最果ての空を目指す大遠征、そこで展開される飛空士の戦いと恋の行方を紡ぐ物語です。
2011年に映画化された第1作『とある飛空士への追憶』と同じ世界観ながら、場所も立場も全く違うキャラたちが本作の主役!未知を探求する空の旅路、これだけでも非常に胸高鳴りますが、さまざまな人間模様もまた見どころです。
国を追われた元皇子の主人公は復讐を胸に旅立つも、仲間との交流や好きな女の子への恋心を通じて成長し、やがては誇り高き飛空士へ……。
5巻完結で物語の緩急が上手く構成されているところもいいですね。和やかな日常が一変して残酷な現実に突き落とされる場面など、対比がとても印象に残ります。
今年からアニメも始まり、空戦シーンがどう表現されるのか非常に気になる……!
原作ではキャラの心情や詳細な設定も書き込まれていますので、アニメで映像ならではの演出を楽しみつつ、原作で世界観をより深く味わうのが一番!
激動の時代を翔け抜ける飛空士の物語、どうぞご覧くださいませ!
感情タグBEST3
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空翔るロミオとジュリエット!
この巻はとても面白いです。
イスラで生活したくなること請け合い。
聖泉到着までが描かれています。
キラキラした日常とこれからおこりうる不穏な空気が如実に描写されていて、オススメ!
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恋ですね。初々しいですね。微笑ましいですね。哀しいですね。残酷ですね。そう……、残酷です。相容れない、交わることのできない二人。近くにいる人、いつも近くにいた人、いつも想ってくれる人、大切な人。
純粋な彼らがいつまでも純粋でいられるように。そう願ってやまないです。
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この巻だったかな?アリーと一緒に寝る(変な意味じゃないぞ)シーンの描写があって、そこが秀逸。義理のだけど兄妹愛が溢れている。すぐ後でクラスメイトに茶化されるのも面白い。
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なんとなく予想したとおりではあったんだけど……これは今後どうなってしまうんだー!?((((;゚Д゚)))
まだ一人名前しか出てきてないクラスの子のこととか、最後に出てきた国の名前とか。
追憶とも関わってきそうだし気になってしょうがない。
まだあんまり飛行機が出てきてないことも気になってゲフゲフ。
アリーメン食べたい……。
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よくある学園ものになりかねない作品かとおもいきやそうはさせないあたりがこの作者の底力か。
ただ前作程のインパクトは無くなってしまった感があるかな
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イスラに移住して飛空士になるための学校に入学したカルエルは、クレア・クルスという少女に出会います。自分と同じように過去に傷を持つと思われるクレアに、カルエルはしだいに心を引かれていきます。しかし、クレアの正体は、カルエルが復讐を誓ったニナ・ヴィエントでした。
貧しい家に生まれ、徴税人に身柄を売られそうになったクレアは、風を巻き起こして徴税人を追い返し、やがて「風の革命」の旗印に祭り上げられることになります。しかしその後、風を操る力を失った彼女は、飛空士の道を目指して、身分を偽ってイスラに移住することを決意したのでした。
アリエルの作る「アリーメン」が大人気となり、飛空士見習いたちは楽しいときを過ごしますが、そんな彼らの前に、「空の一族」と呼ばれる敵が現われることになります。
あいかわらずアリエルのキャラクターに多少苛立ってしまったこともありましたが、おおむね楽しんで読めました。
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今回は、飛空士学校のみんなとの日々みたいなのがメインで描かれていてほのぼのな感じでした。
主人公のカルエルは、ヘタレすぎると思うのですが、それでも強気にふるまってクレアにいいところをみせようとしている姿は可愛いと思いました。
物語の最後から、次巻になったときに、生徒たちがみんなどうなってしまうのかはとても気になります。
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いきなり普通の学園モノラノベみたいだったから完全に不意を突かれた感じ。まぁ、これでもありっちゃあり。
ただ、この叶わない感半端ない恋がどこへ向かうのか・・・全てはそこだよね。
最後に追憶ファンなら「おおっ!」っとなってしまう展開が。前回が背景等の説明、今回はほほえましい日常とかなり丁寧、逆に言えばのんびりとした展開で毎巻起承転結を求めるような人には既に我慢の限界かも・・・
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飛行学校のクラスメートや先生の設定含め、あるある的な型にはまった学園物的な巻ですが、まあ逆に王道として楽しめるとも言えます。
アリエルの料理とカルエルのヘタレっぷりが特に目立った。
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2巻はイスラでの生活が描かれてる。二人の距離が縮まりつつお互いの存在にも近づきつつある、そんな感じ。
悪くは無いがどうしても追憶と比べてしまうから評価が辛くなる。
恋歌はてっきり追憶と世界観だけ共通してるのかと思ったけど違うのか?
Posted by ブクログ
名作『とある飛空士への追憶』の作者が同じ世界を舞台に描く別の話。
しかも、革命された方とした方の男女がそうとは知らず惹かれ合うという、今時珍しい真っ向勝負な設定の本作。
設定的に、当然真実がわかる時、二人の混乱、驚愕、葛藤、悲しみ、そして、決断が描かれるはずで、作者がその場面をどう描くかすごく期待している。
とは言え、この巻では二人の関係が一気に深まっていく過程を穏やかで賑やかな学園生活と共に描いている。
シリーズの「承」の部分だ。
前巻とは異なり、非常にコミカルな雰囲気で、まさに学園ラブコメ。
学生や教師たちがいい味出している(笑)
そんな中、紡がれる二人の絆。
海上二人漂流とかお約束だよな。
でも、そのことが、今後の二人の行く末に希望をもたらしてくれればいいと心から思ってしまう。
お話は次巻に向けて暗転の様相が漂っている。
だから、次を読むのが少し怖かったりもする。
でもこれは、続きを読まずにはいられない話だ。
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あれれ、普通のラノべになっちゃってるぞ。
このシリーズはこのシリーズで面白いけど、「追憶」で喰らったキラメキみたいなものが消えたような…。
最後のアレで追憶と連結するのかな。
Posted by ブクログ
学園生活がメインの話。
設定としては浮島で宛のない旅のハズなのだが…その中での生活は妙に軽い印象を受ける。
特に学校生活ではそれらしい湿っぽい部分は皆無。出立してしまった以上後には引けないので半ば達観してるだけなのかもしれないが;;
そんな中で惹かれ始めるカルエルとクレア。お互いの過去は知らないのだが、クレアは気づきつつある状態。クレアのもう一つの顔である「ニナ・ヴェント」の真実をカルエルが知ったときはどうなるか。
いくらニナ・ヴェントを憎んでるとはいえ、ヘタレでもあるカルエルが直接的にクレアと衝突しそうもないし…先が楽しみです。
そして最後は急展開な引きなので次巻がどうなることやら。
Posted by ブクログ
当分学園物みたいなことを言ってたんでこんな感じだろうとは思ってましたがラーメンラーメンってw遊びすぎというかちょっとイメージぶち壊しな感じですねwまぁ次の巻で繋がってきそうなんで期待ですね。