あきのレビュー一覧

  • ヴィクトリアン・ローズ・テーラー5 恋のドレスは明日への切符

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    “「怖がるなよ。『薔薇色』がロンドンからここに移転したってことは知っていたけど、来たのははじめてだ。リンダはどうなって?知らないのか?そんなことはどうでもいい。俺が頼みたいことはただひとつ」
    「頼みたい――こと?わたしに……」
    「あんたは、リンダの娘だろう。誰にも作れないドレスを作る」
    頭がくらくらする。だけれど、今倒れるわけにはいかない!ああ、パメラ!
    「パトリシアのドレスを、闇のドレスにするんだ。闇の布を使って、闇の心をとき放つ。リンダ・パレスの娘なら、つくれるだろう、クリス」
    「つくれません」
    クリスは答えた。あとずさりし、ひとり掛けの椅子の背を持つ。手がふるえて、椅子の脚がいやな音をた

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    2010年08月17日
  • ヴィクトリアン・ローズ・テーラー4 カントリー・ハウスは恋のドレスで

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    “シャーロックはフリルの茶色い瞳を見つめる。フリルが両手を頬にあてた。
    「……なんだかリル、おにいさまに見つめられたら死んでしまいそうになりましゅわ」
    「ばかなことを言ってるなよ。このこと叔母上は――」
    「もちろん知りませんわ。おかあさまも、ハクニール伯母様も。これからも言わないでいてさしあげてもよろしいでしゅわ。ただし、リルの条件をおにいさまがきいてくだされば」
    最後のパンを食べ終わって、バスケットを閉めようとしていたシャーロックは眉を寄せた。この赤毛の伯爵令嬢は、この年齢にしてすでに知略というやつを身につけている。
    「条件とは?」
    「もちろん、リルも一緒に連れていってくださることですわ」

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    2010年08月17日
  • ヴィクトリアン・ローズ・テーラー3 恋のドレスと薔薇のデビュタント

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    “「なんだよ、それは!」
    「あれ、違うの?」
    「違うよ。……違うよ!ただ……」
    「ただ、何だ」
    かたん、とグラスをテーブルに置き、シャーロックはひとりごとのようにつぶやいた。
    「……止まっていれば追いかけて来るくせに、こっちが追えば逃げるというのが、わからん。追ってくると思って待ってたって、絶対に一定以上はちかよってこないのは、なぜだ」
    ケネスは数秒、黙った。
    それから、爆笑した。
    「なんだおまえ……それ、近所の野良猫の話か。それとも、寄宿学校の初恋か!」
    シャーロックは、さきほどまでのうしろめたそうな表情が嘘のように腹をおさえてげらげら笑っているケネスを見たが、酔いのせいもあってなぜ笑われて

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    2010年08月16日
  • ヴィクトリアン・ローズ・テーラー2 恋のドレスは開幕のベルを鳴らして

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    “「舞台の役をお願いしたいのよ、パメラ」
    マーガレットが言った。ゆっくりとひびく声だった。声をはりあげているわけでもないのに、言葉が胸に落ちていく。強気を装おうとしているパメラでさえ、なんとなくききいってしまうようだった。
    「役――ですって?」
    パメラがつぶやいた。
    マーガレットの右手がつと動き、帽子のヴェールをゆっくりとめくった。
    「あなたのような人を待ったいましたのよ、パメラ」
    満足そうに、マーガレットは言った。むきだしになった顔は驚くほど白く、少女のように邪気がない。
    「あなたなら女優になれるわ。あなたのための役があるの。ディモス――悪魔の役ですわ。そう、あたくしの新作、『楽園』の、美し

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    2010年08月16日
  • ヴィクトリアン・ローズ・テーラー1 恋のドレスとつぼみの淑女

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    “「今は、いいピンクの生地が入ってないんですよ」
    「まさか!ピンクがないだなんて」
    バーンズ夫人は大げさに首を振り、目を見開いた。
    「それはないのじゃありませんか?わたくしが何のためにこのお店にきたと思っていらっしゃるの。もちろん評判をきいたからですわ。思っていたほど、大きなお店じゃないけれど、『薔薇色<ローズ・カラーズ>』といえば、そのう、その――」
    「『恋をかなえるドレス』を仕立てる店ですって――?」
    「そうそう、そのドレスですよ!恋のドレス。わたくしのかわいいミラルダのデビューにこれほどふさわしいお店があるかしら。だからわざわざ、二頭立ての馬車を仕立てて来たんじゃありませんの。それなのに

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    2010年08月16日
  • オリンポス: 1

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    ずっと買っている「ヴィクトリアン・ローズテイラー」シリーズのイラストを描いているあきさんの漫画。
    表紙を見て思わず買ってみた。
    というか、気に入ったのは2巻の表紙なんですが(笑)

    そして予想はしていたんですが、やっぱりイマイチわかりづらい感じの内容で、うーん…やっぱり、というのが感想。
    同じ作家さんの「歌姫」はちょっと読んでみたいかも。

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    2010年07月25日
  • ヴィクトリアン・ローズ・テーラー20 恋のドレスと月の降る城

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     何とか解決っぽいけど、二人とも元の関係に戻ったっぽいけど、最終的な二人の問題は残っているんだよねぇ。どうなるんだろう。

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    2010年06月22日
  • ヴィクトリアン・ローズ・テーラー20 恋のドレスと月の降る城

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     ひとまず…よかった、と言ってもいいのでしょうか。一区切りということか、冒頭にこれまでの簡単なガイドが載っていました。親切ですねぇ。…結局あんたたちはお似合いのカップルだよ、お幸せにね!

