あきのレビュー一覧
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“全部全部、ジュリアンが少年としてのセシルを愛していたから?
「そんな、困ります!あ、いえ、困らないかも」
いざとなったら女だと打ち明ければ、恋愛対象からはずれるのだから……ああ、だめだめ、やっぱりだめ!
性別を隠していたことが知られれば、セシルがアッシュフォード家の令嬢だと感づかれるのも時間の問題だ。なにしろアッシュフォード家にはセシルという名の令嬢がいるのだ。男でも女でも通用する名まえだし、とっさに混乱しないようにと同じ名まえを名乗っていたのが、失敗したかもしれない。まさかこんなところに男装生活の落とし穴が待っていたなんて!
セシルはじりじりとジュリアンからあとずさった。
「ちょっと待って -
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ネタバレあきさんの漫画が収録されて嬉しい!一冊。
アディル大好きなので、アディルがジャレッドではなく他国の王族と結婚することになるまでのエピソードが読めたのも嬉しかった。
冒頭に収録されてるシャーロックとクリスの話は相変わらず。なんだってロンドン郊外でそんな生活をしてるのかとかいろいろ思うけど、まあ少女小説なので気にしない。
未収録になった漫画と同時に雑誌に掲載されていた短編は、個人的にそんなに好きな話ではなかったし、ビアードに比べてシャーロックが成長していないのが浮き彫りになってしまうので、ここに収録されなくてよかったのかなーと思います。
が、だからといってワーズワースの中編が収録される意味はま -
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ネタバレすっかり忘れた頃にでてきた2巻。
絵柄は私も大好きだ。色彩が綺麗。
夢の謎解きは全く進まず(笑)焦る主人公。
そして今回は読者を惑わす軍隊長の双子のターン。
双子キャラは好きです! 個人的に!
明るいとっぽい、でもぬけ目のない謎めいた弟君が主人公を翻弄してますね。彼の真意は?
そしてちらちら見え隠れする双子の陰惨な過去。そこに関わる主人公の亡き父。
しかし、「死んでしまえ!」の夢の思念。
本当に皇帝に向かってるの?
なんだか皇帝が可愛らしいだけに、ちょっといろいろ考えちゃいますね。本人か、主人公落ちではないと思うんだけどねぇ。
さて、次の表紙のカップリングはだれかな。 -
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ネタバレかわいくて綺麗な絵柄に惹かれて買った……のは妹ですが(笑)
ファンタジーの王宮絵巻・・・というのかな? 舞台は王宮。
神託の夢の正体を知るために、「賢者の夢」と呼ばれる方法を試してみる主人公。
この主人公と賢者の掛け合いが楽しい。融通のきかない石頭だけど何か押しの弱そうな主人公が(笑)頑固だし。
きっとA型であろう。
でも、考えるとこの話は可哀想なもので。
周りの人全てを疑っていくしかない、それに追いつめられていっている気がする。尊敬する父親も、立派な人だったけど周りからの評判には・・・。
融通のきかない、溜め込み方の、でもちょっと抜けた主人公。胃に穴が開かなければよいけど、と心配したくな -
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“「今一度聞くぞ"後戻りは出来ない"意味は分かるな?」
「くどい!!」
「——抵抗している
余程おまえに知られたくないと見えるな」
「それほどまでに陛下を殺したいという事か?」
「おまえの理屈が正しければそうなるな」
「他に私に知られたくない理由などなかろう!
私はこの命にかえても必ず阻止する!引きずり出せ!!」”
話が進むに連れて色々なものが見えてくる感じかな。
どんでん返しがありそうで楽しみ。
Thanks to K.H.
“「また言われちゃいましたね石頭って」
「…」
「まあ どちらの言い分も分かるんですけどね
でも小さい時から側にいる貴方が元老院の肩を持つだ -
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ネタバレ19世紀ロンドン。
高名な探偵家の父を失ったばかりの子爵家令嬢セシルは、当主である兄の協力の下、婚約の条件と引き換えに兄の先輩の経営するタブロイドで記者として働きながら、父の死の真相を追おうとするも・・・・なマザーグースを引用した見立て事件の連作短編集。
そろそろ同時代設定の2作が完結が近いから、始まってみたのかしら・・なシリーズですが(特にイラストレーターがV.R,Tと同じ人だし)マザーグースを用いた見立て(単純ではあるけど)が、クリスティっぽいといえば・・・。
次男とはいえ、公爵家の跡取りがストランドの下宿住まいっていうのはムリがありすぎますが・・・。 -
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ネタバレ本文P203から引用
「わたし、これを作る」
「これは禁忌の紋章だ」
「ミルズランド王家が、この世から存在を消そうとした紋章だ。それを甦らせるのか?」
「チェンバー家の人は、誰も残ってない。この紋章が人の目に触れたからって、なにかが起こるわけじゃない。それなのに、なんでこの城から紋章をはぎ取ってしまったの?王家の人が不愉快だから?それだけ?でもわたしは、これを王家の人たちに見せるために作ろうと思うんじゃない。これを必要としている人のために作るの。作りたいものを、見つめたいものを、禁じるなんておかしい」
「そんな勝手な言い分、納得できない。誰かの都合のために作れない砂糖菓子があるなら、銀砂糖師