左のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ確かにハッピーエンドで、綺麗な終わり方だった。
が、薄い。薄かった。
8巻の厚さはどこへいった。
9巻の引きはよかったけれど、9~10巻で一冊でもよかった。
分割したのを利用したポイントもあったけれども。
菅原の記憶復活や脱獄の経緯、それに伴う奈月さんの心情や行動、姉を失った長瀬一樹の心情、「たくさんのみーくん」を望んだまーちゃんがたった一人のみーくんを選んだ理由、描くことは多かっただろうに。一樹なんて、イラストさえ切れ端という扱い……。
そして稲側(稲沢?)とはなんだったのか。まだ続くのだったら、彼がみーくんを名乗る話で一巻くらい書くつもりだったのだろうか。
都合の良いところしか描かれ -
Posted by ブクログ
びっくりどっきりここに来てまさかの主役交代です。
今回から語り部がみーくんから大江湯女に代わっちゃいました。
仕方ないよね。
あんなことになったらもうできないもんね。
はじめは悲しかったけどものの数ページでみーくんのことは吹っ切れます。
大丈夫、皆もすぐ慣れますよ☆(ジェロニモさん風にペロリと舌を出す感じで)
そしてあの大江湯女がここではとても言えないアンナコトやコンナコトをしちゃいます。
色んな一面が見れて湯女ファンには堪らないでしょう。
萌え萌え間違い無し!!
※殆ど嘘ですが一部本当も含まれます。
そして後半、初めて泣きそうになりました。
嘘じゃないんだなこれが。 -
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Posted by ブクログ
ネタバレ今回は群像劇です。
みーくんもまーちゃんもほぼ出て来ません。
どっかのアニメで出てきた主人公二人を足して二で割ったような探偵や、電波女のキャラっぽいものも出てきたりします。
探偵さんは結構中核を担うんですけどもね。
そして分厚いです。
今までの倍以上でしょうか。
群像劇ということで、時間とその時のキャラの視点から文章が短編的につながっていってます。
今回の事件の犯人は最後にまとめて。
結局のところどうなったかってのは不明。
ボッコボコにされてたようですが。
さすがに殺人事件の犯人は誰かってのはすぐに理解できてた(別の殺人者を除く)ですが、死体が3つになってのは想定外でした。
今回の事件とは別の -
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Posted by ブクログ
ネタバレ今回は短編集です。
全部で5本。最後の1本以外は季節と絡めて進んでいきます。
で、最後の1本以外は過去話ですね。
春は恋日先生、夏はいじめっ子だったクラスメイト、秋は妹、冬はまーちゃん。
最後の1本はもし事件も何もなくて妹もいなくて母親も死んでなくて世界が平和だったらっていう妄想世界な話。
伏見が可愛いです。
最後の1本に関しては毒も何も無いので、色が違いすぎるなぁと思ってて読んでて、どこでひっくり返すんだろうと思ったら最後の2行でひっくり返したので、読んでる途中が若干苦痛。「毒」に期待しているわけだしね。でも、伏見可愛い。
四季な話は監禁事件後の話。
春はまだ入院中、夏は学校、秋は遠足でさら -
Posted by ブクログ
ネタバレ前巻で完結したと思ったら、しっかり続いていた本作。
作者の思う壺だった模様です(あとがきより)。
今回は「僕」ではなく、湯女が語り部で進んでいきます。
最後に「僕」に戻りますけども。
で、事件そのものはゲーム的に殺人をやって、ゲーム的に犯人推理をしようとした連中に割り込んでいってしっちゃかめっちゃかにしてしまいます。
そもそもマユが一人を拉致監禁したのがしっちゃかめっちゃかの原因でしょうが。
そして結局のところ、ほぼ全滅なのですが、そのあたりの描写は無し。
こうなるだろうって予測と、そうなったという結果が語られます。
「僕」が事件に関わった部分が少ないのと、湯女の言動パターンがちょっとアレなの -