櫻田智也のレビュー一覧

  • 失われた貌

    ari

    ネタバレ 購入済み

    平均的

    主人公は家庭と部下に悩む中年刑事。
    死体の顔が潰れたので当然入れ替わる。
    色々あったけど最後は人情でふわっとした締め。

    ごくごく平均的な警察小説。

    しかし御大層な絶賛のせいで期待値が高くなってしまってがっかり感が強い。
    知らない作家の小説なんてなにもなければ手に取らないので、まんまとやられた気分。
    内容が地味なので余計にそう思う。


    0
    2026年01月13日
  • 蝉かえる

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    昆虫好きの青年が関わったいろんな事件を解決する短編集

    短編で読みやすく、主人公の人柄とユーモアセンスが良い

    事件の真相はどれも切なくそれに気付いても乱暴に解決しない主人公が魅力的

    心優しい主人公と友達になりたい

    0
    2026年01月09日
  • サーチライトと誘蛾灯

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    エリサワ泉、とぼけた風貌で無類の昆虫好き

    公園で発見された私立探偵の死体。奥羽山脈の高原地帯を管理するNPO法人の悪事。バー・ナナフシに立ち寄る夫婦の秘密。旅館の宿主が大事に保管する昆虫の標本の作者の死因

    これらの謎をエリサワが見事に解決する

    第10回ミステリーズ新人賞受賞作品

    主人公が昆虫オタク、という点が新鮮。軽い読み物の短編ミステリー集でサクサク読めました。

    ただ、この主人公のエリサワ君のバックグラウンドが全然不明のまま五つの短編集が終わってしまったので、その辺りをもう少し知りたくなりました

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    2025年12月28日
  • 蝉かえる

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    作者あとがきに、主人公に人間味を与え事件の当事者に近い存在として描きたいというのが、今作の目標だったとある。その狙いは自分が読んだ限りでは達成していると思われた。
    最初の表題作でこれはダメかなと思った。推理小説賞受賞作にありがちなややこしい設定とそこからの謎解き解説に終始するかのようなストーリー展開。マニアにはこれが凄いとなるのかもしれないが、人物描写が小説の楽しみと思っている人にはどうかなぁという感じだったが、この連作集を作成するにあたって書き下ろしたという後半3作はよかった。内向き思考になりがちなオタクが人の心や付き合いを感じながら事件の裏にあるものを追っていく。
    でもこの作家の作品をまだ

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    2025年12月26日
  • 蝉かえる

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    ちょっとだけ
    怖いというか、スッと温度が下がるようなドラマ系の短編集。どれも虫が関係していて、虫って原始からいる生き物として、何か怖いような感覚を持つことが多いが、この作品への思いもそれに少し似たものを感じる。

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    2025年12月13日
  • 六色の蛹

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    『蟬かえる』に続く、魞沢泉シリーズ最新作。
    昆虫好きの心優しい青年魞沢泉(えりさわせん)は、行く先々で事件に遭遇してしまいます。
    そこで彼は謎を解き明かし、事件関係者の心の痛みに寄り添うのでした。
    ハンターたちが狩りをしていた山で起きた銃撃事件の謎「白が揺れた」。
    一年前に季節外れのポインセチアを欲しがった少女の真意を読み解く「赤の追憶」。
    遺品から、一枚だけ消えた楽譜の行方を推理する「青い音」などの全六編。
    すべてがつながっているよう感じもある、珠玉の短編集です。

    0
    2025年12月08日
  • サーチライトと誘蛾灯

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    ネタバレ

    昆虫好きで挙動不審で亜愛一郎と設定は似ているけど、エリ沢泉の方がより変わっている気がする。エリ沢もキャラクターが強いけど事件関係者も濃いというかあまり好きになれない人もいたりしたな~。『サーチライトと誘蛾灯』の公園の夜回りのおじさんとか『ナナフシの夜』の女性とかは読んでいてちょっと不快になってしまった。『ホバリング・バタフライ』とか『アドベントの繭』は割りと好み。次は単行本と言うことでちょっと悩む…。

