櫻田智也のレビュー一覧
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顔が叩き潰され、手首から先が切断され、遺体損壊後に着衣を脱がされ、髪も乱雑に切られ、歯も抜かれてた変死体が見つかる。刑事・日野雪彦と部下・入江文乃を中心に、事件を解明していく。登場人物が多く、誰だっけ?となった。複数の事件が中心となる変死体の事件に関わってくる。組織から逸脱した?日野の調査により、全貌が明らかになっていく。最後にどんでん返しがあるが、伏線から想像がついてしまった。USBの隠し場所はすごいなと思った。それぞれの登場人物の隠蔽の理由が、たまたま双方の思惑通りであったというだけで、それぞれを見ると結局は自分が大事であることに変わり無い。【キーとなる登場人物】
八木辰夫・白川清・小沼憲 -
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【あらすじ】
昆虫オタクのとぼけた青年・エリ沢泉(えりさわせん。「エリ」は「魚」偏に「入」)。昆虫目当てに各地に現れる飄々(ひようひよう)とした彼はなぜか、昆虫だけでなく不可思議な事件に遭遇してしまう。奇妙な来訪者があった夜の公園で起きた変死事件や、〈ナナフシ〉というバーの常連客を襲った悲劇の謎を、ブラウン神父や亜愛一郎(ああいいちろう)に続く、令和の“とぼけた切れ者”名探偵が鮮やかに解き明かす。第10回ミステリーズ!新人賞受賞作を含む連作集。
【 きっかけ 】
本屋大賞ノミネートされた『失われた貌』が面白く、 他の作品も読みたかったもの。
【特徴】
・気軽に本を読みたい人向け
この作品 -
ネタバレ 購入済み
平均的
主人公は家庭と部下に悩む中年刑事。
死体の顔が潰れたので当然入れ替わる。
色々あったけど最後は人情でふわっとした締め。
ごくごく平均的な警察小説。
しかし御大層な絶賛のせいで期待値が高くなってしまってがっかり感が強い。
知らない作家の小説なんてなにもなければ手に取らないので、まんまとやられた気分。
内容が地味なので余計にそう思う。
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作者あとがきに、主人公に人間味を与え事件の当事者に近い存在として描きたいというのが、今作の目標だったとある。その狙いは自分が読んだ限りでは達成していると思われた。
最初の表題作でこれはダメかなと思った。推理小説賞受賞作にありがちなややこしい設定とそこからの謎解き解説に終始するかのようなストーリー展開。マニアにはこれが凄いとなるのかもしれないが、人物描写が小説の楽しみと思っている人にはどうかなぁという感じだったが、この連作集を作成するにあたって書き下ろしたという後半3作はよかった。内向き思考になりがちなオタクが人の心や付き合いを感じながら事件の裏にあるものを追っていく。
でもこの作家の作品をまだ -
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魞沢泉シリーズ1作目。
個人的には間違って最初に読んだ2作目の方が
好きでしたが、
こちらの方でも
とぼけたようで鋭い観察力や、推理力と
豊かな昆虫知識でそれぞれの事件の謎を
解いてしまう主人公の掴めるようで
掴めないキャラクター性は、とても魅力的だし
彼が果たして何をして生計を立ててるのか
本当にそれが1番の謎かも(笑)
2作目に出てくるキャラクターの何人かが
1作目で登場していたので
そこから2作目に繋がるのねという発見も
ありました。
作者のあとがきの中に作家泡坂妻夫さんの
亜愛一郎を意識しているという
ことで泡坂さんのこの亜愛一郎シリーズについても
興味があるので読んでみようかな。