最果ての空を目指す大遠征、そこで展開される飛空士の戦いと恋の行方を紡ぐ物語です。
2011年に映画化された第1作『とある飛空士への追憶』と同じ世界観ながら、場所も立場も全く違うキャラたちが本作の主役!未知を探求する空の旅路、これだけでも非常に胸高鳴りますが、さまざまな人間模様もまた見どころです。
国を追われた元皇子の主人公は復讐を胸に旅立つも、仲間との交流や好きな女の子への恋心を通じて成長し、やがては誇り高き飛空士へ……。
5巻完結で物語の緩急が上手く構成されているところもいいですね。和やかな日常が一変して残酷な現実に突き落とされる場面など、対比がとても印象に残ります。
今年からアニメも始まり、空戦シーンがどう表現されるのか非常に気になる……!
原作ではキャラの心情や詳細な設定も書き込まれていますので、アニメで映像ならではの演出を楽しみつつ、原作で世界観をより深く味わうのが一番!
激動の時代を翔け抜ける飛空士の物語、どうぞご覧くださいませ!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ 2013年06月25日
ただ、イスラを守るために、ミツオとチハルの蝕接機が弾丸の降り注ぐ中を飛び、照明弾を打つ。戦争における若者の健気さはすごく切なくなる。もう、いいよ、やめてくれ、と。
Posted by ブクログ 2013年01月01日
前半ののんびりムードとは一変した、後半の戦闘シーンに鳥肌が立った。そして、消えて行く命にも。主人公が軍人を目指している以上、それは避けて通れない題材ではあるのだろうけど、何かもう……涙ぐんでしまうよ……。
あの手紙の署名の人は、追憶のヒロインでいいのかしら?
Posted by ブクログ 2011年08月04日
鳥肌。
その一言
後半はもうずっと寒かった。どうして読書しながらこんなに震えるんだろうと思うくらい
追憶と比べてなんか…と思ってやめた人も
ここまでは頑張って読んで欲しい
ウッ 思い出してもジンとくる…
強く強く、思うのはただ一つ
「大切な妹なんだ」
Posted by ブクログ 2011年05月17日
遂に戦端が開かれ、これまでの楽しかった飛行学校生活は一変する。
未熟な学生パイロット達は未熟な技量ゆえに空に散っていく…
なんだこの急展開!危機的状況下にあって「生きて帰る」を合言葉に、友と恋人達は励まし合い、身を盾にして大切な人を守ろうとします。
しかし、迫りくるその瞬間、、、、、もう、涙腺崩壊し...続きを読むっぱなしです。
Posted by ブクログ 2011年02月07日
ここから本編と言っても過言ではないくらいだった。
空の一族との戦闘が始まり、前巻と打って変わって死と隣り合わせの世界。
聖泉を越え、追憶との繋がりも見え始め俄然面白くなってきた。
なのにチートキャラが一人いるのはどうかと思ったが。
Posted by ブクログ 2010年07月12日
正直、恋歌は追憶の人気にあやかった蛇足シリーズだと思ってました。
が、この巻を読んで得心。1,2巻はこのための壮大な前フリだったんや!!!
散りまくり、燃えまくります。
Posted by ブクログ 2010年05月04日
完全にツボでした。星10つけたい。
中盤から死亡フラグ立てまくりだったみっちゃんの壮絶すぎる最期で泣きました。
ラストでアリー株急上昇。アリーは俺の嫁!
追憶との絡みもあり、ファンとしては大満足でした。
続刊に期待です!!
Posted by ブクログ 2009年12月23日
ごめんなさい。追憶に比べると、恋歌は萌えに走った「ライト」ノベルでいまいち、とか思っててごめんなさい!!
3巻まできていよいよ本領発揮。2巻までの話も、いわばひぐらしの前半と同じ、必要な溜めと理解しました。その落差が際立つ、三章 散華は白眉です。もう、もう、もうっ!!!!
