左のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
今回は表紙の通り、るるなが活躍する話。前回に引き続き、ささみさん@がんばらないである。
ささみさんの比重が下がれば下がっただけ物語の密度が上がるのは、本当にどうにかならないだろうか。名作続きで嬉しいが、本当にどうかと思う。
あと、希美の主人公気質も凄まじいものがある。ドッジボールのときにも思ったが、彼女ほど苦難において輝くキャラはいない。どうなんだ、これ。
余談だが、ある意味でるるなは初めから答えを言っていると言っていい。相手の論理で争うのではなく、土台から破壊する。
ただ、彼女に問われたように、その土台が強固ならどうするか、というのが問題なのだけど。そのへんは次の巻で解決するのだ -
Posted by ブクログ
今までで一番設定がかみ合っていて、これまで連ねた物語がとても機能している。有り体に言えば、ようやくたどりついた名作の巻である。
ずっとヴィシュヌのターンであったわけだが、彼女の回りくどい道程が彼女自身の述べた理由とも、喝破された真意とも合致していて非常に気持ちよかった。正直、結末にちょっと泣いたりもした。
深く考察された世界観は、しかし深すぎず浅すぎず。物語との絡みもバランス良く、物語も縦横無尽に動いていて、だれることなく読みきれた。まっこと、名作である。
しかし、ささみさんは傍観者のときが一番輝いているのはどうにかならんのだろうか。近年の物語の主役はヒーローに見せかけたヒロイン(攻 -
Posted by ブクログ
過去の春夏秋冬+ifの5本立て短編集。
ぼくがまだみーくんじゃなくぼくでいる時代。
色んな意味での"i"そしてどれも露出した傷口を触るような痛さ。
ニー日先生が素敵すぎた…。
カッコ良くて物凄く人間らしくて、だからこそ失格な医者。
そりゃニートにもなっちゃうよねえ。
そりゃ××も、好きだし信頼するよねえ。
ぼくがぼくなので、たまに本音が混じって、
あーなんか可愛いなと思った。年上に好かれるわw
ヤマナさんは年を重ねて自分の世界を見て強い人。
トーエは小さな世界で弱いから強く見せた子。
にもうとは幼い。まーちゃんは成長が止まって。
微妙に順序で対比してるのかな、なんて。
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Posted by ブクログ
【ある意味ネタバレ?かもしれませんので注意】
終わった。
いや、また始まったのかな?
もう1巻読んだ時はどうなのこれとか思ってたけど。
結局最終巻まで読んでしまった。
正直に言おう。
ハマってしまったわ。
ええ本当に。
ついプライベートでも大江湯女ごっことかしちゃうくらいに。
嘘だけど。
いやでも湯女には最後まで助けられたねみーくん!!
そしてあたしは最後までまんまと騙されたぜ入間人間氏!!!!!
とにかく終わっちゃったことが想像してたより悲しいことに自分でもびっくりしている今日この頃。
何か全然10巻の紹介になってないけど…
何はともあれ
これからのみーくんと -
Posted by ブクログ
ネタバレこの巻でみーまーは完結です。
十章に入るまで普通に読んでたけど、十章に入って今までみーくんだと思っていたのが菅原道真だったとは。
想定外過ぎます。
「奴」が菅原道真かなとは思ってたんだけど、怪我か死んだか逮捕されたんでなかったっけかと思っていたので出てこないかーと思っていたら、ここでこいつかと。
各章の最後に入ってる、息を切らしながら走ってるのが「奴」だと思ってたから、完全にしてやられたって感じでした。
みーくんの知り合いが次々に殺されたって話も、小学生時代の同級生だったとか。
短篇集にも出てたキャラかな。
そしてエピローグ。
ヤマナ妹がここで復活してくるのは想定外。
ヤマナ妹の隣の住人がみー