あきのレビュー一覧
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ネタバレ1巻が穏やかに過ぎたので、しばらく積読になってましたけど、読んでみたら面白い展開になっていて、次が読みたくなってきました。
紗子が伊織のことを気にしていそいそとお出迎えしてる姿がかわいいのですが、伊織への気持ちに気付いてなくて、住人に気付かされてました。手が触れただけではっとなるって、時代かなぁ。
あと光也さんの色男ぶりが原因でストーカーされちゃった件としのの過去の男の件がうまく一致してて、お嬢様の撃退はあんなんでよかったんですねぇ。イメージと違うーってところでしょうか。
紗子の祖母と伯母の二人は、住人たちより遙かに強烈な方々で、確かに嵐でしたけど、伊織がきっちり追い返してくれてよかったです。
次期当主の尚彦の話のあとの伊織の言葉。
高嶺の花の紗子をどのように手に入れるのか、すごく気になります。 -
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“「ベルナールさんは、優しい人です」
自分が周りの人間と同じだと思っていることが哀しい。
一緒に立ち止まったベルナールは、ぽかんとした顔でエステルを見ている。そんな表情をすると言うことは、エステルの言葉に驚いているということで。つまりは、自分は優しくなんてないと思っているということ。
伝わってほしいのに、伝わらない。それが余計に哀しくて、エステルの視界がにじむ。
「ベルナールさんはウィルブックから私を守るために側にいてくれて、私の言葉に耳を傾けてくれました」
否定され続けていたエステルにとって、それがどれだけ救いになったか。
「ベルナールさんは私を助けてくれました。だから、ベルナールさんは周りの大人と一緒なんかじゃない!とっても、とっても、温かい人です!」
届け、届けと願いながら、エステルは言葉を紡いだ。唖然としたままのベルナールを見て、まだ伝わっていないと思うのに、声に詰まってそれ以上なにも出ない。それどころか、涙まで溢れてきて、情けなくなってきた。"[P.102]
あらすじで首を傾げつつ、あきさんの素敵な表紙絵に惹かれて。
主人公と舞台の村で、美女と野獣を思い出したり。
シャルルとリリアンは不思議の国のアリスかな。
諦めたシャルルが再びリリアンに会えるまでの流れが良かった。
土台が整ってる分続編来そうなんだけどな。出て欲しいな。
“「シャルルが、あなたを捜してる。必死にあなたを求めているの。お願い、彼の元へ行ってあげて」
エステルの濃紺の瞳を見つめていたリリアンは、「無理よ……」と小さくつぶやき、顔をそらしてしゅんと肩を落とした。
「私は不思議の世界からも落っこちて、元の世界へ戻ってしまったの。シャルルに会いたくて、一生懸命頑張ったのに、彼に私の声が届かないせいで不思議の世界へこられないの」
「シャルルに、声が届かない?」
リリアンは顔をそむけたまま視線だけでエステルを捉え、ゆっくりと頷く。その表情はとても心細そうだった。
「シャルルは私にもう会えないと思ってる。私は、こんなにも会いたいのに」”[P.200] -
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“「物の怪でもちゃんと心があるから、私となにも変わらないと思ったんです」
七海を見つめていた千歳が、視線をわずかにそらした。
「そんなにいいものじゃありませんよ。物の怪は自分の欲望を満たすために人間なんていくらでも欺くし、嘘も吐く。偽りの夢を見せて、同情を買うのも彼らの常套手段だ。信じないことです」
「鶴さんが私を騙そうとしているとは思えないんです。本当にただ着てもらいたかっただけで……その願いを叶えてあげたいんです!」
七海は無意識にパジャマの裾を握り絞めながら訴える。
祖母に言われたことがある。
迷った時には、心が一番強く訴えることに従いなさいと。それが一番、間違いがないから。”[P.54]
短編式で読みやすい。
舞台は現代の京都で、物の怪に、猫に、犬に、狐。
やっちゃだめと言われたことをやっちゃう主人公だけど、物の怪に名前をつけたり話を聞こうとしたりするあたり好き。
奈央ちゃんがいいキャラだと思う。続編出るかな。