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    2010年06月12日
  • ヴィクトリアン・ローズ・テーラー20 恋のドレスと月の降る城

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    よーし、シャーリー、そこに座れ(笑)。

    うん、何とかあるべき場所に収まりそうでよかった。でも、問題はこれから山積みだろうと思わなくもないんだが。
    ってか、今回の事件と言うか、私が今までの中で見落として忘れているだけなのかもしれないが、ばら戦争云々って言う話、いつから出てきたのでしょう……? 前に読んだ気もするが、この手の時代の話を他にもいくつも読んでいるので、これでどういう形で出てきたのか思い出せないとかいう体たらく。
    ま、いっか。らぶらぶだったし。

    アントニー可愛いな。頑張れ!!

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    2010年06月11日
  • ヴィクトリアン・ローズ・テーラー1 恋のドレスとつぼみの淑女

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    特に何ともないです。時折書き方が少し分からないところがあったり、結構視点がころころ変わるのでその辺はつらかった。

    続きは気が向いたら買うかなぁ、くらい。私は、1年後とか相当暇なときにしか続き読みそうにないですね。

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    2010年04月08日
  • オリンポス: 1

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    ギリシャ神話をモチーフに、太陽神・アポロンと全能の神ゼウスに魅入られたガニュメデスを中心に据えたお話です。全二巻

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    2010年04月03日
  • ヴィクトリアン・ローズ・テーラー19 恋のドレスと聖夜の求婚

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     また大変な方向に…。クリスの気持ちが分からない。これ確実にシャーリー暴走フラグじゃないのかとドキドキです。シャーリーの落ち込みっぷりには正直萌えたケド。あとあの泥家族はようやく落ち着きそうで安心しました。いやー、貴族って大変だ。個人的にアディル嬢とても好きなので、今後も強く凛としてあって欲しいです。

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    2010年04月02日
  • オリンポス: 1

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    全2巻。
    ギリシア神話のアポロンとアポロンから見た人間との話。
    え、此処で終わり?と思ったけど作者のあきさんも「だって世界はまだ続いてるんだし」と言われてるのでそのまま消化。
    相変わらず絵が凄く綺麗でした。

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    2010年01月22日
  • オリンポス: 2

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    一巻は面白かったけど、
    二巻は尻つぼみな感じ。
    一巻だけで読み切りでも良かったかもしれない。
    いけにえの女の子の反応が可愛い。

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    2010年01月06日
  • オリンポス: 1

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    表紙に惹かれて即購入。
    話がよくわからんのは私の理解力不足の所為だと思うのですが…

    表紙だけではなく中身の絵もすごく綺麗です。

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    2009年11月29日
  • オリンポス: 1

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    静寂が世界を支配しているような美しい画面。2巻で終了してしまうのはもったいないと思う。何度も読み返して自分なりの答えを見つける漫画。

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    2009年11月25日
  • オリンポス: 1

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    絵に惹かれて購入。
    思った通り絵はすごく好みです。線が細くて美麗、ごちゃっとしてる絵が好き。
    ストーリーはあるようなないような。きっちり結末が用意されてるわけではなく、あまり盛り上がるところもなく。好き嫌いは分かれるところ。
    キャラはハーデスが大変好みでした。黒髪ロンゲで角とか萌えすぎる。

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    2010年06月30日
  • ヴィクトリアン・ローズ・テーラー17 恋のドレスと追憶の糸

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    言いたいツッコミは思いっきりラストで書いてありました(笑) ばかー! そして毎回言ってますが、やっぱりこのふたりってハッピーエンドにはなれない気がする; シャーリーはいっそ労働者階級に落ちるべきだと思ふ…。

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    2009年10月04日
  • ヴィクトリアン・ローズ・テーラー16 聖者は薔薇にささやいて

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    パメラ好きなので、今回メインの話が読めて嬉しいです。イアン先生と幸せになってほしいなぁ…と思ってましたが、今回のイアン先生はあまりにヘタレなので、「やっぱりお前に娘(?)はやらんっ!」という心境になってみたり(笑) イラストレーターあきさんのツッコミ漫画が素敵です。とりあえずシャーリーは一度恋のドレスを着るべきだと思う!

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    2009年10月04日
  • ヴィクトリアン・ローズ・テーラー15 恋のドレスと宵の明け星

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    恋愛としてはそこそこまとまってきたような気もしていましたが、何だかまた暗雲が立ち込めつつあるような、ちょっと息苦しい1冊でした。今回、シャーリーの父と母がそれぞれ出て来ますが…何だかやっぱりクリスはシャーロックと一般的な意味で結ばれること(結婚とか…)は無理な気がする; 「きみが貴族だったら…」って、いやいや、お前が労働者階級に降りろよ!(←ツッコミ)

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    2009年10月04日