左のレビュー一覧

  • 嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん2 善意の指針は悪意

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    前作よりも文章がやや凝って読みにくかったです。ちょっとだけ。

    登場しているキャラクターの中に犯人がいるのはミステリーの大切なお約束ですから、この作品が悪いわけではないのですが。

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    2011年01月30日
  • 嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん6 嘘の価値は真実

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     ようやく終わりましたな。登場人物同士のてきとーなことを言い合っている会話が楽しいシリーズでした。

     でも、やっぱこれは1巻で終わっておくべきだったよなーという思いは今も変わらず。

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    2011年01月09日
  • 嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん5 欲望の主柱は絆

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    ネタバレ

    4巻からの続き。
    回想部分から入ったりしております。
    本当の『みーくん』との幼少期の回想も入っている。

    気が付くと両腕が折れていて使い物にならない現みーくん。
    どうやら地下室に・・・『あの』地下室に入れられている様子。
    どうにかこうにか『お手伝いさん:菜種』と鉢合わせ、皆が集合している場所へ。
    そして真相は語られる。
    『うそつき みーくん』によって。
    みーくんと同級生伏見の必死の逃走。湯女と茜の逃走。
    犯人の菜種には決して出られない状況。
    結果、みーくんはまーちゃんを再インストールし、みーくんはみーくんと呼ばれるに至る。
    その時に、不意に涙目になる自分。

    過去、その惨殺現場になった屋敷を買

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    2010年12月27日
  • 嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん3 死の礎は生

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     暗闇の中、願っていることは。
    「たまには、たまには、たまには……」
     痛くなれ。
     心が、痛くなれ。
    (P.231)

    「でもお前は私の声を笑わない。それにどんな過程があるかは問わない、ただその結果を尊び、感謝する。だから私は許容する。お前の怖さを認めるし、肯定もする」
    (P.244)

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    2010年12月18日
  • 嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん4 絆の支柱は欲望

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    まーちゃんが、昔のみーくんを思い出そうとしたところから話は始まる。

    以前住んでいたみーくんの実家。(現在大江家)
    そこへ行くと以前とはかなり違う異質の家になっている。
    隣家に住んでいる『伏見柚々』(ふしみゆゆ)と、合流して中に入る。
    大江家夫人が中庭で殺され、屋敷に閉じ込められる。
    大江家から出れない状況。切られた電話線。使用不能にされたみーくんのケータイ。
    そしてもう一人、大江家長男が刺されて殺される。あくる日は三女が失踪。

    夜、みーくんは大江家を探索中に襲撃される。
    殴られ、蹴られ、左腕を肘から折られ意識を失う。

    この作品は4巻&5巻の上下巻で成り立っている。
    今回『ウソだけど』が少

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    2010年11月28日
  • 嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん9 始まりの未来は終わり

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    ある意味、8巻のあの厚さよりも根気の必要な、一言で表すなら「耐え忍ぶ巻」。みーくんは勿論、読者にも。長瀬が殺された事で徐々に壊れていくみーくん読んでいて辛かったし胃が痛くなった(単純に文章が読み難かったというのもある)。湯女という、鏡を見るよりも自分が判る存在が居なければ、みーくんはあそこまで立ち直れなかったのでは、と湯女フリークの自分は思う。次巻が楽しみなような、怖いような…。

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    2010年11月22日
  • 嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん 幸せの背景は不幸

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    それなりに面白かったです。

    何でみーくん(?)がまーちゃんを助けようとしてるのか
    何で誘拐しちゃったのか
    その辺が皆目分からないですが。

    文章が微妙におかしいのも気になった。
    どういう心情を言わんとしてるのか分からなかったり
    全く意味が分からなかったり
    ちょっと文法がおかしかったり。

    内容自体は電撃文庫には珍しい感じで
    最後は楽しめました。

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    2019年01月16日
  • 嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん3 死の礎は生

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    とりあえず、家族構成がなんとなく見えてくる。
    親の名前と、家族の名前と。
    (この段階ではまだ『みーくんはみーくん』なのですが。

    ここで死んでいると思われていた みーくんの妹 登場。
    最終的に、みー君はまーちゃんを選んだ。
    判断としては当たり前なのかな?
    そのおかげでまーちゃんはすんごい怪我をする羽目になったんだけど。
    結果、みーくんの妹はキチンとお墓の下で眠る事になったんだと思う。
    (何しろハッキリ書いてないので憶測です)

    今回の殺人鬼はスグそこにいて、結局二人殺しちゃうんですけどねぇ。
    人も思惑って 恐い わ…

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    2010年10月25日
  • 多摩湖さんと黄鶏くん

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    ドラマがなくったって構わないんだが、昨今の業界をみるにもうちょっと刺激がないと…変態レベルが足りない。ま、入間人間と自分の嗜好の近さは再認識できました。★3。

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    2018年10月20日
  • 多摩湖さんと黄鶏くん

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    こんの変態バカップルがぁぁーーー!でもこのくらいダダ甘なのが好きだぁーーー!黄鶏くんの暴走モードが開花していく様を読んでいく作品でもあります。電波女じゃもう少し控えめだった気がしないでもないですが。いいぞもっとやれ。

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    2010年09月20日
  • 多摩湖さんと黄鶏くん