"緊張している手を握り絞めて、千歳は眼を細める。
「ありがとう。君がいてくれたことで、俺は多分、すごく救われているんです」
「猫乃木さん?」
七海が目を丸くしてから、不安げな表情を浮かべた。
「どうしたんですか?なにかあったんじゃ……」
「ただそれを伝えたくて」
千歳はそう答えて微笑んだ。”[P.158] -
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“「…これで対等か」
「最初からシャルは対等よ
わたしは結局 使役者になりきれなかった」
「市場でおまえを見たときからなんとなくわかっていた
だから俺を買えと言った。すぐに逃げ出せるだろうと」
「予想通りで嬉しかったでしょう」
「…どうかな わからない」"
間が空いての完結巻。
髪下ろしアンの可愛さたるや。
“あんなに今年にこだわってたのは寂しかったからだったんだね
ママがいなくなった寂しさをごまかして
走る目標が何かほしかっただけだった
わたしやっと
ママが死んだことを受け入れることができたよ
ママ わたし銀砂糖師になる
ママを越える銀砂糖師に なります" -
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ネタバレ帯の文言で、シンデレラ伯爵がエデルを靴屋さんで働かせ強引に迫るのかと勘違いしました(汗)
実際は人手が足りなくなった靴屋に、お互いの利害が一致して……という流れ。
強引な伯爵とのことでしたが、シンデレラ伯爵はいい人だと思います。
最初話を聞かなかったのは事情をよく知らなかったからだし、渡された名刺もミーハーを現すものだったのが原因でした。本人はあとでちゃんと反省しています。
知ってからは色々変なとこあるけどちゃんと考えてあげていましたよ。
……ちょっと不器用で斜め上に行ってる印象でしたが(^^;)
強引なヒーローと思って買った自分的には、伯爵にはどんどんエデルに強引に迫ってほしいです。
柔らかくてほのぼのしたい人にオススメします。
エデルの成長にはこれから期待です。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ灰の狼の協力も取り付けて、やっと妖精達に銀砂糖師の仕事を教えることにはなったけど、やっぱりそんなにうまくはいかないよね。
羽を返した途端に逃げ出した妖精たちに、やっぱりって思ったけど、無理遣り連れ戻そうとするのではなく、自分たちから戻ってくるようにしたシャルって、すごいって思いました。確かに縛られているときは「自由」を求めるけど、「自由」を手に入れたら、その先ってあんまり考えてなかったりするよねぇ。
妖精たちは自分から戻ってきたし、順調にいっていると思ったのに、ミスリルが寿命って。。。それはそれで寂しいけど、それをつなぎとめようってするアンの行動はちょっと微妙です。 -
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ネタバレ前巻で銀砂糖師にはなれなかったアン。せっかくのヒューのお誘いも断っちゃって、ラドクリフ工房の方々から嫌がらせもされちゃって、でもそんなのにも負けずにがんばるアンはかわいいなぁって。やっぱり、猪突猛進しない、がんばる女の子は好きです。
毎回タイトルに色が付いた誰かが出てくるけど、今回の「青の公爵」はかわいそうな人でした。愛も深いとその愛をなくしたときに壊れちゃうんだとしみじみ。
アンが作った妖精の砂糖菓子から復活しちゃうのかと一瞬思っちゃったけど、そうはならなかったのもよかった。
それにしても、ジョナスは完全に悪役ですね。っていうか、余裕のない小悪党って感じでしたけど。彼がいい人になるときはあるのかなぁ。 -
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ネタバレミスリルが活躍!って感じじゃないけど、ミスリル巻だったな
彼みたいな王様いいね 素敵
アンの助手で王様だから手伝う 王様だから雑用もやるし 王様だから国民を守る
本当に素敵な王様だよ
そして、ミスリル助かったね
でもエリルの言う修復って何を意味するんだろう 命を繋ぎ止めること?それとも永遠の命?