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    2025年11月20日
  • 蝉かえる

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    ミステリーという枠と虫などの自然に纏わること
    そして話は終わったの?
    問題提起?主人公「エリ沢泉」が事件に関わるヒントを引き出す。

    秋の紅葉を観ながらカフェで読むと
    より没入しそう

    0
    2025年11月09日
  • 失われた貌

    匿名

    購入済み

    期待をしすぎた

    新しさや驚きは無く、全体的に凡庸で、これがなぜ高評価なのかと。
    ハードボイルドによくあるバーのシーンが取ってつけたようで、むずむずしました。
    他の部分がスカスカなのに、そこだけハードボイルドごっこをしてもなぁ。
    別の海外作品(警察小説)と同時に読んだのですが、表現方法の豊かさ、
    心情の掘り下げ、キャラクターの魅力、没入できる世界観において、
    この作品はどれも足りない気がしました。

    0
    2025年09月30日
  • サーチライトと誘蛾灯

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    浮世離れした、捉えどころのない昆虫好きの青年が行く先々で事件に遭遇し、謎を解き明かしていく連作集。

    軽妙に語られる事件は中々ヘビーなものが多かったけど、鮮やか&丁寧に主人公が紐解いていく真相はどこか切なさと虚しさを含んだ余韻が残り、とっても好みでした。

    0
    2025年09月30日
  • 六色の蛹

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    この作家さんが初読みでしたので、最初主人公は串呂かと思いました。
    その後「昆虫好きの優しい青年」魞沢泉だとわかる。
    ただ、主人公にしては外見とかの描写がないな、と。
    表紙の青年を思い浮かべましたが。

    そしてこの、観察眼と推理力がすごい飄々とした青年像はすでに「ミステリと言う勿れ」の久能整がいる。今後の差別化に期待したい。

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    2025年09月23日
  • サーチライトと誘蛾灯

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    昆虫オタクの魞沢君が、飄々としていいキャラクター。
    探偵役を担う彼が、事件の謎を解き明かすミステリー。
    短編集なのでサクサクいける感じ。
    昆虫についての豆知識も盛り込まれてたり、コミカル
    な会話がテンポよく繰り広げられたりするのも、
    読み心地抜群だった。
    シリーズものみたいなので、次も楽しみ。

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    2025年09月05日
  • サーチライトと誘蛾灯

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    昆虫をモチーフにした連作短編集。奇妙な主人公と突拍子のない展開は、後作の「蝉かえる」よりも亜のシリーズに似ています。また表題作は、「煙の殺意」収録作品を彷彿とさせるものです。伏線の切れ味はレジェンドには及びませんが、物語の紡ぎ方はよく出来ていると感じました。

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    2025年08月11日
  • サーチライトと誘蛾灯

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    魞沢泉シリーズ1作目。
    個人的には間違って最初に読んだ2作目の方が
    好きでしたが、
    こちらの方でも
    とぼけたようで鋭い観察力や、推理力と
    豊かな昆虫知識でそれぞれの事件の謎を
    解いてしまう主人公の掴めるようで
    掴めないキャラクター性は、とても魅力的だし
    彼が果たして何をして生計を立ててるのか
    本当にそれが1番の謎かも(笑)

    2作目に出てくるキャラクターの何人かが
    1作目で登場していたので
    そこから2作目に繋がるのねという発見も
    ありました。

    作者のあとがきの中に作家泡坂妻夫さんの
    亜愛一郎を意識しているという
    ことで泡坂さんのこの亜愛一郎シリーズについても
    興味があるので読んでみようかな。

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    2025年08月05日
  • サーチライトと誘蛾灯