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    “俺としては、多摩湖さん>文化祭なのだ。まずそこを前提として頂きたい。
    というか大抵の場合、多摩湖さん>有象無象は揺るがない。
    多摩湖さんスゲー。俺の中で他のたくさんの価値観を伐採しても、何も気にならないぐらい。
    さて。
    文化祭の季節だった。夏休みを通り過ぎて、九月下旬。まだ日中は熱が栄えている。残暑が消えない内に、夜祭の勢いと共に学校の祭りを盛り上げようって趣旨かは、知らない。
    俺の通う学校の文化祭は、去年に関してはそこそこの盛り上がりだった。青春すんのバカクセーと冷める奴、一丸となって火の玉にでもなろうぜな奴。教室には大体半々ぐらいで、逆にどちら側に荷担しても良いと受け皿が二枚あるのは寛容

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    2010年07月15日
  • 嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん6 嘘の価値は真実

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    ストーリーそのものよりもアフターが気になって仕方がない。ので、なんとも感想が書きづらいw うーん。いつも通りっちゃいつも通りだよなぁ…。うん。

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    2010年07月11日
  • ささみさん@がんばらない2

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    今回も視点(地の文)の使い方が上手く、「おっ」って思う場面がありました。

    そして、ささみさんとお兄ちゃんのお寿司屋さんの場面ににやにやがとまりませんでした。

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    2010年05月23日
  • 嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん6 嘘の価値は真実

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     電波っぷりに今更つっこむ気などさらさらございません
     というか、つっこんだら負け
     そう
    「ジアースのりてー」と抜かしてみたりとぅるるるるとか言っちゃう恋日先生や
     腹の探り合いがメインで会話をかみ合わせようとしない湯女と奈月とか
     とにかく盛り込まれまくっているパクリネタには
     つっこみいれたら負け
     内容に関しては、今巻はむしろ周囲の人間模様がメイン
     浩太くんやら恋日先生やら湯女と奈月やら
     みーくんと関わりのある人物たちのこれまでとこれからの描写に力が入っていた
     みーくんとまーちゃんはむしろおまけだったという印象の方が強い
     この物語にはどんな結末が訪れるんだろう
     もうただそれだ

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    2010年05月14日
  • 嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん5 欲望の主柱は絆

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    謎が全て解けた後のクローズド・サークル。
    最初から全てを知っていながら、その知識を自分の目的のためだけに使おうとするみーくんに魅力を覚えました。
    奇人変人な大江一家も物語を楽しくするスパイスだと思います。
    本当は★5つにしたいんですが、エグイ話食べてしまいまして、人を。なので3つで勘弁してください。

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    2010年04月26日
  • 嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん9 始まりの未来は終わり

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    前作のショーゲキのラストの一文から気になっていた
    最終巻の1つ前。ここからどういった展開でラストに
    着地するんだろうか...。凄く気になる、

    トオルがいなくなってからのクズ野郎のみーさんは
    さらに廃人化が加速。みーさんに対してこれまた尋常じゃない
    執着心を持って接してくれるもんだから、更にみーさん
    壊れちゃったのね。

    もはやライトノベルという言葉と対極のベクトルにストーリーは
    進むし、人はサクサクって死んでしまうは、活字としての
    体裁すら成さない文字の羅列は少しも「ライト」じゃないっス。
    読み難さを通り越して、目が痛いっス。

    何度も死の淵から蘇ってきた不死鳥ゾンビのみーさんの
    華麗

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    2010年04月20日
  • 嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん 『i』 記憶の形成は作為

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    短編集なんだね。
    ぼくがまだぼくだった頃のお話し達。
    つまりみーくんになる前の話ね。

    若い頃の恋日先生、自殺願望の鬱っ娘、
    強烈なまでに哀しい苛めっ娘、にもうと...
    そしてまーちゃん。登場する女の子が
    やはり全員苦しいまでに壊れてるw。

    四季に準じた物語になっていて、個人的には
    「夏」のお話しの哀しさが一番キた感じ。

    さて、急転した本編に戻りますか。

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    2010年03月21日
  • 嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん8 日常の価値は非凡

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    こ...これは...。なんて大胆な。人気シリーズの土俵で
    堂々と違う作品を書ききってる...。もう全く「みーまー」じゃないっすね。
    閃かない探偵タローくんの登場や、「僕の小規模な奇跡」ともリンクして
    おり入間作品のコマが集まった感のある内容。
    そのやる気に比例してシリーズ中一番のページ数、543ページ。
    この人の文章を真剣に一字一句追っていくとすっごい読むのに
    時間かかるんだよね...。群像劇仕立てで読み易くなってるとは言え、
    結構疲れた。

    ほとんどキカップルのみーまーの登場がなく、ようやくラストに
    再登場かと思ったら衝撃の展開で終わる...。
    なんて性質の悪い作家なんでしょうw。ズルイなー

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    2010年03月05日
  • 嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん9 始まりの未来は終わり

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    まーちゃん連れ去られて、絶望している?みーくんは
    恋日先生と再会する。
    そしていろいろみーくんが壊れ始めてしまう
    かんじのお話です

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    2010年03月01日
  • ささみさん@がんばらない

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    短編をつなげて一本のストーリーにしており、
    テンポは良く、まとめ方もキレイです。
    キャラも絞ってあり特徴づけされているため分かりやすいです。
    ただお兄ちゃんの妹に対する傾倒が正直キモイw
    まあそのれがこの本の特徴みたいなもんなんでしょうがないですが。
    前半は退屈でしたが、中盤から後半にかけては一気に読めました。
    なので、前半でだれなければ楽しめると思います。

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    2010年02月21日