【感想・ネタバレ】14歳限定症候群のレビュー

あらすじ

生島ちほ14歳、今日づけで男子になってしまいました――。同じ中学に通う仲良し女子6人組を襲った、不思議なヤマイ。関節痛のような痛みを伴うそれは、驚きの現象を引き起こすものだった! 親友男子に告白されたあと、男になってしまったちほ、オトナになってしまった咲、そして…犬にまで!? 一方、市内では女子中学生を狙った猟奇殺人事件が起きていて……。この非常事態に、少女たちは!? 14歳のリアルをダーク&スイートに描く、予測不能な変身系青春エンタメ。

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Posted by ブクログ

いろんな感情が存在するのが14歳女子。凄く経験のある感覚から、理解がイマイチ出来ない物まであったりだったけれど、この時期は小さな経験でゴロッと考え方等変わる時期なんだと思う。

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2013年08月01日

Posted by ブクログ

単行本振りに。
壁井先生の本では1、2に好きかも。

14歳の少女の純粋な可愛らしさ、自分の価値をわかっているずるい可愛らしさ、時に強く、弱くなる彼女たちの行動から目がはなせなかった。

引き付けられる設定と文章の読みやすさがすごくはまった。

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2013年05月07日

Posted by ブクログ

14歳の少女たちの儚さとか脆さとか狂気とか甘さとか、色んなものが混ざったような空気が漂うような物語。

少女たちの身にそれぞれ突然起こった異常。
それぞれに異常と向き合って、
そして、それぞれが迎えた結末。
衝撃の連続だった。

読み応えのある一冊でした。

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2012年12月03日

Posted by ブクログ

たまたま本屋さんで新刊チェックしてたら発見!壁井さん好きなので、速攻購入して読みました。恋とか性とか友達とか見栄とかエゴとか未来とか。なんかそんな全てがグルグルとゴチャゴチャと入り混じって14歳の少女たちは形成されているんだなぁと、そしてその描き方が上手い。変身して9日間で戻ることによって、そのゴチャゴチャとした14歳の少女期って尊いんだなぁ、と気づかせてくれる小説でした。

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2012年11月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

14歳の女の子たちが体験した不思議な物語。連続短編集。第1章がとにかく衝撃でした。この突拍子もない設定、一体どうなってしまうのか・・・。

個人的には、監禁ストーリーが大好きです。


恋も性も友達もエゴもいやらしさもごちゃごちゃと色々あるけれど。
世の中には怖いものなんて何もない、14歳はそんな特別な時間でした。

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2013年07月23日

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14歳。それまでは縦に伸びていた身体が急に厚みと重みを増して、むちむち系になり始めた年齢である…そして今日にいたるまでその呪いはとけないままである…

14歳女子の仲良しグループ。身体の怠さを訴え、病院で処方された紅白のカプセルを飲むと翌朝…

アレが生えたり、大人や犬や友人の身体に変わってしまったり、、、
「独占」が怖かった…「欲情」が可愛い。挿絵はないけど所謂ラノベ寄りのお話。肉体の異変が軸だけど、仲良しなようで意外と閉じていたり、互いに無関心だったりする思春期女子グループ特有の匂いも生々しい。

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2013年08月16日

Posted by ブクログ

なかなか不思議で面白い小説でした。14歳という年齢をうまく表しているな、と思う。
心身共に、子供と大人の狭間にあって、いろんな変化があるから、たまに男になっちゃうとか犬になっちゃうなんて変化があっても、別におかしくないんじゃないか、と思えてしまうような年齢。しかも変化した後の言動は、14歳女子らしい残酷さが極まっている感じ。他人のランク付けとか、自分たちの微妙なパワーバランスとか。

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2013年02月27日

Posted by ブクログ

大好きな14f症候群がタイトルを変えて文庫化。
相変わらずの世界観で、持ち運びできるサイズになったのでとても嬉しい。

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2012年11月11日

Posted by ブクログ

清陰高校男子バレー部からの、作者読み。
私は地方の田舎の昭和の女子中学生だったので、この作品の14歳の早熟とか無謀などの混沌をどこまで了解するかというと、世代のギャップが埋まらないかなあ。

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2021年05月31日

Posted by ブクログ

ある女子中学生のグループを描いた短編5編。青春エンタメと書いていたことからラブコメ的な内容を予想していたが、実際は妙に生々しく、ダークな内容のものもいくつかあった。
自分も中学生の時に「自分がもし~になったら」という妄想をよくしていた。今作はそんな妄想が実現した世界を描いているが、今でこそ目が覚めたら自分の性別が変わっていることが非現実的に思えるが、思春期のころはすべてのことが初体験である意味非現実的に感じたように思う。非現実的な出来事を体験した方が印象が強いとも限らないし、日常的なことじゃ成長しないとも言い切れない。そんなことを考えさせられた。

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2015年12月05日

Posted by ブクログ

 女子中心話になるものの、壁井さんの作品の中ではあっさりめで読みやすいかもしれない。
 『予測不能な変身系青春エンタメ』なので、読むさいにはそこのところを注意した方がよいかも。

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2015年03月22日

Posted by ブクログ

it's teen age entertainment. ?i think, hers syndrome 'cos white and red drag. anyway, page 102, 1st sentence and 205, last sentence have miss print. oh no, Shinochinko to Shino!

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2015年02月15日

Posted by ブクログ

ジャケ買いした一冊です。ラノベ的な見た目だけど、結構危険物件だった。(笑)中学生が朝の読書の時間に読むのは…
この中学生っていう、子どもなのか大人なのかっていう、感情がぐちゃぐちゃ交錯してる年齢特有の狂気であったり、アンバランスな感覚が、まぜこぜにして一冊にした感じ。

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2013年11月08日

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