櫻田智也のレビュー一覧

  • 新世代ミステリ作家探訪~旋風編~

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    近年、活躍が目覚ましいミステリー作家10名へのインタビューをまとめた作品。

    私にとっては著作を読んだことがあったり、積んでいたりする作家さんが大半。そんな彼らの作家としてのバックボーンや創作に関することは、とても興味深く読めました。

    これらの面白く読めたのも、インタビュアーの若林踏さんが持つ話を引き出す力に依ると感じています。氏のきらりと光る分析力、古今の作品に対する理解力あってのクオリティ。

    このインタビュー集はシリーズ2作目とのことで、1作目も気になるところです。

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    2024年09月23日
  • 新世代ミステリ作家探訪~旋風編~

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    前作も読んだけど、やっぱり面白いなぁ。
    デビュー10年以内という条件がいいのかも。

    記憶が薄れたからかもだけど、前作のほうが読み応えがあったかなあ。作家さんも好きな人が多く。

    読者遍歴聞くと似通った感じになるならかなぁ。

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    2023年12月21日
  • サーチライトと誘蛾灯

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     昆虫好きの青年が旅先で遭遇する事件の謎を解く、連作短編ミステリー。シリーズ1作目。
              ◇
     吉森は定年退職後、ボランティアでドングリ公園の見回り隊員をしている。
     ドングリ公園は街の憩いの場だが、かつて複数のホームレスが住みつき、強制退去させるのに難儀したことから結成されたのが見回り隊である。

     通常2人で見回るのだが、相方の都合が急に悪くなったため今夜は吉森だけ。こんなときに限っておかしな人間に遭遇する。
     まさにラブシーンを展開せんとしている中年男と若い女のカップル。声をかけると男が声を荒げてきたので低姿勢でお帰り願った。

     ホッとしたのも束の間。今度は外灯近くでテントのようなものを設置しようとしている若い男を見かけた。
     新手のホームレスかと危惧しながら吉森が声掛けして注意したところ、男はまったく悪びれたところなくカブト虫を捕獲しに来たと言い……。
    ( 第1話「サーチライトと誘蛾灯 」 第10回ミステリーズ! 新人賞受賞作 ) ※全5話。

          * * * * *

     うーん。ジャンルとしてはライトミステリーではあるのだけれど、全話で人が死んでいる。事件はなかなか深刻です。
     なのに重い話に感じないのは、櫻田さんのタッチがそうであるのはもちろんですが、やはり事件の謎を解く探偵役の魞沢泉のクセ者加減が大きいと思います。

     トボけた雰囲気を持ち、昆虫のことしか考えていないような言動をとる魞沢に対し、相手をする人間はみな一様に気を緩めますが、気づくとすでに懐に入られているのです。

     そして、自ら見聞きした事件当時の状況を分析した魞沢が披露する、無理のない推理と解き明かされる事件の謎には説得力があります。まさに名探偵と言って差し支えないでしょう。
     けれど、そのキャラの扱い方が難しいのかもしれないと思いました。

     ミステリーズ新人賞に輝いた第1話のトボけ感。魞沢と吉森のボケとツッコミがユルい雰囲気を醸し出しています。東川篤哉作品に近い感じのコミカルさ。
     そのせいか、魞沢がきちんと謎解きするのだけれど、最後まで緊張感がなく締まりもないように感じました。

     舞台を東北地方の高原に移して展開する第2話の「ホバリング・バタフライ」は、終盤に緊迫した場面があるものの魞沢の活躍が控えめで、若い女性の死にしても高原を管理するNPO法人の不法投棄にしてもきちんと片がつきませんでした。
     物足りなさが残ります。

     おもしろかったのは郊外のバーを舞台にした第3話「ナナフシの夜」です。
     魞沢は酔っ払いつつも、常連客の言動からその関係性を推測。翌未明に起こる殺人事件の要因を見抜くというよくできたミステリーでした。色盲の特性やナナフシの擬態など伏線も見事。こんな作品は大好きです。