そしてラスト。追憶と同...続きを読むじ世界でも時代は全然違うと思ってたが、なんと同時代らしいと!?4巻早く出て~~~
Posted by ブクログ 2009年12月18日
海の果て―聖泉の向こう側を目指して旅を続けてきた空飛ぶ島「イスラ」。
そんなイスラの上で、見習い飛空士たちは今日も過酷な訓練に耐えていた。
見習い飛空士の一人、カルエルはいつものように義妹と兄妹喧嘩をしながら、
そして、その義妹、アリエルも義弟のカルエルとしょっちゅう喧嘩して、
いつものように、ク...続きを読むラスメイトが仲裁に入る。
そんな楽しい日々が続いていた。
もちろん、クレアも一緒に。
そう、この楽しい日常は続くはずだった。
ついに聖泉へとたどり着いたイスラ。
しかしそこで待ち構えていたのは無数の戦闘機。
”―生きていて欲しい
―どんなことがあっても。”
やっと恋歌シリーズ初の空戦。
キターって感じですね。
とある飛空士への追憶を読んだ人ならわかるでしょう、
あの臨場感ある空戦。ロマン。
鳥肌が立ちまくりでした。
もちろん、いつものように
つい笑ってしまったりするところもあります。
シリアスとギャグのバランスが取れてる良い作品だと思います。
激動の第3巻! は嘘ではなかったです。
Posted by ブクログ 2016年01月17日
1・2巻の頃とはあまりに違いすぎる悲惨な状況。
空の一族による容赦無い攻撃により生徒たちは次々に落とされる。レオポルド・メルセの作戦が見事なまでに裏目に出た結果とはいえ読んでいて何度も辛い気持ちになってしまった。
学生の練習機では太刀打ち出来ない相手ゆえになぶり殺しにされ続ける描写には「作者には慈悲...続きを読むがないのか」と思わずには居られない
クライマックスに登場する「海猫」さんが居なかったからどうなっていたことか……
Posted by ブクログ 2014年09月09日
「空の一族」との戦いに、カルエルたちも索敵飛行をおこなうことになります。
しかし、敵の策略に乗せられてしまい、チハル・デ・ルシアを救うためにみずから犠牲となったミツオ・フクハラ、クレアをめぐってカルエルと争っていたファウスト・フィデル・メルセ、そして侍の魂を持つウォルフガング・バウマンが、命を落と...続きを読むすことに成ります。
カルエルは、アリエルのもとに帰還を果たすものの、学友を死なせてしまったことに傷つきます。
カルエルの性格がだんだん矯正されてきたおかげで、ずいぶん読みやすくなりました。ストーリーの行方もたいへん気になる展開です。
Posted by ブクログ 2014年05月05日
聖泉に到達し沸くイスラだが、平和な日々はここで終了。空賊との後手後手に回るきつい先頭が始まる。
ミツオ、ファウスト、ヴァン・ディール組、ウォルフガング、、、みんな死んでいく。
3巻、真ん中にしてクライマックス。
アニメのときは涙が止まらなかったよよよ。
今回は話を知っていたからちょっと涙がこぼれた...続きを読むくらいですみました。
Posted by ブクログ 2014年02月08日
俄然面白くなってきた!
ピンチになると都合よく実力以上の力を発揮する登場人物たちにはちょっと引いたりもしたけれど、それよりも感動が上回る!
