左のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
作中で何度か「みーくん」が言及してるけど、「嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん」ってジャンルはミステリーになるの?僕はもはや殺人事件はおまけで登場人物の壊れっぷりを楽しむものだと思っている。犯人は誰かとか考えるの苦手だし。
とはいうものの物語の軸はやっぱり事件にあるんだろうけど。でも今回の事件は、壊れっぷりが弱くて正直面白くなかった。バラバラ殺人が起こってて「壊れっぷりが弱い」なんて、だいぶこの物語の世界に浸かっていることに他ならないな。
前巻のラストが「一人死んだ」みたいな終わり方だったけど、みーくんとまーちゃんのどちらかが死んだら物語終わっちゃうからどちらも死んでないというのは予想してた -
Posted by ブクログ
ライトノベルにてをだしてみむ
みーくんみーくんとすがるまーちゃんがかわいい
でもあれだよね、本当に、みーくんじゃなくても、彼女を助けてくれるだれかなら誰でもいいってのがね、皮肉ね
「『やめてよ』」
「それだけで、
僕は、みーくんじゃないんですか。
優しくなければみーくんじゃなくて、
いつでもまーちゃんの相手をしていなければみーくんじゃなくて、他の誰かと触れ合えばみーくんじゃなくて、
みーくんじゃなければ、僕じゃないってか。」
「『うん、そのうちね』
機会がないことは確定しているのに、平気な顔をして約束する。
面白味のない虚言だ。
現実味というものに溢れすぎた毎日を嘘で艶やかに彩るのがフィ -
Posted by ブクログ
「三月三十一日。マユが破綻した」
その事をきっかけに、冒険を兼ねた探索とマユを直す為の模索をする為に自分の意思で昔の家に行く事になるみーくん。
そこには新たな家族が住んでいて、みーくんは毎度の事ながら事件に巻き込まれる。
冷淡すぎる大江家の人々、大江家という完全密室に閉じ込められたみーくんと何故かついてきた伏見。
この狭い世界の中で繰り広げられる壮大な入間節は、今回も健在でした。
というか、言ってしまうと、前巻で伏見ファンになった人は絶対に買いです。不謹慎ですが、可愛すぎです。
今回のヒロインは伏見と言い切っていいでしょう、みーくんは浮気は嫌いだと言っていますが。
そのせいもあってか -
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