     残り2話は少し落ち着きが出てきて、ミステリーらしい出来栄えになっています。

     短編を重ねるに連れ、魅力の中心である魞沢の扱いがこなれてきたように思いました。
     ただ欲を言えば、魞沢の昆虫オタクとしての知識をもっと活かして欲しかったというのが正直なところです。
     コンセプトが違うということはわかっているけれど、どうしても赤堀涼子と比較してしまうので、そんな贅沢なことを思ってしまいました。

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    2026年08月20日
  • 紙魚の手帖Vol.04

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    【ほんタメ】で、あかりんが紹介していたので気になって読んでみました。
    対談も面白く読めたけど、他の方々の掌編小説も色々読めて面白かった。

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    2023年03月19日
  • 紙魚の手帖Vol.04

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    毎回楽しい小説あり、インタビューあり、ジャンル別の書評ありと値段以上に実り多い読書タイムを提供してもらってます。今回も楽しく読めました。連載物も面白くなってきました。欲を言えば、連載物が二つともラノベっぽいというか、若い人を主人公にした軽めのものなので、それ以外の短編はもっと重厚なミステリーとか、ゴリゴリのSFが読みたい!その点、「まるで渡り鳥のように」は大満足でした。

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    2022年06月09日
  • 紙魚の手帖Vol.04

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    〇澤村伊智『特撮なんて見ない』第2回
    映画を作るにあたって1番の壁、資金をどうするか…
    もう終わり方がうまいんだよね…おかげで次が気になる。
    〇映画 流浪の月についての対談
    主演の2人と凪良ゆうさんの対談。演じるために私生活でも常に役柄や相手役について考えているらしい。
    私だったらその世界に呑み込まれてしまいそう…
    ○有栖川さん、綾辻行人さん、今村昌弘さんの座談会、面白かった。

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    2022年06月01日
  • 監獄舎の殺人 ミステリーズ!新人賞受賞作品集

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    東京創元社さんの「ミステリーズ!新人賞受賞作品集」。これが新人か、と思わずにはいられないほどハイレベル。
    表題作の「監獄舎の殺人」は前評判通りの完成度で、映画のようなラストシーンには“おお!”と快哉を上げた。
    個人的に好きなのは「かんがえるひとになりかけ」。こんな特異な状況のミステリは他にないよね。読み進めるのが楽しくて仕方がなかった。
    純粋に謎物語を楽しみたい人にはお薦めは一冊。

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    2020年02月20日
  • 失われた貌

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    おっさんのユーモアがよかった
    こんな本はかけないなと思った、けどまぁミステリー、、、だなぁ、って感じ、なんかこう

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    2026年10月25日
  • サーチライトと誘蛾灯

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    『失われた貌』を読んでから
    櫻田智也さんが気になる作家さんの1人。

    事件の内容、真相は悲劇的だけど
    えり沢のキャラクターのおかげで
    ライトなミステリーとして読めた。

    『ナナフシの夜』
    『火事と標本』 が良かった。

    昆虫オタクのとぼけた青年 えり沢
    私にとっては
    また、ふと会いたくなるキャラクターの1人になった✨


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    2026年10月22日
  • 失われた貌

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    ネタバレ

    鈴木保奈美さんの番組でメモしながら読むと良いと書いてあったので従ってみた。
    複雑に絡み合っていたのでメモして正解だった。面白くてどんどん読み進められる。
    伊坂さんと恩田さんの、うっとり、舌を巻くといったコメントや、本物の伏線回収、大どんでん返しといったワードも並び、いつ唸らせてくれるのかと思っていたのにあっさり終わってしまった。期待しすぎた面もあるが、「そういう事件」ならばもう少し心情を深く掘り下げて欲しかった気がして、あれ、コレで終わりかぁという感じである。