代償もラファルレベルだと大きいけど、ミスリルレベルだと大きくないよね
なんかミスリルが助かって嬉しい反面もやもや
妖精の羽の扱いと違って、その辺りがハッキリ設定されてるといいな
エリルは、無垢だけど、理由や物事を考える力を持っててよかった
ラファルとアン達が言う違うことを彼なりに考えて、出来るなら、ラファルの人間への思いに惑わされず、アン達の言うことを理解して、アン達と同じか似た立場に立ってくれると嬉しいなぁ
それにしても、彼の幼さ・無垢さに対して難しめの言葉が使われてるのが違和感あったりしたけど、
元になった貴石が古くからある分知識として言葉はあるけど、感情はまだまだ幼くて 難しい言葉とかいろんな概念を理解できるけど、一部未発展で分からないとかだと面白いなー
まぁ作者がそういう意図で言葉とか知ってる知識を限ってるのか、意図せずたまたまなのかは知らないけど
あとアンはどうなっちゃうのかな!? お医者さんのとこに行って治療が一番だけど、ラファル達には遅れを取るよね
ここで手元に続きがないのがすごく残念
続きむっちゃ気になる
そうだ、彼女が銀砂糖師で居続けられてよかった けどヒューは旅が終わってから紋章を返すのかと思ってた
でもよくよく考えれば身分証って意味でも旅に持って行ける方がいいもんね
次どんな展開になるか分からないけど、またルル出て来ないかな? 彼女好きだわ あのキャラいいよね 可愛いのにちょっとおばさんくさいの -
Posted by ブクログ
ネタバレちょっとずつ、ちゃんと、物語が複雑な感じになってきたかな?
アンのお母さんの過去も妖精達の過去も気になる
まさかシャルがこんなに早く妖精王と自ら名乗ることになるとは この巻って既出の真ん中くらいだよね?
ルルの話がとってもいい感じに纏まってたのに、最後・・・ダウニングめ 嫌いだわー 人間のキャラの中で一番嫌いかも
レヴィーローズと伯妖が好きな身としては、妖精を常に、どうあがいても下等ないし危険分子として扱う奴はもう無条件に嫌い
同等に共生が難しいことも、彼のような考えの人がなくならない可能性の方が高いって分かっててもさ
一気に気分落ちた
今回の話は今までの中でも結構好きなのに
ルルと王妃の関係もだけど、彼女達、なんか可愛らしいよね
今回は弟子5人の職人としての真剣さ、熱意をが感じられてよかったよねー
どこまで砂糖菓子は(ある程度)自在に操れるんだ!?と疑問も尽きないけど この辺はもう気にしない方がよさそうだ
にしてもこれからアン達がヒューとキースと旅に出る展開になるとは
てかキースがなぁ 敵に回るか、恋敵になるだろうと思ったけど、なんかこの巻ですごくキャラ変わったよね
恋敵と言えば、シャルもルルのお陰で恋心認識したね!思ったより早かったなー
後はアンがシャルのために早く好きな人見付けるの諦めるなり無理と気付いてくれればいい -
Posted by ブクログ
ネタバレグラディスの正体は思った通りだった
オパールの妖精なら展開的にも有りうるかな、程度の予想だったけど
さて、彼はどうアンとシャルを攻略してくるのかな
アンとシャルと言えば、シャルの方に心境の変化があって、たまに大人な雰囲気が出始めたけど・・・なんだろう、伯妖に比べれば可愛いもんだし、かと言って図書戦みたいなニヤニヤ感もなくて、何だか物足りないのは、アンがまた16でシャルが妖精だからなの!?
今回の砂糖菓子は、アンよりヒューの方が気になる!
正直、アンがフィッフの駒の砂糖菓子を作ると思ったけど、まさか紋章を作るとはね
思い出より、主人の生きていた証の方が強かったか
ノアは新しい仲間になるのかな?
前回も思ったけど、なんでミスリルにも部屋が与えられるのかね
サイズ関係なく平等なだけかもだけど、ノアのサイズならまだしも、彼のサイズで一部屋って大きすぎないのかな? 不思議だ
徐々に構成が上手くなって、次に引っ張ることを覚えた作者さんにのせられて、またしても次に手を出すことに
伯妖ほど複雑じゃないし、一時間ちょっとで読めるから、一気読みしてる私には好都合だけど、このまんまと乗せられてる感はなんだろう