左のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ5つの話、季節で区切ってある。
『嘘つきみーくん』がどうして嘘つきになったのか。その原点の話。
春『嘘が階段を上るとき』
『みーくんじゃないみーくん』が、嘘つきみーくんになる前のお話。
誘拐(?)されて、殺されかけて、救い出された後の物語。
ある意味壊れてて、寸止め状態で精神病院に入院している話から始まる。
恋日先生とは、このときからの付き合い。
自殺願望で、本当に飛び降りてしまった入院先の患者ヤマナさん。
そこから始まる『嘘だけど』。
夏『ともだち計画』
誘拐事件後の夏のお話。
学校に行って・・・いじめの対象となる。指示したのは『嘘つきみーくん』を気に入った女の子。名前を -
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Posted by ブクログ
密かに読み進めていた入間人間『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』シリーズの9巻を読んだのだけど、なかなかすごい。
西尾維新戯言シリーズと同様、語りが重要な位置を占めるシリーズなのだが、語り手はもともと精神的に不安定で、語りには相当綻びがあるのだけど、この巻では壊れた語りのまま押し切っている。
誰が殺されたのかという重要なデータすら語られないという不安定ぶりで、メタフィクション的な要素まで織り込んでいる。本格ミステリ寄りの巻がありつつも、必ずしもミステリのシリーズと銘打ってるわけでもないのでこれでかまわないし、これでこそおもしろいのだけど。
どんな帰結を迎えるのか気になりすぎる。シ -
Posted by ブクログ
シリーズ完結! 自分にとって初めて読んだライトノベル、
そして初めてシリーズを通読した作品という事もあって
何だか結構感慨深い。最初は文章にも内容にも慣れずに
醒めた目線で読んでいたのに、今ではすっかりと
「みーまー」ファンの一人として成長しました。
前作で色々と衝撃的な展開だったので、どうやって
収集していくのか興味深かったですが、何にせよ
まーちゃんの笑顔が想像出来て良かったなー。
まさかの手法で中盤まで展開される今作に、しっかりと
ダマされていた分、中盤以降、夜の公園のシーンには
迂闊にも感動したりしてw。包丁片手のまーちゃんの
名セリフが最高ですw。血まみれで狂ってるのに
なんか美 -
Posted by ブクログ
これはライトノベルです。
…ちょっといろいろなところのレビューを見てわたしが思ったことでした。
もちろんラノベにも深い内容のある作品や考えさせられる作品はありますが、内容なんてない、読んで面白かった、が楽しい話だっていっぱいあるのに。何を期待したの
まあ入間先生の作品に前者が多いというのも理由ではありますが
久しぶりにこういうお馬鹿な(良い意味です)本を読みました。キャラクターが二人しかいないのですが、個性的で可愛いカップルがひたすらいちゃいちゃしているだけの本です。
それだけ。だから面白い。会話の応酬もたんたんと読めて笑いました。
頭を使わずするする読めて、ところどころギャグで笑って。最