それから海猫の彼はもしかして…
ようやくイグナシオが文中に登場してきて少しワクワクする。
Posted by ブクログ 2013年05月19日
空戦の様子の描写、そして戦っている飛空科の生徒達の気持ちが良く描かれているなと思いました。
2巻から3巻の途中までほのぼのなお話だったので、戦いが始まる予感が漂ってきてきてからこの先生徒たちが危ない目にあうのかと思うと悲しくて先を読むのをためらわれるくらいほのぼのパートで生徒たちを好きになっていまし...続きを読むた。キャラがそれぞれ個性的で可愛いんですよね。
なので、後半はもうウルウルが止まりませんでした。
生徒たちが戦うということがどういうことなのか、を認識した巻なのではないかと思います。
4巻がどうなることやら。。。
Posted by ブクログ 2012年08月25日
前半コメディ後半シリアス。本当に、ついさっきまでの平穏が、笑顔が、笑い声が、嘘みたいだ。これが戦いだ。分かっていた、分かっていなかった。
生きろ。
強くなれ。
Posted by ブクログ 2011年06月08日
前半のほのぼのとした平和な日常から後半は空戦へ。 空戦の描写は相変わらず素晴らしく、目の前に情景が見えるようでした。 続きを早く買わなくちゃ。
Posted by ブクログ 2010年12月04日
シリーズ第3弾。たぶんシリーズ前半のクライマックス。
巻の前半はこれまで通りの学園ラブコメ。
でも、ちょっとやり過ぎの感があって、作者的に無理してるんじゃないかなあと思ってしまう。
でも、後半、敵との遭遇からは作者の本領発揮。
空戦のドキドキする展開と、登場人物たちの切ない死の描写に、泣きそ...続きを読むうになった。
本気でアリエルが死んだと思ったよ。
そんな絶体絶命の場面でのアリエルに話しかけるカルの言葉に胸が詰まった。
そして、舞い踊る“海猫”の飛空機。
圧倒的な技量で敵を仕留める様。
もしや、と思った。この飛空士は……
最後の手紙の差し出し名に“ファナ”の名前。
ああ、ここで“追憶”に繋がるんだ。
あれはシャルルに違いない。
なんだか、胸がいっぱいになった。
お話的には、後半クレアがすっかり消えてしまう展開はどうなんだろう? とか、
あの寮長は作品世界と違和感ありすぎとか、
指摘したいところもいろいろあるけれど、
もう、いいや(笑)
次巻以降、もう一度ファナやシャルルに逢えることを楽しみに待っていたいと思う。
期待してます。
Posted by ブクログ 2010年11月25日
影の薄かった脇役が突如目立ち始める・・・まさか・・・そんな感想。
なんにせよ面白くなってきた3巻。手に汗握る展開は、前作「追憶」に嵌った人であればきっと気に入るのではないかと思う。
ただちょっと心配なのは、「追憶」との話の繋がり。「追憶」の良さの一つに、読者が自由に想像の翼を広げる余地を残し...続きを読むてくれている点が挙げられるかと思う。シャルルとファナはその後どのような人生を歩んだのかな、と。そこに、実はこうでしたー!なんて答えを持ってくるなんてことは・・・しないよな?
大いに話題になった「追憶」の続編ということで、単なる引き延ばしなんじゃないかという声も当然ある(そんなことは無いと思いたいが)。「恋歌」の世界観は大好きだし、4巻以降も凄く楽しみにしている。それだけに、「追憶」の蛇足には絶対になって欲しくないし、「追憶」の面白さに作者自らが肖るなんて真似もして欲しくない。
まぁ、これを書いている時点でまだ4巻までしか読んで無いので、ただの憶測でしかないのだけれど。
Posted by ブクログ 2010年08月31日
4巻が出てしまったので周回遅れで積読崩し。戦いを前にしたつかの間の日常と、絶望的な戦い。田中芳樹+ジブリ風の趣きが実に面白い。でも、寮長の存在が……どうしてこのシリーズは、シリアスの最中に、どうにもならないギャグを入れるんだろう?
