乃子と加地くんの話がまたでございます。
     華乃子のパパの様子が最近おかしく、自分から家事をするようになったりしたのだが、どうやらお見合いをするということになっているらしく、、、そのことを問い詰めてしまった華乃子は加地くん家に泊まることになり、、、というかんじ。
     まぁ加地ママがかわいかったですし、華乃子ちゃんもかわいか

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    2010年08月12日