壁井ユカコのレビュー一覧

  • 五龍世界 WOOLONG WORLD 3 天鏡に映る龍

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    文庫で読んでいると、ちょっと前巻からの間が長過ぎて、少し萎えた
    という点が減点
    内容に関しては大きな不満はない
    五龍世界、壁井先生の面白さが良く感じられる内容だった

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    2016年03月13日
  • 14歳限定症候群

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    ある女子中学生のグループを描いた短編5編。青春エンタメと書いていたことからラブコメ的な内容を予想していたが、実際は妙に生々しく、ダークな内容のものもいくつかあった。
    自分も中学生の時に「自分がもし~になったら」という妄想をよくしていた。今作はそんな妄想が実現した世界を描いているが、今でこそ目が覚めたら自分の性別が変わっていることが非現実的に思えるが、思春期のころはすべてのことが初体験である意味非現実的に感じたように思う。非現実的な出来事を体験した方が印象が強いとも限らないし、日常的なことじゃ成長しないとも言い切れない。そんなことを考えさせられた。

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    2015年12月05日
  • 代々木Love&Hateパーク

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    あらすじ(背表紙より)
    都心に広大な敷地を誇る代々木公園。3月の最終日曜日、まだどこにも咲いていないはずの桜が舞う今日、公園にいる人間を標的とした、ある伝説が現実のものとなる―。ロカビリーグループ、高校演劇部、殺陣役者、ネットアイドルオタク、お笑いコンビ、イケメン俳優など、何の繋がりもなさそうな人間たちの事情が巧妙に絡まりあい、思いも寄らぬ化学反応を引き起こす。その果てに、伝説の主人公となるのは一体誰なのか?リアルな現実を照射するなかに、人間の愚かさや愛おしさを浮かびあがらせた群像劇。

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    2015年10月03日
  • 2.43清陰高校男子バレー部 1

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    1章〜3章どの子どもたちも一生懸命で可愛い!高校生ならではの、鬱々とした感情とまっすぐな感情がない交ぜになって、青春って感じです。続きにが楽しみ!

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    2015年09月16日
  • サマーサイダー

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    市川春子のイラストはずるい。
    不可思議でホラーでそれでいてひりひりするほど甘苦い青春の夏模様。

    佐野の生態とか、市川春子のイラストがなければちょっとぐろくて御免である。
    だけど儚くて美しさまで感じてしまった不覚。

    三浦と倉田の関係は、とても好きだけどあまりにも恵が残念キャラになりすぎてせつない。どうか救いを。

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    2015年08月16日
  • 2.43清陰高校男子バレー部 2

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    (1、2 巻共通。)
    元々、1 冊なのを文庫化で分冊したので、ま、1 冊ものとして扱います。
    中学校のエピソードから始まる高校バレーものって、ハイキューと同じような感じですね。(^^;
    スーパーセッターとアタッカーのコンビってところも似ていますが、ま、バレー小説にするなら、そんなところでしょう。
    もちろん、ハイキューとはずいぶんと違う話にはなっているので、それぞれに愉しめると思います。
    本作では、視点人物が章ごとに違っており、それがとても有効に働いていると思います。
    もちろん、主人公格のふたりのパートがメインになりますが、3 年生のパートのちょっと政治色はいっている話もいい感じだし、女子バレー

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    2015年07月25日
  • 2.43清陰高校男子バレー部 1

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    (1、2 巻共通。)
    元々、1 冊なのを文庫化で分冊したので、ま、1 冊ものとして扱います。
    中学校のエピソードから始まる高校バレーものって、ハイキューと同じような感じですね。(^^;
    スーパーセッターとアタッカーのコンビってところも似ていますが、ま、バレー小説にするなら、そんなところでしょう。
    もちろん、ハイキューとはずいぶんと違う話にはなっているので、それぞれに愉しめると思います。
    本作では、視点人物が章ごとに違っており、それがとても有効に働いていると思います。
    もちろん、主人公格のふたりのパートがメインになりますが、3 年生のパートのちょっと政治色はいっている話もいい感じだし、女子バレー

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    2015年07月25日
  • 2.43清陰高校男子バレー部 1

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    バレーボール経験者として少し違和感を禁じ得ない表現もあったが、全体的な青春ならではの疾走感漂う書き口のおかげで、青春を疑似体験することができる。性格に難がある、どこにでもいそうで、どこにもいない2人の天才を主軸に描く。
    単なるスポーツ小説に迎合せず、そこには天才たちの精神的な傷も描かれている。
    読み応えに少々物足りなさを感じるかもしれないが、読む価値ある一冊。

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    2015年06月30日
  • サマーサイダー

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    夏休み、廃校になった母校で幼馴染の3人(男2女1)が各々の悩みを抱えながらボランティア活動をする。
    その中で封印した1年前の記憶を思い起こす・・・

    予想の斜め上を行く着地点。

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    2015年06月05日
  • 14歳限定症候群

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     女子中心話になるものの、壁井さんの作品の中ではあっさりめで読みやすいかもしれない。
     『予測不能な変身系青春エンタメ』なので、読むさいにはそこのところを注意した方がよいかも。

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    2015年03月22日
  • 14歳限定症候群

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    it's teen age entertainment. ?i think, hers syndrome 'cos white and red drag. anyway, page 102, 1st sentence and 205, last sentence have miss print. oh no, Shinochinko to Shino!

