壁井ユカコのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
壁井さんの作品はデビュー作である「キーリ―死者たちは荒野に眠る」(電撃文庫)以来、積んだり読んだりしつつ、ずっとファンです。というわけで、無条件に読んでみました。
う~ん…でも、ちょっと微妙だったかなぁ。壁井さんらしいちょっとグロいシーンとか、イタ切ない雰囲気は確かにあったんですが、執筆する時点で「青春モノを」というリクエストがあったそうで(あとがきより)、ちょっと漫画チックで平凡な作品になってしまったなぁと感じました。やっぱり壁井さんにはファンタジックで切ない妄想の世界(ちょっとシツレイか?(笑))を猛進してほしいです。
物語の舞台は高校。病弱な姉と今時の健康的で快活な弟の双子。しかも、一卵性。弟が健康な分、姉は毎日寝込む日々を過ごしていたが、次第に友達ができ、自分がどうしたいのか、何を望んでいるのかを考えていくようになる。そして、弟への気持ちに気付いて、それに対する正解を求めて…というお話。イラストは「夜まで待てない。」などで知られる(私はそれしか読んだことないけど(汗))漫画家の太田早紀さんが担当しています。うん、この甘さと切なさを現すにはピッタリの作家さんでしょう!表紙の双子弟くんの何とも言えない表情と微妙な位置に固定されている手!!(笑)ストーリーも太田さんがそのまま漫画化できそうなものでした。いや、ぜひしてほしい(爆)。
壁井さんの作品の話に戻りますと…かなり無理して書いた印象が(苦笑)。そもそも壁井さんには青春モノという設定のイメージが無いんです。もちろん他の作品でもコメディなシーンや甘々なシーンはありましたが、「高校が舞台の青春モノ」の上に乗っかったせいで普通になってしまった気がします。
キャラは主人公の双子を始め、双子姉の許嫁で映画オタクの同好会部長や手厳しいツッコミをして双子姉を敵視する同好会の女の子など、濃くて面白いのが揃っています。が、こちらもちょっと物足りないかな、と。それぞれのキャラ主観の章が用意されていて、心理描写は凄く丁寧で、思春期特有の脆さや怖いもの無しな無鉄砲さとか、挫折感とか…そういうのは嵌りました。が、キャラの生い立ちに纏わる背景が曖昧だったので、全体的にも中途半端。双子の母親や祖母、双子姉の許嫁の家族の様子。もうちょっとそこら辺がしつこく詳しく描かれていれば、主要キャラたちの青春も光って見えたのかなぁと思います。
それと、一番は疑問点が多いこと。最後の方でやってたインディーズ映画祭の結果はどうなったのか、そもそもなんで双子の父は家を追い出されたのか。祖母は本当にただの支配者だったのか。敢えて描かなかっただけなのかもしれませんが、私としてはそこが物凄~く知りたいとこだったので、痒い所が痒いまま終ってしまった感が(笑)。
やっぱり壁井さんにはファンタジーとか妄想とか猛想で攻めてほしいです。もしかしてルルルが合ってないのかも(爆)。青春モノじゃなかったら、間違いなく壁井節だったはず。イタ切ないのは変わってなくて、溜息が出そうなくらい雰囲気に浸れて…というシーンは今作でもありましたから。あぁ、「キーリ」が読みたくなってきた(笑)。 -
Posted by ブクログ
二巻です。けれど先にこの本を読んだ方もいるかm、、、、いないですよね。
ちなみに作者いわく、短編になっているからどの巻から読んでも大丈夫とのことです。今更なかんじもしますけど、、、、、
二巻は一巻にくらべて恋愛色が強いようなきがしました。
<通りがかりⅠ>とⅡはカットで。ここんところけっこう好きですけどね。
第一話『人魚姫になるために間違った方法』
一言で言えば百合話。
キズナを中学のときにみかけてからずっと恋してた女の子のはなし。ウィリアムズチャイルドバードホテルのとある住人がけっこうひっかきまわしたはなし。