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    昆虫オタクのとぼけた青年・エリ沢泉(えりさわせん。「エリ」は「魚」偏に「入」)。昆虫目当てに各地に現れる飄々(ひようひよう)とした彼はなぜか、昆虫だけでなく不可思議な事件に遭遇してしまう。奇妙な来訪者があった夜の公園で起きた変死事件や、〈ナナフシ〉というバーの常連客を襲った悲劇の謎を、ブラウン神父や亜愛一郎(ああいいちろう)に続く、令和の“とぼけた切れ者”名探偵が鮮やかに解き明かす。第10回ミステリーズ!新人賞受賞作を含む連作集。


    魞沢君が可愛い笑
    読んでてニヤニヤしながら読んでしまってました笑
    全部虫のお話でそうなんだ!っていうのが沢山ありました!

    2巻があるので楽しみにしたいと思いま

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    2025年08月03日
  • 六色の蛹

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    主人公は昆虫好き
    この設定が如何なく発揮されているかは微妙でしたが、彼の洞察力・推理力が対した人の心の氷を溶かしていくミステリー作品
    主人公の性格が優しさはあるが、ベタベタとした人との関わり合いをしないところが好感を持てました
    その優しさ故に関わる人の闇に光を当て、打ち解けていく物語の展開は良かったです
    短編なので読みやすく、シリーズものらしいので他の作品も読んでみたいと思いました

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    2025年08月01日
  • 蝉かえる

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    昆虫好きの主人公が事件の謎を昆虫に絡めつつ解いていく短編集。
    日常の謎系かなと思っていたが事件は結構重めの事件で読み応えあり、昆虫知識も学べた。
    少し悲しげな余韻を残すラストも良し!
    「ホタル計画」「サブサハラの蝿」が面白かった!

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    2025年08月01日
  • 蝉かえる

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    ずっと気になってた昆虫が絡むミステリー本。

    読み始めたら、まさかのこっちはシリーズ的に
    2作目の連作短編集だった!
    失敗したな〜と思いつつもシリーズ1作目を
    読まなくても楽しく読むことができました。

    昆虫好きでのほほんとした性格の青年
    魞沢泉は全国各地を旅しつつそこで起きる
    事件を昆虫の知識を活用しながら解決していく。

    この主人公ののんびりとしつつも時々鋭い観察力や
    発言にはドキッとさせられました。
    事件の中には悲しみがありつつもこの主人公によって、最後には希望を感じる終わり方がよかった。

    個人的には、彼方の甲虫とサブサハラの蝿の
    2つの話が心に残りました。
    特にサブサハラの蝿で出てく

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    2025年07月30日
  • 六色の蛹

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    虫好きの魞沢泉がどの話にも登場する連作短編。
    誤発射事件からちょっとした謎まで、彼は行く先々で何かしらのアクシデントに遭遇する。

    色と虫縛りの本連作短編は、話も多岐に渡り読みやすさも様々。「赤の追憶」が読みやすかったな。
    独立していながらもそれぞれに繋がりがあるのが面白い。
    でも、なんといっても作者あとがきが一番良かった。

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    2025年07月11日
  • 六色の蛹

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    ネタバレ

    魞沢泉シリーズ第三弾。
    魞沢はへぼ(クロスズメバチ)獲りを学びに行った山中で、銃撃事件に遭遇する。状況からは獲物と間違えて撃たれたと思われるが…『白が揺れた』
    花屋の店主は一年前に来店した少女と季節外れのポインセチアを入荷する約束をして…『赤の追憶』
    工事現場で土器の破片と白骨が発見された。近くの埋蔵文化財センターでは過去に捏造事件があり…『黒いレプリカ』
    魞沢は偶然知り合った男性に、音楽家である父が遺した楽譜の話を聞く。発見した隣人によると一枚失われたと言うが…『青い音』
    へぼ獲りの名人が亡くなった。名人が棺に入れて欲しいと言い遺した一体の木製の仏像に秘められた秘密とは…『黄色い山』
    魞沢は

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    2025年06月24日