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    2015年02月15日
  • サマーサイダー

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    とにかく「蝉」が強く印象に残った作品でした。

    最初は高校生の青春ミステリーかと思い読み始めたのですが、かなりのホラー小説でびっくりしました。
    少年少女期特有の不安定さや三角関係にときめきつつ、最後にはどこか寂寥感を感じたお話でした。

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    2015年02月02日
  • サマーサイダー

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    ネタバレ

    夏の暑さがみせた、白く弾けて何も見えない夢。

    とんだホラーだよ! 三浦のキャラクターが好み、とか思っていたら、超グロテスクでした。夏に読まなくてよかった。

    なんてことない日常に潜むサスペンスかと思いきや、ファンタジー要素が入ってきて、そしてホラーです。でも着地点は日常の世界。本当は、世界のどこかにいるかもしれない、「人と違う」存在。三浦も恵も、挫折を抱えているところが魅力的で、どっちが本命なんだろうと、どきどきしながら読むこともできます。佐野先生の正体(まあ、確定はしていないけど)もどきどきします。読み出したら一気に読むしかない。この著者の作品は初めてだけど、すごくひっぱられました。

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    2014年12月13日
  • サマーサイダー

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    ドロドロとした後味が残った一冊。
    壁井さんの作品だからと読んでみたら、なんとも不気味な物語。
    ただ、気持ち悪いという気持ちと同時に、学生3人による三角関係にハラハラしたり。
    壁井さんの書く、男女の空気感が好きです。。

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    2014年09月23日
  • サマーサイダー

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    予想外の展開。まさかそんな秘密があったなんて…あとがきにもあったけど、前半と後半で話が全くちがう。誰も悪くないのに後味悪い感じだった。

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    2014年09月01日
  • キーリ 死者たちは荒野に眠る

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    ネタバレ

    一巻のみ。

    霊感が強く幽霊が見える少女と不死人という不老不死の男の物語。

    私の周りで
    「一巻は凄い面白い」
    と評判。
    「二巻以降は?」
    「あんま印象残ってない」とのこと。

    宗教だったり惑星移住だったりでちょっと不思議な世界勘が結構雰囲気出てます。良いです。
    中世っぽいけどスチームパンク的な。

    黒髪でおとなしいという主人公のキーリがどうも没個性的に感じてあまり好きじゃなかったんですが、読み進めてく内に我が見えてきたり成長が垣間見れたりでダンダン好きになってました。
    かわいくてたくましいです。

    読みやすく読後感も良いんですが対決シーンがやや強引かつ早急な決着だったのであっけにとられた

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    2014年05月30日
  • 五龍世界 WOOLONG WORLD 1 霧廟に臥す龍

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    近代中国をベースにした中華風ファンタジー。お転婆少女道士と彼女を取り巻く男性陣(イケメン)、と良くも悪くもお約束。
    わっと驚くしかけはないが、安定感のある面白さがありました。とにかくイルラックさんが不憫でならない……。
    まだ話は始まったばかりなので、人物紹介の面が強い気がします。続きを楽しみにしてます。
    とりあえず幼女返せええええ!

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    2014年01月25日
  • 五龍世界 WOOLONG WORLD 2 雲谷を駆ける龍

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    今回はユギの友人・碧耀が主人公。
    元気いっぱいのユギが出ないのは残念だけど、外に出て今までの自分と葛藤する碧耀と、不幸な割に生き生きしているイルラック、相変わらずの左慈の組み合わせは、これはこれで魅力的。
    地味なストーリーではあるものの、しっかりとした文体と世界設定で、ぐいぐいと一気に面白く読めました。個人的にかなり好みの文章運びで、読みやすいです。

    今後、何やら国を動かす大きな展開になりそうで、次巻も楽しみです。

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    2014年06月09日
  • 14歳限定症候群

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    ジャケ買いした一冊です。ラノベ的な見た目だけど、結構危険物件だった。(笑)中学生が朝の読書の時間に読むのは…
    この中学生っていう、子どもなのか大人なのかっていう、感情がぐちゃぐちゃ交錯してる年齢特有の狂気であったり、アンバランスな感覚が、まぜこぜにして一冊にした感じ。

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    2013年11月08日
  • カスタム・チャイルド -罪と罰-

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    遺伝子組換えが一般的になった世界を背景に子ども、をデザインすることが可能となった時代で、三人の少年少女が複雑に絡む話。
    一番、共感できたのは、子どもは親の操り人形でないこと。

    2013.10.28(1回目)

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    2021年09月11日