へれん、という住人なんですが、まぁかかわりたくないような人間でしたね。個人的な意味で、です。
第二話『ザリガニ/万引き/スケッチブック』
由起と有生の過去のはなし。この二人が表紙にのってます。
感想としては、まず二人の老人。この二人は何歳ナノやらとかおもってしまった。イラストみるかぎりだとまったく変わってないっていう。
有生くんが女の子と間違われてた、ってのはけっこうおどろきましたね。
そして親のところはちょっと恐怖を感じました。
第三話『彼女と彼の気まずい日曜日、彼女と彼女?のハプニングな土曜』
由起・キズナペア、有生・華乃子ペアのはなし。主な登場人物の名をあげておけばだいたいどんな意味なのか理解できるとおもいます。
第二話にでてきたことなんかもちょっとでてきてるもんだから二話をちゃんと読んでないと、、、ちゃんと読むと思いますので略。
そうですね、由起がどんな声をしてるのか読んでると気になってきてしまう。そんなところでしょうか、、、、、、ヘタですんません。 -
Posted by ブクログ
さきにいっておきますけど「とりかごそう」です。ウーロンとかじゃないです。
まわりの評価は高いですね。自分はそんなにおもしろいとはおもえませんでしたが、キャラの強力でした。もっとゆったりしたもんだともってたらわりかし、とかおもったりおもわなかったり。
<無題Ⅰ>
まぁ意味深なかんじでことがすすみます。全館そろえるとつながりそうな雰囲気をかもしだすためのところ。<無題Ⅱ>もおなじかんじ。
第一話『さようなら、泣き虫ポストマン』
このはなしは題名道理なかんじ。泣き虫で物覚えが悪いポストマンのジョナサンのはなし。はなしの目線は表紙の中心にいる赤毛の女の子、キズナからです。
そうですね、感想としてはジョナサンが普通にかわいそうにみえてしまいましたね。というよりこのはなしをなぜ一番最初にもってきたのか、とかおもってしまったり。おもしろいおもしろくないを決めていいのかはわからないですけど、、、
第二話『ストリート・ブレイブ・ガール』
キズナちゃんがヌードモデルをするきっかけのはなし。このはなしから全てがはじまったかんじ、といったところ。キズナの自問自答みたいなのとか、けこうひきこまれたるひきこまれなかったり。
由起のところをけっこうびっくりしてしまったのは自分が鈍感なだけ?
第三話『パパはわたしだけのHERO』
イラストだけながめてると「なんだこいつ」とおもえるキャラがこの話にて登場。でっかいやつ。
着ぐるみのパパを持つ家庭的な小学三年生の華乃子のはなし。猫の着ぐるみ
をきてるやつがパパ。
こういったはなしですとだいたいがパパが人前にでてしうようなことになるのですが、まぁみごとにそのとうり。華乃子が学年クラス発表会でやる劇のヒロインになってしまって、、、、というはなし。
普通にパパが可愛くって、かっこよかったです。
歳四話『籠の中の羽のない鳥』
<無題Ⅱ>
Ⅰとおなじかんじ。つーかここはかくことない。
この本をおもしろい、と感じた人はけっこうはまってるみたいですね。落差が激しい、というよりものめりこんだ人の力が強いといいますか、、、
うーむ、なんかうまくかけなかったな、、、、。感想のはなしです。 -
Posted by ブクログ
“「私は “ミナコ”の 使い捨ての 代替品?」
「………
まぁ そういう とこかな
どうする? モデル もうやめる?
センセイがまた 使い物にならなくなる まで続けてくれたら こっちとしては ありがたいけど
やめても いいわよう
自分から やめたほうが 傷つかないで 済むものね」”
絵が綺麗だなー。
っていうか、華乃子ちゃん可愛いよ華乃子ちゃん。
“「ねぇ もう一つ 聞いても いい?」
「嫌だ」
「衛藤キズナは モデルをクビに なったの?」
「……… 別に
クビになんて してない」
はぁ
「なぁんだ 残念
そろそろわたしを モデルにして くれるかと 思ったのに」
「しないから 犯罪だから それ」”