壁井ユカコのレビュー一覧
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シリーズものだぜ。そしてやはり最初のところが好きだな。うん。
<お喋りな死人Ⅰ>
こういったかんじが好きです。
第一話『加地くんちと山田さんち』
加地、というカンジをみるとつい「流れ星が消えないうちに」という作品をおもいだしてしまった。無駄話
この巻も同じ時間にあったいろいろな人目線で進むかんじ。
この話は華乃子のクラスメイトの加地くんとやら目線。加地くんの母親が華乃子の父親(某でっかい人形)を好きになったとのこと。それで加地くんが「この人(?)はいいやつなのか」とおもって、山田家に夜中いって、、、みたいな。
夜に雷がおちて停電がおきるわけでございますが、まぁ全体の流れをみ -
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壁井さんの作品はデビュー作である「キーリ―死者たちは荒野に眠る」(電撃文庫)以来、積んだり読んだりしつつ、ずっとファンです。というわけで、無条件に読んでみました。
う~ん…でも、ちょっと微妙だったかなぁ。壁井さんらしいちょっとグロいシーンとか、イタ切ない雰囲気は確かにあったんですが、執筆する時点で「青春モノを」というリクエストがあったそうで(あとがきより)、ちょっと漫画チックで平凡な作品になってしまったなぁと感じました。やっぱり壁井さんにはファンタジックで切ない妄想の世界(ちょっとシツレイか?(笑))を猛進してほしいです。
物語の舞台は高校。病弱な姉と今時の健康的で快活な弟の双子。しかも -
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二巻です。けれど先にこの本を読んだ方もいるかm、、、、いないですよね。
ちなみに作者いわく、短編になっているからどの巻から読んでも大丈夫とのことです。今更なかんじもしますけど、、、、、
二巻は一巻にくらべて恋愛色が強いようなきがしました。
<通りがかりⅠ>とⅡはカットで。ここんところけっこう好きですけどね。
第一話『人魚姫になるために間違った方法』
一言で言えば百合話。
キズナを中学のときにみかけてからずっと恋してた女の子のはなし。ウィリアムズチャイルドバードホテルのとある住人がけっこうひっかきまわしたはなし。
へれん、という住人なんですが、まぁかかわりたくないような人間で -
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さきにいっておきますけど「とりかごそう」です。ウーロンとかじゃないです。
まわりの評価は高いですね。自分はそんなにおもしろいとはおもえませんでしたが、キャラの強力でした。もっとゆったりしたもんだともってたらわりかし、とかおもったりおもわなかったり。
<無題Ⅰ>
まぁ意味深なかんじでことがすすみます。全館そろえるとつながりそうな雰囲気をかもしだすためのところ。<無題Ⅱ>もおなじかんじ。
第一話『さようなら、泣き虫ポストマン』
このはなしは題名道理なかんじ。泣き虫で物覚えが悪いポストマンのジョナサンのはなし。はなしの目線は表紙の中心にいる赤毛の女の子、キズナからです。
そうですね -
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“「私は “ミナコ”の 使い捨ての 代替品?」
「………
まぁ そういう とこかな
どうする? モデル もうやめる?
センセイがまた 使い物にならなくなる まで続けてくれたら こっちとしては ありがたいけど
やめても いいわよう
自分から やめたほうが 傷つかないで 済むものね」”
絵が綺麗だなー。
っていうか、華乃子ちゃん可愛いよ華乃子ちゃん。
“「ねぇ もう一つ 聞いても いい?」
「嫌だ」
「衛藤キズナは モデルをクビに なったの?」
「……… 別に
クビになんて してない」
はぁ
「なぁんだ 残念
そろそろわたしを モデルにして くれるかと 思ったのに」
「しないから 犯罪だから -
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