    手首を切断され、顔が潰された身元不明の死体。足跡により割と早めに、悪徳探偵の八木と判明。八木は嗜虐癖があり、多くの人から恨まれていた。また八木の部屋からは大家の遺体も。
    容疑者に上がったのは大家の遺体を発見した幸田。幸田は姉の夫と不倫をしていたことを八木に脅されていた。
    事件とは関係ない(と思われていた)男性小沼憲の失踪事件。息子の隼斗は遺体が父親ではないかと警察を訪ねる。紆余曲折はあるが、結果としては小沼憲は辻という女性と不倫をしていた。辻の夫が包丁を持って不倫現場をおさえたときに、殺してしまう(本当は恐らく辻が殺した)。妻に出頭することを告げると、実は妊娠していた妻は子どもを犯罪者の子にしたくなくて、小沼と辻の夫の入れ替わりを提案した。そのことが10年後の現在、八木にバレて脅されたことから小沼は八木を殺したという事件。

    八木の発見者の佐竹の家は父親のDVの問題が描かれている。
    小沼が八木に脅されたということは書かれているものの具体的な描写がない。
    色々盛りだくさんに詰め込まれているものの全てが表面的に感じてしまった。

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    2026年10月17日
  • 失われた貌

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    宣伝文句に期待度大、ミステリーなので内容は書けないが、ちょっとこれって「身代わり殺人」?ま、「顔」がつぶされて手首から先も無いとくれば、誰と変わっているのか・・・
    かなり期待が高まります。
    が、なんだろうあまり物語にのめり込めない。刑事の捜査をずっと追っているせいか、結構単調感が強く飽きる。

    謎解きも矛盾、違和感なくすんなり読めた。
    ただ、推理小説としては重要人物の登場が遅くないかな?
    櫻田智也  初読みです。

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    2026年10月15日
  • 失われた貌

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    おもしろかったけど、登場人物が入り乱れて分かりにくさもあった。描写や状況を想像すると、グロテスクな怖さがあったが、展開自体は興味深く読み進めることができた。

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    2026年10月14日
  • 失われた貌

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    推理小説として楽しめた。
    どんでん返しがあると、先に知ってしまったので、どこだろうと期待して読んでいたが、なるほどという思いとそれか…という思いがあった。

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    2026年10月14日
  • 失われた貌

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    善と悪だけが正義じゃないけれど悪を裁くという職業の警察達は辛いところもあるな〜と思った。
    サスペンス初心者だけどたまに現状が纏まっている文章があって頭の中を整理できたので良かった!

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    2026年10月12日
  • 失われた貌

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    んー面白いようなそうでもないような?
    なんだろう登場人物が多すぎる気がしました。そのせいで全体がぼんやりして没入できなかった。

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    2026年10月11日
  • 失われた貌

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    初読みの作家さんでしたが、本屋大賞ノミネートに相応しいまずまずの内容でした。

    血液型が出てくるところはこの手の話としては鉄板ですね。

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    2026年10月09日
  • 失われた貌

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    職場の図書室にて。
    まあまあ面白く読めた。

    ただ、金田一少年世代の私には、顔が潰されてるってことはもう、そういう事なんですよ。
    わかる人にはわかる。

    「このミス」とかに応募した新人さんかな?と思ったらだいぶ人生の先輩だった。

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    2026年10月08日
  • 失われた貌

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    話がややこしかった。時間を空けて少しずつ読み進めたので、深く入り込めなかった。集中して読み直したい。

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    2026年10月07日
  • 失われた貌

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    ネタバレ

    身元をわからない殺人事件
    •顔を潰されてる時点で入れ替わりは予想通りだったが、社長の話で気づけなかったのは悔しい。
    •王道のミステリー小説という感じ

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    2026年10月04日
  • 失われた貌

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    顔のない身元不明の死体が発見される‥そんな事件の発端がおもしろそうと手に取りました。出来事や人物、物品が少しずつつながっていき、事件の全体像を推理しながらワクワク読めました。

    なんか最近は、名探偵モノより、少しずつ捜査が進展する今回みたいなタイプの方が読みやすい気がする今日この頃‥を実感しましたw

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    2026年10月01日