Posted by ブクログ 2010年08月21日
我慢して三巻まで読め、と言われる理由が判った。
前半までは二流(決して三流では無いのがツラい)の学園ラブコメ。
死亡フラグが立った級友ペアが出撃するあたりからが、たぶんキモ。
正直なところ、この後半から読みたかった。
ただ、先生の過去と活躍はともかく、寮長は異質な気がした。
最後にくる感動は、...続きを読むこのシリーズ独自の感動ではなく、「追憶」に依存したものなので置いておくとして、ここまで読んで良かった。
今後に期待。超期待。
Posted by ブクログ 2010年07月10日
どこかロミジュリテイストだった1,2巻から、敵となる「空の一族」が登場し戦闘が始まるとがらりと雰囲気は様変わり。
「脇役が色気を出すと死ぬ」という死亡フラグがあるが、その通り1,2巻では全くスポットの当たらなかった脇役に色恋関連のスポットがあたり、その結末は….。
読んでる途中からあからさまな死亡...続きを読むフラグなので、案外最後はなんとか切り抜けるのかも?と思いきや、無情にも施行されるフラグ。
そのキャラだけでなく、それなりに名前の出てたキャラもばたばたと…強敵が出現して厳しい戦いなのは分かるが、これは死にすぎだろう;;
1,2巻からの雰囲気からあまりの急展開に、いろんな意味で次の巻から目が離せません。
Posted by ブクログ 2010年01月25日
序盤の牧歌的な雰囲気から一転、後半は空族とのシリアスかつハードな戦いが繰り広げられる本巻。
中盤ここまで死亡フラグ振りまくかぁ・・・という感じでしたが、まさかあの人まで・・・と思って気が気でなかった。
そして海猫、神聖レヴァーム皇国・・・といったらあの人、だよね!?
「~追憶」とクロスオーバーするで...続きを読むあろう次巻が楽しみです。
Posted by ブクログ 2010年01月29日
みっちゃああああああああああん!
女子メンツが無事な感じがエロゲ的ですてき。
寮長とバンデラス先生が漫画チックですてき。
でもやっぱみっちゃんだと思うんだ。
触接シーンとかはかっこよかった。
ところで追憶のことはほとんど覚えてないんだけど
ファナって名前と海猫って単語がぼにゃーり。
もしか...続きを読むして、時代は追憶の数年~あととかそのくらい?
Posted by ブクログ 2022年08月28日
非常に惜しい。
シリアスな所だけ描いていると文句の付けようがないのに。
前巻までのツケなのか、前半はグダグダ。対照的に後半は秀逸な出来映え。
とある人物がもうちょいまともだったら後半だけで星四つなのに。
ラストからは絶対に読まないこと。
Posted by ブクログ 2014年10月31日
ついに戦闘開始。
カルエルが成長せざるをえなくなる。
ミツオの描写シーンが突然増えたことで死亡フラグ立ったなと勘付いてはいたけど、実際本当にそうなってしまうとうるうるしてしまった。
みんな男気溢れてて懸命に守りたいものを守ろうとする。涙なしには読めない(´pωq`)
最後は異国の人からの手紙で終わる...続きを読む。
かっこいい海猫さん、正体は?
続きを早く読もう。
Posted by ブクログ 2014年06月26日
前巻を読んだ段階で「空戦を期待できない」と感じたのは、ここ迄2冊も費やしていながら主人公に他者を出し抜く努力の描写も無ければ、才能の示唆も死地に強いという伏線も無かった為です。
なのにシビアな戦争で勝ち抜けるようなら、それはご都合主義の賜物でしかないと。
そして実際にそれが起きた様です。
空戦の描写...続きを読むは流石の一言でしたが、それだけに主人公が参戦した結末が「覚醒したから」的安易さで片付けられてしまったのが非常に残念でした。
只同時に、これが山岡荘八ばりに連綿と続く大河小説だというなら期待できる気も。
ここから本気出す?
Posted by ブクログ 2010年01月29日
ついついいろいろ先の展開を読んでしまう異世界飛行島小説3冊目。
空族は狂信者系ということになるよなあ。
何の得にもならない襲撃をやるといって、ワンピースほど荒唐無稽な世界にはなってない感じだし、
正直空族の方々の日常生活が心配です。
個人的に一番盛り上がったのは、使命を果たすために精一杯をやるミ...続きを読むツオ君達だったので、怒濤の展開にするよりも、一旦学校中で浸るとかして欲しかったなあ、とかも思いました。