あらすじ
神様、この世界に本当に神様なんているの?
かわいがられ、甘やかされ……傍若無人に育ちつつある妹・るるなを心配しながらも、小学校に通わせることにしたささみ。るるなのことが心配で、「監視ツール」で小学校の様子を覗くことに。そこで繰り広げられていたのは、あまりに奇妙で、暴力的な「北欧神話」の授業だった!?
知恵という禁断の果実を喰らい、楽園を追われた人間。
無垢な心を捨て、神様の心の中を読むことは試練なのか愚行なのか。
未来を知ろうとすること、そして過去を暴こうとすることで、触れてはいけない深淵を覗くことになる幼い神々に下される罰とは。
2013年1月よりシャフト&新房昭之監督(アニメ『化物語』、『魔法少女まどか☆マギカ』)、超豪華スタッフで制作されるアニメ放送もスタート。さらに盛り上がりを見せるシリーズ第10弾!
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
今回は表紙の通り、るるなが活躍する話。前回に引き続き、ささみさん@がんばらないである。
ささみさんの比重が下がれば下がっただけ物語の密度が上がるのは、本当にどうにかならないだろうか。名作続きで嬉しいが、本当にどうかと思う。
あと、希美の主人公気質も凄まじいものがある。ドッジボールのときにも思ったが、彼女ほど苦難において輝くキャラはいない。どうなんだ、これ。
余談だが、ある意味でるるなは初めから答えを言っていると言っていい。相手の論理で争うのではなく、土台から破壊する。
ただ、彼女に問われたように、その土台が強固ならどうするか、というのが問題なのだけど。そのへんは次の巻で解決するのだろうか。
Posted by ブクログ
るるなちゃん回だと思った?残念!たま回でした!そういえばたま回って初かも。今まで全然小学生らしくなかったのぞみちゃんの成長も描かれてて、納得のロリロリ回(笑でした。ささみさん@蚊帳の外。
Posted by ブクログ
舞台は小学校。(北欧神話の異界だけど)
がんばったのは子供たち。
成長した子供たち。
見守った大人たち。
強くなった子供たち。
末世で終末なこの世界で、みんなが力を合わせてがんばるんだ。
Posted by ブクログ
るるなちゃん活躍編??
今回は鎖々美さんは蚊帳の外。
たまとるるなちゃんの大バトル編となってます。
るるなちゃんの成長と、たまの手助け。
どこか物悲しくも、やっぱりたまは優しい。
見守るしかない鎖々美さんと情雨ちゃん、邪神姉妹。
ベースとなる神話は北欧神話。
ささみさんと一緒に神話を勉強しましょう♪
Posted by ブクログ
もう続きは買わないと決めていたのに、表紙のるるなちゃんとしおりにつられて買ってしまった。うささみさんが可愛いです。
シリアス路線を突っ切っていく話。甘やかされまくったるるなちゃんは、傍若無人になってしまった。あんな子育てしてりゃ当たり前だよ!ささみさんのしつけがだめだめだ……。
たまが頑張る。未熟だと知り、努力を重ね、失敗ばかりで、全否定され。たまには感情移入してこなかったけど、こうやって文字におこすときついよなぁ。なんとかしようと藻掻いているのに、失敗ばかり。何もしなければ、最悪の方へ向かっていく。期待は大きくプレッシャーは強大。同じ立場の仲間はおらず、姉二人ははるかに強い。役に立ちたいと真摯に思っているだけにどれだけ傷ついてきたことか。たまにも感情の吐き口が必要だったんだね。だったんだねというか、それに気付かないまわりがどうもね。次世代神といっても小学生なんだから。
お兄ちゃんとの夫婦漫才はなかったし、へたれなささみさんがうざいしで、どうにも主人公に好感を抱けないままでした。