左のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ4巻からの続き。
回想部分から入ったりしております。
本当の『みーくん』との幼少期の回想も入っている。
気が付くと両腕が折れていて使い物にならない現みーくん。
どうやら地下室に・・・『あの』地下室に入れられている様子。
どうにかこうにか『お手伝いさん:菜種』と鉢合わせ、皆が集合している場所へ。
そして真相は語られる。
『うそつき みーくん』によって。
みーくんと同級生伏見の必死の逃走。湯女と茜の逃走。
犯人の菜種には決して出られない状況。
結果、みーくんはまーちゃんを再インストールし、みーくんはみーくんと呼ばれるに至る。
その時に、不意に涙目になる自分。
過去、その惨殺現場になった屋敷を買 -
Posted by ブクログ
まーちゃんが、昔のみーくんを思い出そうとしたところから話は始まる。
以前住んでいたみーくんの実家。(現在大江家)
そこへ行くと以前とはかなり違う異質の家になっている。
隣家に住んでいる『伏見柚々』(ふしみゆゆ)と、合流して中に入る。
大江家夫人が中庭で殺され、屋敷に閉じ込められる。
大江家から出れない状況。切られた電話線。使用不能にされたみーくんのケータイ。
そしてもう一人、大江家長男が刺されて殺される。あくる日は三女が失踪。
夜、みーくんは大江家を探索中に襲撃される。
殴られ、蹴られ、左腕を肘から折られ意識を失う。
この作品は4巻&5巻の上下巻で成り立っている。
今回『ウソだけど』が少 -
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Posted by ブクログ
“俺としては、多摩湖さん>文化祭なのだ。まずそこを前提として頂きたい。
というか大抵の場合、多摩湖さん>有象無象は揺るがない。
多摩湖さんスゲー。俺の中で他のたくさんの価値観を伐採しても、何も気にならないぐらい。
さて。
文化祭の季節だった。夏休みを通り過ぎて、九月下旬。まだ日中は熱が栄えている。残暑が消えない内に、夜祭の勢いと共に学校の祭りを盛り上げようって趣旨かは、知らない。
俺の通う学校の文化祭は、去年に関してはそこそこの盛り上がりだった。青春すんのバカクセーと冷める奴、一丸となって火の玉にでもなろうぜな奴。教室には大体半々ぐらいで、逆にどちら側に荷担しても良いと受け皿が二枚あるのは寛容 -
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Posted by ブクログ
電波っぷりに今更つっこむ気などさらさらございません
というか、つっこんだら負け
そう
「ジアースのりてー」と抜かしてみたりとぅるるるるとか言っちゃう恋日先生や
腹の探り合いがメインで会話をかみ合わせようとしない湯女と奈月とか
とにかく盛り込まれまくっているパクリネタには
つっこみいれたら負け
内容に関しては、今巻はむしろ周囲の人間模様がメイン
浩太くんやら恋日先生やら湯女と奈月やら
みーくんと関わりのある人物たちのこれまでとこれからの描写に力が入っていた
みーくんとまーちゃんはむしろおまけだったという印象の方が強い
この物語にはどんな結末が訪れるんだろう
もうただそれだ -
Posted by ブクログ
前作のショーゲキのラストの一文から気になっていた
最終巻の1つ前。ここからどういった展開でラストに
着地するんだろうか...。凄く気になる、
トオルがいなくなってからのクズ野郎のみーさんは
さらに廃人化が加速。みーさんに対してこれまた尋常じゃない
執着心を持って接してくれるもんだから、更にみーさん
壊れちゃったのね。
もはやライトノベルという言葉と対極のベクトルにストーリーは
進むし、人はサクサクって死んでしまうは、活字としての
体裁すら成さない文字の羅列は少しも「ライト」じゃないっス。
読み難さを通り越して、目が痛いっス。
何度も死の淵から蘇ってきた不死鳥ゾンビのみーさんの
華麗 -
Posted by ブクログ
こ...これは...。なんて大胆な。人気シリーズの土俵で
堂々と違う作品を書ききってる...。もう全く「みーまー」じゃないっすね。
閃かない探偵タローくんの登場や、「僕の小規模な奇跡」ともリンクして
おり入間作品のコマが集まった感のある内容。
そのやる気に比例してシリーズ中一番のページ数、543ページ。
この人の文章を真剣に一字一句追っていくとすっごい読むのに
時間かかるんだよね...。群像劇仕立てで読み易くなってるとは言え、
結構疲れた。
ほとんどキカップルのみーまーの登場がなく、ようやくラストに
再登場かと思ったら衝撃の展開で終わる...。
なんて性質の悪い作家なんでしょうw。ズルイなー -