犬村小六のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ前巻の頃から薄々感じていたのですが、カルエルの言動にはやや幼さが目立ち、どうにも引っかかるものがありました。
やはり、どれほど親しい間柄であっても礼儀は必要で、「ごめんなさい」と素直に言えない姿勢には、読む側としても少し距離を感じてしまいます。
そのせいか、物語の前半はなかなか気持ちが乗らず、中盤まで読むのに時間がかかってしまいました。
しかし、クレアが要人として退避する展開以降、学生たちも否応なく「空の一族」との戦いに巻き込まれ、物語が大きく動き出します。そこからは私も自然と作品世界に引き込まれていきました。
中でも、ミッチャンとチハルのコンビは本当に健気で、胸を打たれました。最期に見せ -
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購入済み
予想を裏切られた
挿絵が可愛らしいので、ライトノベルにありがちな「主人公側の味方キャラはほぼ死なずに物語が進んでいく甘っちょろい戦記もの」だと思っていました。
しかしいざ読んでみたら、なかなか容赦ない展開で予想より面白かったです。1巻はあくまで物語が本格的に始まる長めのプロローグのような話だったので、本格的な戦記もの要素は2巻からですかね。 -
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Posted by ブクログ
期待の方が大きかっただけに、少しばかり残念なところが目立つ。
3巻後半、4巻におよぶ壮大なクライマックスを演じることができた彼らの、その後。
無理に物語を終わらせようとする考えが見え隠れして、駆け足感が否めない。
さらに、物語を盛り上げる一端となった某人物らとの邂逅。
これまた素っ気無く描かれているため、既読の方は物足りなさを感じるだろう。
が、一冊丸々とは言わないが力いっぱい完結へと向かい、きちんと描き切った作者の意思。言葉の端々にライトノベル感が漂うが、だからこそ真っ直ぐな言葉が届きやすくなっている。
ライトノベルとしては、一級品である。
作者のこれからに期待したい。
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